日記(2017年)

2017. 12.31
    「飛躍」の年だった。私自身も努力したが、むしろ仲間(学生も含む)に恵まれ、仲間に助けられたからこそ、前進できた。そろそろ人生の後半戦に入る。そのための「投資」の年だったとも言える。やりきった。こんなに気持ちのよい年の瀬は珍しい。今はのんびり好きな本でも読んで、疲れを癒したい
2017. 12.28 恩師を囲む恒例の忘年会@大阪日本橋・黒門市場の辺
    学長にまでなった先生なので、政敵も多く、その余波が私に及んでまったく洒落にならぬわけだが、「士爲知己者死 … 今智伯知我」(『史記』)。この気持ちは生涯、少しも鈍るまい。文句のあるヤツは、私がお相手する。脅されようが、一歩も退くまい。師風を映すところの乏しい不肖の弟子にも、それぐらいの覚悟はある。狩猟や山歩きなど、今年のチャレンジも報告し、御追認を頂いた(笑)

2017. 12.25-27 体育会各部の次期幹部研修であるリーダズ・キャンプに同行
    総勢200名ほど。行き先は琵琶湖北岸の「奥琵琶湖 マキノ パークホテル」。プログラムの大半は、小集団に分かれてのミーティング。部の抱える問題、リーダーとしての責任や悩み、コンプライアンスなど、真面目に討議するなかで、これまで付き合いのなかった各部の幹部たちの心もつながったようだ。彼らの議論を聞きながら、私自身も深く考えた。忘れていたものを思い出させてくれる、良いキャンプだった

2017. 12.21 ゼミ2年生のクリパ
    パリピ化の急激な進行を阻止すべく、焼け石に水かもしれないが、冬休みの課題図書が新規登場(パーティー、一気に興ざめ)。勉強と遊びのバランスを取る! 来年は皆さんがゼミ全体を支える中核学年。6期生の独自の持ち味を発揮し、不祥事なく、存分に活躍してくれるのを、心から期待

2017. 12.19 ゼミ3年生のクリパ&忘年会
    皆、一年間で確かに成長したと感じる。来年はとりあえず就活が大事。ポジティブ思考を保ち、ネガティブ発言を控え、皆で励まし合って乗り切ろう。学生一人一人と話をする時間も確保したい

2017. 12.18 初の六甲全山縦走
    日の出とともにJR「塩屋」駅をスタートし、阪急「宝塚」駅まで。2017年を締めくくる14時間50分の単独行。六甲山頂は今年9回目。冬至に近い今、日照時間は10時間余りにすぎず、17:30頃に日は沈むので、終盤の4時間は漆黒の闇を歩いた。一年で最も日が短く、しかも月齢0日目の、一年で最も「暗い」日だ。体力には自信があるものの、予想外に、ほんまに、しんどかった。肉体にも精神にも、初めて経験することが色々あった。なんのこれしき、六甲全縦は日本アルプスへの序曲! 2018年は(北アルプス)槍をめざす

    JR「塩屋」6:30 → 鉄拐山 7:20 → 横尾山 8:15 → 神戸電鉄「鵯越」10:30 → 菊水山 11:40 → 鍋蓋山 12:50 → 市ヶ原 13:30 → 掬星台 15:00 → ガーデンテラス 17:00 → 六甲山最高峰 18:00 → 阪急「宝塚」21:20

2017. 12.17 妻が運営する音楽教室の発表会@関学会館・光の間
    手伝い要員の私は1才半の末娘とそこら辺を散歩。中3の長男はなんとアルバイトで司会をしていた

2017. 12.16 恒例の2年生ディベート大会。
    わがゼミから2チーム出場し、2年連続の2戦2敗。ムードは非常に良く、センスもガッツも悪くないが、なんせ行儀が悪い。良薬口に苦し。敗北が今後のための良い薬になればよい。夜は、先日引退した体操部監督の慰労会に出席

2017. 12.14 公認会計士試験
    3月に卒業したゼミOBのコウスケが合格報告のために研究室を訪ねてくれた。快挙だ。教員にとって学生の活躍ほど嬉しいことはない。ゲストとして後輩たちのゼミに出席してもらった。日々努力し、栄冠を勝ち取る。新月ここに、冴えたりわが士気

2017. 12.4 須磨綜合射撃場
    初めて愛銃を使用。銃砲店の店主もわざわざ来てくださり、その指導を受けながらクレー射撃。75発中30発命中。前回(9.7 参照)は「ただただ必死」だったが、今回はだいぶ余裕。事故さえ起こさねば、射撃はだんだん上達するだろう。だから安全第一、焦らず気長にやる。常に鍛錬を心がけ、取扱に習熟したい。帰宅後は、分解し、銃腔に付着した鉛やススをブラシで掃除し、油をさした。手入れも怠るまい

2017. 12.3 荒地山 549m の岩場コース
    六甲山頂は今年8回目。「仁者は山を楽しむ」(論語)。西おたふく山の偵察後、徒歩で帰宅。気力・体力に余裕があれば、山中で日が暮れても冷静を保ちうる。次回はいよいよ一年の締めくくりとして、六甲全山縦走(須磨→宝塚)を試みる

    阪急「芦屋川」駅 11:20 → 鷹尾山 → 岩梯子 → 荒地山 13:00 → 六甲山最高峰 14:45 → 西おたふく山 → 熊笹峠 → 奥池 16:40 → 観音山 17:15 → 神呪寺 17:50 → 関学 18:20

2017. 11.26 県の狩猟マイスター実習(わな猟)
    今回の猟場は地元・西宮市。西宮猟友会の皆さんがお世話して下さった。「くくりわな」のキットを、けっこう高価なのに、実習生全員に無料でくれた(兵庫県って素敵)。その作製・設置を独力でやるのが今日の課題。覚えることが非常に多く、必死。写真を撮ったりメモを取りながら、文字通りの「けもの道」を歩いた

2017. 11.25 阪急「曽根」の銃砲店
    弾の買い出し。初めてなのでとても緊張。散弾(左写真)100発とスラッグ弾(散弾ではない一発弾, 右写真)10発。前者は1発46円だが、後者はなんと1発380円!

2017. 11.19 Sun 経済学史学会のジャーナル編集委員会@お茶の水女子大。日帰り東京出張は辛い
2017. 11.18 県の狩猟マイスター実習(わな猟)@養父市関宮
    氷ノ山(1510m, 県最高峰)のすぐ東。小雨降るなか、わなにかかったシカを槍で突き、河原に運び、解体する。狩猟の基本スキルとはいえ、自分の手を血で汚して肉を食うのは初めての経験であり、獣の命と真剣に向き合った一日だった。シカ2頭の肉を皆で分配した。帰宅し、一部は「もみじ鍋」、一部は塩コショウで焼肉

2017. 11.11
    ・大根のジャングル。色々な方向に生えてしまっている。間引いて、食って、畑の秩序を取り戻す!
    ・学部のインゼミ大会。わがゼミからは大挙して、2年生が2チーム(ディベート)、3年生が3チーム(研究発表)、そして4年生が3チーム(ディベート)が出場

2017. 11.10 レミントンM1100(スキートB, 12番口径・26インチ銃身)
    加東市のNさんの銃砲店(9.9 参照)で銃をもらい、帰宅後、西宮署に銃を持参し検査を受けた。7ヶ月に及んだ一連の手続きは、これで全部終了。責任の重さを、ひしひしと感じる。怖いくらい…。私の銃で、絶対に事故を起こすまい。さて、実際に出猟する前に、須磨の射撃場で練習、とにかく練習。やっとスタート地点に立った、広い未知の世界。貪欲に学ぼう

2017. 11.6 銃所持許可証
    念願の所持許可が下り、今朝、西宮署で許可証を頂いた。7ヶ月かかった。筆記試験、実技試験、それから周辺調査。とてもハードルが高く、大変だった。あらためて気を引き締め、責任ある言動を心がける

2017. 11.5
    学祭期間(11/2〜11/5)のキャンパスは賑やかだが、私は問題が発生した場合に即応するべく、朝9時から夜7時まで研究室で待機。ゼミ生たちが強制的に有料でプレゼントしてくれた多くの露天チケットを持って、かなり高カロリーな昼食をとれば、あとは特に何もすることがない。おかげでアマチュア無線4級の勉強(山では無線が便利)は、あっさりメドがついた。さっそく受験料を振り込もう。さて、今日はゴールデン・ボンバーという集団がやって来るのだが、会場整理や「まさかの事態」に備え、私は一番前の席で待機するらしい。めったにない機会なので、少し興味もあるけれど、もし許されるならば、むしろ早く帰宅したい

2017. 11.4 猟友会の支部総会
    初めて参加し、帽子・ベスト等を頂いた。出席者は45名ほど。全員男。平均年齢はかなり高い。アット・ホームな雰囲気で、会長が親切で、おかげで不安も和らいだ。まもなく猟期(11月15日〜2月15日)

2017. 10.31
    昨夜は 21:00 まで研究室でディベート準備に励んだゼミ4年生たち。今朝も 9:00 から頑張っていた。うちのゼミは近年、急激にパリピ化が進んだとはいえ、やる時は真面目にやるのだ!

2017. 10.28
    ・日本経済思想史学会の西日本例会@関学・梅田キャンパス。
    ・大阪府森林組合に注文していた狩猟用のスパイク付き長靴「マイティーブーツ」が届いた。林業などの山仕事の世界ではかなり有名な品らしく、複数のベテランに薦められた。結構高価だが、足まわりは特に重要なので奮発購入。これほど本格的な金属スパイクは初めて見た。山を縦横に駆け回れそう

2017. 10.26 ゼミ2年生のハロウィン・パーティー。私もコスプレに初挑戦(写真10枚
2017. 10.22 県の「狩猟マイスター育成スクール」スタート
    初回は加東市の滝野へ。早く一人前のハンターになりたい。その帰り、台風のためJRが「神戸」で止まってしまい、阪急「神戸三宮」まで嵐のなか30分歩いた。だが頼みの阪急も(阪神も)運休。もはやこれまで。駅舎泊を覚悟し、寝場所を見つけて休んでいたら、2時間後の20:30に阪急が動いた。みんな大喜び。電車は超満員。だがこれはワナだった。電車は「御影」近くで急停車。線路脇の木が風で傾いているらしい。しばらくしてドンという衝撃、一瞬停電。そして「木が列車に倒れてきた」旨のアナウンス。それから満員の車内で2時間、立ちっぱなし。窓の外では大勢の作業員の懐中電灯が光っている。とうとう「倒木の撤去を断念し、お客様を順次、避難誘導するために準備中」というアナウンスが繰り返された。この嵐のなかを? 乗客の苦笑い、ため息、悲鳴、罵声。ところが一転、「電車で御影まで戻ります」のアナウンス。車両はバックし、御影に到着(22:30頃)。ホッとしたのも束の間。駅が狭いため、雨風をしのぐ場所を確保するだけでも大変。私は昨日のカッパを着ていたので、御影駅を飛び出し、嵐をついて家まで2時間歩いた。深夜0:30に帰宅。風呂に入り、すぐ寝た。2時間なんて「お散歩」レベル。カッパさえあれば楽勝だが、風で飛んでくる大小の物体だけはさすがに恐かった。後知恵ながら、今回のケースでは、三宮駅で翌朝まで悠々と寝ているのが一番だった
2017. 10.21
    ・中1の長女、剣道の区大会で3位に入り、市大会に進んだ。おめでとう!
    ・山では、雨具は防寒具も兼ねる大事な基本装備。こないだ購入したレインウェア、ミズノの「ブルグテック EX」の着心地を試すべく、あえて台風の近づく甲山へ。そして、いくら透湿素材の高級カッパでも、激しく運動すれば蒸し風呂になり、バテて活動力が半減することを知った。「色々面倒なので、雨天の入山は避けよ」という当たり前の結論に至った。人生とは、こうした真剣な愚行の積み重ね

2017. 10.15
    ・家の Wifi ルーターを久々に買い替えたものの、設定がうまくいかず困っていたら、長男がしてくれた。嬉しい敗北感。
    ・ベルト(金属)の長すぎる腕時計。ネットで調べて自分で調整した。工具さえあれば案外簡単!
2017. 10.12-13 立教・池袋キャンパス
    ・10大学(関関同立+早慶+明治・立教・中央・法政)の学生関係懇談会で出張。私は学生部の仕事が最も性に合っているかな。
    ・東海道新幹線で富士川を渡るとき、好天なら富士山が見える。20年前、友人と富士に登った。霧の向こうに当時の2人が見える

2017. 10.9 須磨の妙法寺駅から西宮の関学まで
    13時間10分、単独行。体力を過信し、序盤に「那須与宗高公墓所」や高雄山に寄り道したため、中盤以降のペースが落ち、六甲山最高峰の辺りで日没。山奥で「夜」を迎えるとは、しくじった! ヘッドライトをかぶり、真っ暗な山道を2時間半歩いた。道に迷い、泣きたくなった。観音山の頂上に達し、眼下に西宮の夜景が広がったときは、心底安堵。夜景ってこんなに温かく優しい光だったっけ? なんとか無事下山し、関学の近くの自宅に到着。今日は反省点が多い。計画ミスだから自業自得

    「妙法寺」駅7:30 → 那須与一の墓8:20 → 高取山9:00 → 「ひよどり越え」駅9:45 → 菊水山10:40 → 鍋ぶた山11:35 → 高雄山12:40 → 掬星台14:50 → 六甲山最高峰17:50 → 熊笹峠・奥池 → 観音山19:20 → 北山貯水池20:00 → 関学20:40

2017. 10.5 恒例の甲山ピクニック
    秋から始動したゼミ6期生(2年生)。さわやかな秋空。ところが神呪寺からの登山道は崖崩れで通行不可。登頂を断念し、別コースを歩いた。山は逃げやしない、また今度リベンジすればよい。こないだ上級生(5期生)が購入したブルーシート、昼食時にとても役立った。今後はゼミの必需品になりそう

2017. 10.3
    ・国の補助金(科研費)の申請書類作成がとても面倒だが、これさえ済ませば、年内はルーチンの仕事のみ。
    ・兵庫県「狩猟マイスター育成スクール」の4期生に採用された。新しい世界に頭から飛び込む
2017. 9.24
    JR「元町」から、六甲山中を歩き、阪急「宝塚」まで、9時間半の単独行。これで六甲全山縦走の全行程の2/3ほど。今日の目的は、全行程踏破にむけて、道を覚え、体を慣らすこと。快も苦も多くを経験した

    「元町」駅 8:00 → 再度山(ふたたびさん)大龍寺 9:00→ 鍋ぶた山 9:20 → 再度山山頂 10:00 → 市ヶ原 10:25 → 摩耶山(まやさん)掬星台(きくせいだい) 11:50 → 穂高湖 12:30 → 神戸ゴルフ倶楽部 13:40 → 六甲山最高峰 14:45 →「宝塚」駅 17:25

2017. 9.23
    1歳半のスズの初めての動物園。かなり興奮していた(笑)。お供してくれた姉のナナは相変わらず絶好調

2017. 9.18
    大根の種子が台風の雨を吸い、次々に発芽。あとは、30センチ間隔になるように間引き、肥料をやればよい。夕方、猟友会の西宮支部長のご自宅にお邪魔し、入会の手続きをした。とても良い人で、1時間以上も色々と教えてくれた。値千金のアドバイス。猟の見学にも誘って下さった。ベテランに指導してもらえるなんて、本当に願ってもないこと、幸運なことだ。狩猟を通じて、これからも多くの人と出会うだろう。庭の大根畑を見ると、秋をしみじみ感じる。いよいよ水曜から大学が始業

2017. 9.16
    狩猟免許は4種類ある。すでに「第一種銃猟」免許は持っているが、今日はさらに「わな猟」も取得。今日から私も「わな師」だ。 試験の空き時間があんまり暇なので、雨の中、会場を抜け出して散策。諏訪神社から登って、ビーナスブリッジの辺りで神戸の港を展望しながら弁当を広げた。晴れていたら最高だろうな

2017. 9.15
    ナナに野生のイノシシを見せてやるために、夕食後、森林公園を通って甲山ナイトハイク。遭遇時の対処法は娘に教えてある。だが往復2時間で3回も遭遇するとは、この辺のイノシシ密度は高い! 真っ暗な山道でいきなりガサガサ音がすると、大人でも慌てるが、さすがに3回目は娘も冷静に状況を判断し、余裕をもって行動していた。いい肝試し&自然学習になった

2017. 9.11-12 ゼミ夏合宿
    総勢19名、貸切バスで和歌山県の白浜へ。酒量絶倫ながらも、無事に終えることができた。企画・準備してくれた学生たちに感謝

2017. 9.9
    不思議な出会い。須磨の射撃場で偶然知り合ったNさんが経営する銃砲店を訪ねた。そこには、とても良い感じの中古銃(レミントンM1100)が。はるばる加東市まで来た甲斐あり。即決! 「譲渡等承諾書」を頂いた。さっそく来週、西宮署に所持許可申請をする
2017. 9.7 クレー射撃の教習と試験@須磨綜合射撃場
    実際に銃を撃つのは初めて。非常に緊張した一日だった。空中に放たれるクレー(直径11センチの素焼き皿)を撃つ。1ゲーム25枚。計4ゲームやった。4ゲーム目は試験で、3枚当たれば合格。「/」が命中のマークだが、試験本番で(最も容易とされる)初めの4発をすべて外したときは、さすがに焦った。深呼吸して「冷静に、冷静に」と自分に言い聞かせ、直後に合格ラインを一気にクリア。よかった。ほんまよかった。とにかく無我夢中。帰宅後、一日の疲れがドバッと出た。両腕の筋肉がひどく痛み、右肩にはすごいアザ。重い銃を3時間も構えて、100発も撃てば、当然か。さて、明日は「教習修了証」を持って、再び西宮署へ

2017. 9.4-5 広島修道大で研究会
    翌日は欧米の研究者と共に平和記念資料館や厳島神社へ

2017. 9.3
    阪急「宝塚」から、六甲山最高峰を経て、阪急「芦屋川」まで歩いた。目的は「六甲全山縦走(須磨〜宝塚)」のルートの下調べ。この縦走は、水平距離が50km、登りの垂直距離合計が3000m。健脚で13時間かかるらしい。やってやるぞ

2017. 8.28 ハンターになる
    今夏のプライベート面の最大の課題だ。幸い周囲の理解・助力も得て、順調に駒を進めている。今日は狩猟免許(第一種銃猟)を無事取得。初心忘るべからず。絶対に事故を起こしてはならぬ。明日は西宮署へ。これで何度目か分からぬほど、すでに何度も行っている。警察(公安)関係の手続き、あとは時間の問題
2017. 8.17-18 淡路島 家族旅行
    阿万(あま)の砂浜、北淡の震災記念館、伊弉諾(いざなぎ)神社など。ホテルのプールで長男(中3・水泳部)と本気で父子対決したら、クロールでも平泳ぎでも負けた。部活では、関学の温水プールで毎日2q泳ぐから体格とスタミナはさすが。あとはメンタル面だな。末娘は人生初の海水浴。かなり気に入った様子

2017. 8.15
    ・宝塚の南西の山々を歩いた。阪急「宝塚」駅 → 塩尾寺 → 岩倉山 → 譲葉山 → 岩原山(宝塚市最高峰 573m)。そこから蓬莱峡をめざしたが、道に迷い断念
    ・『ピグー 財政学』訳敲の2回目。秋までに終えたい。最後までこだわり抜く
2017. 8.4 出版会の合宿(編集会議)@有馬
    有馬はこぢんまりした地味な温泉街。(城崎のカニのような)看板食材もない。だが日本書紀に何度も出てくるほどの由緒ある温泉。関学にとって有馬は山向こうの奥の院。やや遠回りだが、今回初めて「神戸電鉄」を利用。この辺では2番目に運賃が割高と言われる私鉄。山間部を走る車窓の眺めは良い

2017. 7.29‐8.3 ルーベン君(アメリカ・シアトルの高校生)
    わが家に短期ホームステイ中。一週間ほど、ホスト・ファミリーとして異文化交流に励む。たくさん刺激を得て、皆それぞれ、成長のきっかけを得られますように

2017. 7.28 模擬講義@東洋大姫路高校
    8年ぶりに姫路へ(2009.1.7 参照)。帰りはどしゃ降り。仕方なく、のんびり雨宿り。旅情あり

2017. 7.23
    小雨のぱらつく蒸し暑いなか、再び六甲山へ。六甲山は巨大な迷路。全体を知るには2年くらいかかりそう。毎回、発見や驚きがある。迷ったり、ヒヤッとするのも大事な勉強。自分を試すために7時間以上も歩き、さすがに身も心も疲れたが、浮世のうっぷんは「ピラー・ロック」に全部捨ててきたので、実に爽快

2017. 7.11 春学期最後のゼミ(3年生)
    体育館でスポーツ大会。バスケでは私自身が夢中になってしまい、写真撮るのを忘れた。大縄飛びも燃えた。夜はゼミ2〜3年生の縦コンのため、西宮北口へ(私は夜遅くまで大学で会議が3つあったので一次会は欠席し、二次会で合流)。本当に賑やかで忙しい一日だった。まもなく夏休み。今年は研究上の大仕事を抱えている。気持ちを切り替えねばならぬ

2017. 7.2 関学から六甲山頂を経て有馬温泉まで
    休憩含めて5時間歩いた。暑かったー。「関学〜六甲山頂」はマイナー・コースなので、人がおらず、聞こえるのは鳥の声や、草木の風にゆれる音ぐらいで、本当に気持ちがいい。真の哲学の道だ。「六甲山頂〜有馬」は超メジャーなので、人が多く、ワイワイ賑やか

2017. 6.24 龍谷の小峯ゼミと合同ゼミ@龍谷大・大宮キャンパス
    西本願寺に隣接し、国宝の「唐門」や多くの重要文化財に囲まれた閑静な場所(今回の会場の建物も重要文化財)。わがゼミの発表は以下の3つで、研究は硬派。夜の飲み会はいつも通り軟派

    1 ホーヴェルモーによる現代計量経済学の基礎の確立
    2 太宰春台『経済録』(1729)第5巻「食貨」の現代語訳完了とその解釈
    3 海保青陵『稽古談』(1813)について

2017. 6.22
    ・就活で忙しいゼミ4年生だが、卒業アルバムの写真撮影のため久々に結集。早く全員の進路が定まり、卒論のメドも立ちますように! 皆でパーッと飲みに行きたいね
    ・第40回の関関戦。総合戦績は17勝15敗4分(わが体操部も勝った)。9年連続で関学勢の勝利

2017. 6.16 奈良に出張講義
    ついでに周辺散策。@村田珠光の茶道発祥の地、A聖武天皇陵、B松永久秀の多聞城跡

2017. 6.9 岐阜城(稲葉山城)と山麓の織田信長居館跡
    ついに長年の夢が叶った。登り口にもよるんだろうけど、こんなに急峻な山城は初めて。山頂の天守閣から、南の濃尾平野や西の伊吹山(その山向こうの近江)を見つめながら、信長公は天下布武を夢見たのでしょう

2017. 6.4 学会@徳島
    眉山に登り、徳島城跡&博物館も見学。蜂須賀だらけだった。眉山には藩主だった蜂須賀家代々の墓所があり、博物館では「大蜂須賀展」が開かれていた。学会では大変喜ばしいことに、わがゼミの日本経済思想史担当コーチの南森氏(この春からは長崎大の教員)が、学会MVP賞をゲット! 昇り龍の勢い

2017. 5.23
    ・長女リリを連れて甲山へ。目的はイノシシの痕跡探し。青森で育ち、幼少から自然に慣れ親しんだ彼女は、山の険路を見ると「燃える」らしい。風貌もだんだん野人ぽくなってきた。
    ・ゼミ6期生の選考面接。上級生も審査に加わり、志願者61名から35名(男22女13)の採用を決定。大所帯だ。
    ・余計なものを、いろいろ持つほど、心は濁り、友は去る

2017. 5.15
    ・ナナのバイオリン発表会。ベートーベン、お見事。猛練習の甲斐あったね!
    ・ゼミ一次募集に61名の応募。とうとう学部ナンバーワン人気ゼミになったか? 優秀な学生を得て、研究を加速させる

2017. 5.8 ゼミ6期生の募集説明会
    今年は3回で計189人(45人+92人+52人)が来てくれた。昨年は計123人。ずっと右肩上がり。歴代ゼミ生たちの尽力のおかげ。多くの若者がうちのゼミに関心をもってくれて心底嬉しい。今年は30名を選抜予定。どんな活動をすれば学生は成長するのか、あらためて真剣に考えたい

2017. 5.5 近所の仁川渓谷
    子どもの日。娘2人を連れて行った。地すべり記念館の辺からスタート。適度な難所が多く、助け合う必要もあるし、けっこう頭も使うので、大好評。ボルダリング経験済みの女子たちは賑やかに、どんどん前進した。軍手あった方がいいね。ナナが川に落ちるのは毎度のこと

2017. 4.30
    関学正門から六甲山頂まで歩いて行った。単独行、3時間半。山や峠を越え、基本的には西へ向かうだけ。帰りはバスに乗るつもりだったが、気が変わり、南に進んで阪急「芦屋川」駅をめざした。そのエリアの地図を用意していなかったので、コンパスを頼りにとにかく南に行くと、2時間半後、突然、甲南女子大の裏山に出た。山靴が足に馴染み、6時間歩いても快調だった。地理は五感で覚えるもの

2017. 4.29
    ・梅田の大阪新阪急ホテルで開かれた関学体操部OBOG総会
    ・関学出版会の懇親会

2017. 4.23 六甲山登頂
    5期生ゼミ長(ワンゲル部)がガイドしてくれた。野郎3人パーティ−。季節も天気も良く、本当に爽快。10才くらい若返った気分。純粋な登山は7年ぶり

2017. 4.17
    ・昨夜、出張帰りに阪急電車で財布を落とした。20年以上愛用の財布だが、なんと西宮北口駅に届いていた! 今朝無事に、しかも中身も完全無欠で回収。神様の御加護を感じた。車の免許証などを失くすと本当に面倒。親切を受けたら親切を返さないとね。
    ・1才になった末娘。元気に育ってくれて感謝

2017. 4.16 上杉謙信の居城・春日山城の麓(上越教育大)で学会
    交通の便は悪い。隣駅の直江津に宿をとった。林泉寺には直江兼続の「愛」の前立てや、謙信の生前唯一の肖像画などの重要文化財が多い。城には連日2回登った。仕事の前からすでに汗だく。私にとってここは長年の憧れの地。海音寺潮五郎『天と地と』のイメージが鮮烈すぎて…

     

2017. 4.2
    ・昨日は長女リリの入学式。きっと楽しい中学生活が待ってるよ。
    ・今日はまず午前は登山靴を買いに梅田へ。それから午後は畑のセッティング。重労働だが、今年も娘たちがほぼやってくれた。小遣いを請求されるが、とても助かる。
    ・経済学部の「副学部長」は任期満了。今年度からは大学全体の「学生副部長」

2017. 3.27
    ・連日、『ピグー 財政学』の推敲に専念。頭が変になりそうだ。あと少しの辛抱。完璧に仕上げたい。
    ・体操部の追い出しコンパ。今年も文武両道の惚れ惚れするような野郎が卒業していった

2017. 3.18 ゼミ3期生の卒業式&祝賀会
    2年半、一緒に過ごした学生がいなくなるのは寂しいが、連絡しようと思えば、いつでもできるさ。卒業、本当におめでとう! どうか自信を持って各自の道を歩み出してください。皆さんの今後の活躍と健康を祈っています。最強の色紙とコーヒーメーカー、感激です

2017. 3.17 ピグー『財政学』訳文チェック1回目終了
    半年かかった。直ちに2回目に入り、今度は3ヶ月で終えたい
2017. 3.10
    ある先生の御退職を記念し、紀要論文「J.ティンバーゲン「景気循環の統計的研究の方法について: ケインズへの返答」(1940年)―邦訳と解題―」を執筆。とても勉強になる研究だった。さて、久々に直木賞作品(熊谷達也『邂逅の森』)でも読んで一休みしたら、さっそく『ピグー財政学』の訳文推敲を再開だ

2017. 2.26
    子どもたちが突如「ボルダリングをさせろ」と言い出したので、近くのジムに連れて行った。とても気に入った様子。でも明日は筋肉痛だろうな。ただ上に登るのではなく、色の印に従って登らねばならない(色によって難度が異なる)。精神的にも肉体的にも、最も幼いナナが最もタフなクライマーのようだ。私は横でゆっくり読書

2017. 2.22
    春休みの課題は次の2つだが、諸々の公務に妨げられ、なかなか捗らぬ。ギリギリだな…。論文は贈り物。誰かの役に立つこと、そのために研鑽を続けたい。@紀要論文(3月10日締切)、A『ピグー財政学』の訳文推敲
2017. 2.19
    ナナが収穫してくれた大根。葉は漬け物、根はサラダに。一本の大根にさえ、人を幸せにする力がある。人間の側の気持ち次第。リリは得意のケーキを作ってくれた。ロウソクの1457は、私の誕生日(45才)と結婚記念日(17周年)を同時に祝っているから。なにげない日常が一番大切。家族が元気で陽気なら、それで十分

2017. 1.18 針ネズミ
    家の中を走っている。中2の息子が買って来た生後1ヵ月の奇妙な生物だ。手で触ると痛いし、すでに怪我人も出ているので、捕まえるときは手袋がいる(おい、俺のお気に入りの手袋を使うな!)。部屋の隅にウ○チが落ちていたりもする。名は「針ネズミのモグ」

2017. 1.17 長女リリ、KM学院中学に合格
    長男コータローに続き、また家族に関学人が増えそう。残りの姫2人(6才と0才)も早く来い!

2017. 1.10 卒論締切日
    晴天。ゼミ4年生たち、学部事務室に卒論を提出し、直ちに皆で甲山の頂へ。学生生活の舞台・上ヶ原を一望する大事な恒例行事。良き思い出となりますように

2017. 1.9
    いつも陽気なナナと甲山森林公園を散策。道中の雑談。楽しいなあ。時間も気にせず。幸せな午後。本当に大事なもの、頑張って遠くに探しに行かずとも、すぐ目の前にある

2017. 1.2
    ・元旦は大阪の実家へ。「家族安康」。5年ぶりに近くの安居神社(真田幸村の戦死地)まで散歩。心を定めるにはこれが一番。翌日は西宮に戻り、さっそく大学で『ピグー財政学』の訳文推敲。これが今年のわが最優先課題。
    ・今年は畑を始めて十年の節目。新たな挑戦を計画している


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