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2011年春 就労意欲がありながら重度な障害がある理由で、一般企業などになかなか雇って貰い難いパソコン好きな障害者が集まり、「福祉
サービス」を当事者の視点に立ち、自分達で提供し「自らスタッフになって、給料所得で社会的にも経済的にも自立した生活はできれば・・・」と思
い、オープンさせたのが「地域活動支援センターパソコン工房チャレンジ」です。
地元のあまよう特別支援学校を卒業して、当工房に入所されたAyaさんから「私、イラスト描くことが好きだから、自分が描いたイラストでポストカードやカレンダーとかの商品を作って、お小遣いぐらい自分で稼ぎたいなぁ」と相談を受けたことがチャレンジ工房美術館のはじまりでした。
スタッフの私自身も大学卒業後の就職活動でリクルートスーツも着て行っても重い障害があることで、何十社も面接さえもして貰えずに、門前払いをされるなどの苦い経験をしてきたので、彼女の「働きたい」「自分で稼ぎたい」という願いを一緒に叶えたく、3年あまり、彼女と試行錯誤を繰り返し、チャレンジ美術館の主力商品の彼女の思い詰まった「チャレンジ美術館カレンダー」、おもてなしの和の心をイメージした「花言葉カレンダー」を商品化することができました。
それ以後、彼女と一緒にイラストレーターの技術を磨き、年数を追うごとにデザイン性があるカレンダーを制作することができるようなり、今では企業や行政機関からイラスト制作についてのお問い合わせを頂くまでになりました。
・当美術館のアート作品の数々の著作権は、すべて当美術館及び作者のイラストレーターにあります。お気に入りのイラスト作品がありましたら「いいねボタン」をクリックして頂けると幸いです。
・当美術館で掲載しているアートのすべては、身体・精神に障害を持った者がパソコンで「イラストレーター」というグラフィックソフトを用じて、白紙から手間暇をかけて制作したものです。無断でのイラストのコピーや使用は、ご遠慮願います。
・当美術館で掲載しているイラストを使ったカレンダー・ポストカード・レターセットやマスク、エコバッグなどの小物をオンラインの売店にて販売しています。 ご利用ください。
あまよう特別支援学校高等部卒業後、当工房に入所される。
WordやExceの基本的な操作方法を研修された後、イラストレーターの研修をはじめられる。
現在、当美術館の人気商品「チャレンジ工房美術館カレンダー」の制作担当をされている。
・イラストレータ Takafumiさん
・イラストレータ Keiko(チャレンジ工房美術館管理人)