日記(2018年)

2018. 12.31
    人生後半に入り、今年は文武のバランス回復元年、人間軌道の修正元年。なんだか凄い年だった。ちと、やり過ぎた!
2018. 12.30
    ・昨日は三田の猟隊に初参加。やっぱり三田は近くて便利! 夜はゼミ4期生の男子4名と忘年会。
    ・今日は養父市の猟隊に参加。養父の皆さんには本当に感心する。平均60後半と思われる陽気な仲良しグループだ。山を変えながら何度も巻き狩りをする。8時半頃に集合して文字通り「日暮れ」まで、無邪気な子どもが外で一日遊びほうけているが如し。相当なスタミナだ。いつか私もそんな老人になりたい。雪が深く、スタックし動けなくなった仲間の車を救い出すこと三度。いちいち驚きもせず、当たり前に協力して元気に力仕事。腰まで雪に埋もれる雪山の猟は初めて。自分の待ち場に着けば、雪を踏んで足場を固め、銃に弾を込め、無線を聞きながら小一時間ほど独り静かに獲物を待つ。夕暮れまで3ラウンド。充実した一日だった。最も過酷な猟だったが、私も成長したのか、集中力は切れなかった

2018. 12.26 恩師を囲む恒例の忘年会
    懐かしのわが青春の街、難波に行ったついでに買い物。第1は狩り用のユニクロ・ヒートテック・ニット帽。派手な赤は仲間の誤射を防ぐため。これで次から頭も寒くない。地味に強力なアイテムだ。第2はモンベルのピッケル。リーシュはテントロープで自作する

2018. 12.23 仙台で研究会
    翌朝、伊達政宗が埋葬される霊屋「瑞鳳殿」へ。帰りの飛行機が欠航したが、新幹線を乗り継ぎ、日付が変わる前に無事帰宅

2018. 12.21
    雪山靴とアイゼンを買った。装備を整え、取り扱いを学びつつ、次の冒険を思う

2018. 12.18 今年最後の2年生ゼミはクリパ
    秋のディベート戦績は2勝2敗。ムードはとても良い。ゼミ長などの幹部も決定。今後の活躍に期待

2018. 12.16
    ・狩猟マイスタースクール実習(巻き狩り@姫路市夢前)。私の所に鹿は出ず。今季は山でまだ一発も撃っていない。焦らず気長にやろう。猟果は鹿3頭。プロの肉屋が鹿をさばくのを見て、すごく勉強になった! これが今日一番の収穫
    ・リリ、剣道初段合格、最近好調! 本人の希望により、焼き鳥でお祝い

2018. 12.12 猟友にもらった鹿肉の燻製
    美味しくて、びっくり! 作るのは難しくないようなので、私も挑戦したい。生肉と違い、保存がきくし、味見してから自信をもって人にプレゼントできる。いわゆる6次(産業)化って、こういうことだな、納得!

2018. 12.9 巻き狩り@養父市八鹿町
    雪の降るなか、獲物を待つのは辛い。やっと鹿が出た待望の瞬間、安全装置の外し忘れで、引き金が動かず、痛恨のあるあるミス。しかも粘土質のぬるぬる急斜面を滑落、こんなに泥まみれになったのは一体何年ぶりだよ? 泥んこ自己ベスト更新だ。くっそー、たくさん失敗して痛い目にあってこそ、上達するのだ! 怪我しなかっただけ御の字。朝から夕方まで3ラウンドやって、猟果は雄鹿1頭。その解体も含めて今日は大いに学んだ。地元猟師の皆さんに心から感謝! しかし60過ぎても皆、すごいスタミナ

2018. 12.2 狩猟マイスタースクール実習(巻き狩り@豊岡市但東)
    今季最初の巻き狩り。早朝から張り切って出発。だが私の待ち場に獲物は出ず、退屈なので、ナイフで枯木を削ってブッシュクラフトの練習。テント用のペグぐらいなら簡単に作れた。結局、皆で鹿2頭ゲット。猟の後、銀杏を拾って家族の土産に

2018. 11.26 鵜(う)
    再び猟友と篠山で鳥撃ち。ついに初の獲物をゲット。毛をむしり、肉をさばくのは、うわさ通りの重労働。焼き鳥を作るまで全部一人でやった。思えば今日一日、すごい経験をしたもんだ

2018. 11.24-25 ゼミ5期生の卒業旅行@淡路島
    男女いずれも酒癖はめっぽう悪いが、口も悪い。とても仲の良い学年なので、すごく楽しい旅になった。映えた写真がたくさん撮れた。学生生活も残りわずか。全力で駆け抜けて下さい

2018. 11.23 県の狩猟マイスターの「動的射撃」実習
    久々に京北綜合射撃場へ。50m先の動く標的、しかも立射なので、非常に難しく、10発中5発は的紙に当たったものの、集中力が足りないのか、中黒部分には1発も入らず。だが楽しかった。マイスターの愉快な仲間とやれば、何をやっても楽しい

2018. 11.22 ゼミ5期生の卒業写真撮影
    「学生から学ぶことは多い」というわが恩師の言葉は正しい。学生から教わったり影響を受けながら、私自身もこの2年間、特に「山」方面で急成長した

2018. 11.19
    ・きたきた〜! 今年のミスキャンパス関学のグランプリは、弊ゼミの3年生。快挙だ。近年、巷で美人ゼミ説が囁かれてきた本郷ゼミだが、これが決定的エビデンスとなるか!?
    ・猟友に誘われ、篠山まで鳥撃ちに出かけるも、ぜんぜん当たらず、カモ肉を愛する家族や親戚の期待に応えることができなかった。チャンスは少なくなかったのに、ああくやし〜! もっと修行を積もう。だが紅葉で色づいた里山の自然は、早朝のひんやりした静けさもあって、心が洗われるようだった

2018. 11.17 同志社・奈良女子・関西学院の三大学合同ゼミ@同志社
    わがゼミの誇る精鋭男子4人、通称「チーム体育会」、案外スマートに研究発表を終え、秋の峠を越えた。報告タイトルは「兵庫県三田市の母子茶」

2018. 11.11 猟友と焼き肉(@神戸市長田区・平沼商店)を食べていたら
    あるワナ師が「明日はシシ、絶対かかってるで」と豪語するもんだから、そんなわけあるかと思い、「かかってたら応援行きますわ!」と軽く冗談で言ったのが、事の起こりだった。翌朝6時、本当に電話で叩き起こされ、顔だけ洗って即出動。神戸市北区の山でシシと格闘後、下山して獲物の解体。午後2時半、解散。しんどかったけど、シシ肉、たくさんゲット!

2018. 11.9 プチ「中国大返し」
    ・昼は網干高校で出張講義。夜は新大阪(ホテル メルパルク大阪)で奨学金財団のパーティーに出席。移動の多い一日。
    ・お前らしく生きているか? あとから悔やまぬ道を選んでいるか? 若き日の夢に近づいたか? そのように自問しながら、そうありたいと強く念じながら、日々、もがき、チャレンジを繰り返す。周りから阿呆と笑われるくらいの Going My Way が、ちょうど良いのではないか? 世間に理解されようなどと欲すれば、友よ、一生を棒に振るぞ
2018. 11.2 六甲全山縦走には正逆2つあり
    JR塩屋から阪急宝塚まで東に歩くのが正路、同じ道を逆に西進するのが逆路。「正」は過去に4度やり、3度成功したが、「逆」は2度やって(4.16, 5.27 参照)、2度とも失敗している。今日、ついに「逆」を踏破した。15時間48分。肉体は消耗したが、俗世の泥を全部吐き出し、精神は充実。青天白日、これほど気合いの入った「秋の遠足」は初めて

    阪急「宝塚」6:37 → 六甲山最高峰10:10 → 掬星台12:50 → 市ヶ原14:30 → 神鉄「鵯越」17:20
    → 高取山18:10 → 横尾山20:40 → 鉄拐山21:40→JR「塩屋」22:25

2018. 10.30 ゼミ6期生のハロパ。副ゼミ長の無駄に驚異的な跳躍力…

2018. 10.28
    庭でテント泊の練習。第1回目、無事終了。笑うなかれ、本人は真剣だ。
    @テント設営を10分以内に完璧にやる。
    A山メシの研究(ただし山では水が貴重だから、鍋や器をあまり汚さぬ料理がいい)。
    B諸々の装備の要・不要の見極め。

    実際にやれば問題点が見つかるので、1つずつやっつけ、効率的に上達したい。次回は寒さ対策。ロープの結び方も覚えねば。翌日、仕事で梅田に出たついでにクッカー(鍋)も購入。これってある意味、ホームレス生活の練習

2018. 10.21 日本経済思想史学会・西日本例会@鹿児島大
    「民泊」に初チャレンジ。すこぶる快適で、人の温もりを感じた。また利用したい。翌日は、冷たい潮風に震えながら日の出(ダイヤモンド桜島)を拝んだ後、ひたすら徒歩で観光。@城山周辺の西郷関係史跡(西南戦争薩軍本営跡、隠れ洞窟、自刃の地、私学校跡)、A福昌寺跡の島津家墓所(特に戦国期の貴久・義久・義弘、幕末期の斉彬)、B島津家別邸「仙厳園」と尚古集成館、それから西郷と大久保の生誕地など

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2018. 10.12 東京・市ヶ谷の法政大(公務一泊出張)
    帰りに道草して八王子の高尾山へ。帰宅後メールチェックすると、学内外から多くの仕事メールが来ていて、うんざり

2018. 10.2 ゼミ新入生のための恒例の甲山ピクニック
    まずは仲良くなることだ。「あんなとこまで登るの絶対無理」とか「心、折れた」とかブーブー言っていた連中も、実は案外健脚で、先頭の方を歩いていたりする。山に無理やり連れていくことを「山ハラ」というらしい

2018. 9.22 狩猟マイスター・スクール(猟場歩き@丹波市青垣)
    サボる人が多く、とうとう県は「8割出席しないと修了証をやらぬ」ルールを高らかに宣言。私は8割ぎりぎりでセーフ。なんとかこのまま逃げ切りたい。今日は山蛭(やまびる)と闘いながら猟場を歩いた。ふと足下を見ると、長靴を元気にピョコピョコ這い上がってくる蛭たち。たくさんいる。ああイヤだイヤだ! 肌に付くと、気づかぬ間に血まみれになって、もう最悪 … 犠牲者1名。今日も平和な一日だった

2018. 9.20
    ピグー『財政学』の邦訳、すでに2年前に終わっているが、出版費用の目処が立たず、停滞中。国の科研費のみならず、新たに民間財団の助成にも応募したり、金策に励んでいる。申請書類を整えることで疲弊し、研究どころではない。ああ、くだらない、くだらないぞー
2018. 9.17 母の古稀を祝って小豆島へ
    二十四の瞳の映画村、オリーブ園、エンジェル・ロード(干潮になると無人島への道ができる)、寒霞渓、星ヶ城神社など。寒霞渓ロープウェイ山頂駅から、子どもたちと大急ぎで瀬戸内海最高峰・星ヶ城山(817m)をめざしたが、時間切れのため星ヶ城神社(星ヶ城跡)で引き返した。往復1時間半、ほとんどトレラン状態。子どもたち、案外健脚。あと30分あれば…

2018. 9.11 楽しみにしていた長崎出張
    直木賞作品・なかにし礼『長崎ぶらぶら節』(1999年)を読んでしっかり予習のうえ、ぶらぶら節を口ずさみながら、長崎大に乗り込んだ。小説の舞台、花街・丸山「花月」も趣きあり

2018. 9.6
    ・妻が運営するキッズ・コーラス「まんまるハーモニー」。西宮市の広報誌『宮っ子』で紹介された。子どもたちの歌は、とても賑やかで、真剣で、ちゃんと綺麗にハモっている。見れば、思わず微笑んでしまうこと間違いなし。関学の学祭にも毎年出演している。僕はせいぜい荷物運びを手伝うぐらいだけど、秋が深まったら、また庭でイモでも焼いて、子どもたちにふるまおうかな。
    ・朝、庭に綺麗なオクラの花。甘酢で食すと乙。やはりネバネバの食感

2018. 9.2 Sun
    天気のいい日曜だし、読書にも飽きたので、昼からプラーッと近くの山の探検に出かけた。前から気になっていた「ガベノ城」438m。名前は城だが城じゃない。本当にぜんぜん城らしくない謎の山頂

2018. 8.20 関学出版会の合宿@有馬温泉
    よい機会なので、帰りは6時間半かけて家まで歩いた。有馬から六甲ガーデンテラス方面に向かう「紅葉谷(もみじだに)」を一度歩きたかったから。その辺りは滝が多く(冬の氷瀑は有名)、六甲山の三大遭難名所の1つとされる。
    いきなり通行止め区間があり、迂回に手間取った。かなり悪路。時間に余裕がなく、道に迷うおそれもあるため、枝道に踏み入っての滝見物は禁欲。日没寸前、無事帰宅。前夜に食べたご馳走の栄養がすっかり消費され尽くし、体中の塩と脂も、汗と一緒に全部抜けきった感じ

    有馬温泉 12:30 → 紅葉谷 → 極楽茶屋 → 六甲山最高峰16:15 → 熊笹峠 → 奥池17:30 → 観音山17:50 → 関学19:00

2018. 8.18 ある有害鳥獣駆除チームの活動に同行
    秋からそのチームに加入できるかもしれない。そうなれば、冬の猟期以外でも銃猟が可能になる。守備範囲は三田市。関学・三田キャンパスをイノシシから守りたい。ナチュラリストである私の、老いても続けられるアクティビティ。今のうちから仲間・人脈づくり、腕磨きなど、足元を固めている

2018. 8.17
    朝は近所で川遊び。夜は京都北山の友人宅に家族で泊めて頂き、送り火を観賞。 「法」の字を構成する1つ1つの松明の炎の形。バチバチと燃える音。これほど間近で見たのは初めて。臨場感が最高だった。貴重な経験をさせて頂き、心から感謝!

2018. 8.12 狩猟マイスター実習@京北綜合射撃場
    専門家の指導のもと、「静的射撃」の初訓練(30mの依託射、30mの立射、50mの座射)。奥が深く、目からウロコ。仲間とワイワイガヤガヤ、楽しく学んだ。公益活動だから、私たちの2年間の訓練費用は県が出してくれている。私の銃は、スコープなしのスキート銃(昔、麻生太郎大臣が射撃のオリンピック選手だったときに使っていたものと同型)なので、「勘」に頼る部分が大きく、精密な狙撃にはまったく不向きだが、最も難しい立射でも10発中8発は的紙に当たったので、われながら健闘した。遠すぎて当たったか見えず、いちいち双眼鏡で確認

2018. 8.10 憧れの北アルプス・槍ヶ岳
    この4日間の単独行は、生涯の思い出になろう。勉強になった。さらに修練し、必ずや再訪したい。毎日大量の汗をかくのに、ずっと(寝るときも)同じ服を着続けたので、さすがに臭かった。むろん風呂もない。それさえ愉快(写真8枚

    7日 中房温泉(登山口)→燕岳 2763m →燕山荘(宿泊)
    8日 燕山荘 →大天井岳 2922m →西岳 2758m →ヒュッテ西岳(宿泊)
    9日 ヒュッテ西岳 →東鎌尾根 →槍ヶ岳 3180m →大喰岳 3101m →中岳 3084m →槍ヶ岳山荘(宿泊)
    10日 槍ヶ岳山荘 →上高地

2018. 8.4 充実のゼミ夏合宿@南紀白浜。企画・準備チームに感謝!(写真10枚

2018. 7.29 台風一過の甲山森林公園
    夏休みに入った娘たちを連れて。暑いからといって、涼しい部屋でゴロゴロして、冷たい物ばっかり飲んでると、体が弱り、かえってバテる。2才の末娘の森林公園デビュー。ちょっと刺激が強すぎたか?

2018. 7.27
    定期試験が終わり、只今採点中。今夜はゼミ4年生の飲み会だった。まもなく夏休みだ。この夏の冒険として、北アルプス・槍ヶ岳へ単独行(夜行バス1泊+山中3泊)を予定している。憧れの「槍」を独り目指す。知力・体力・気力など、人間能力の全てを駆使する真剣勝負の4泊5日になろう。だが将来的には山行仲間を探すことも課題

2018. 7.14 Sat
    日々是好日。昨日、春学期最後の授業を終えた。今日は猛暑だったが、1ヵ月半ぶりに山へ。新神戸から、布引(ぬのびき)渓流に沿って滝を観ながら貯水池まで行き、さらにハーブ園の頂上まで登った。帰りは市ヶ原を経て新神戸に。いい汗を大量にかいた。本当に気持ちがいい。濁世の憂さも毒も、汗と一緒に流してきた

2018. 7.10 山岳テント購入
    軽くて丈夫、4万5千円! 今後はこれが私の山の宿。大事にする。さっそく庭に設営。チビたち大興奮。外で寝る方が涼しいね

2018. 7.6 大雨
    大学は2日続けて全休講。おかげで久しぶりに家族6人揃って過ごせた。私はのんびり田辺聖子の源氏物語を読んだり、本棚を整理したり、夜は得意のお好み焼きを作ったり。明日の七夕ディベート@同志社(同志社・新関ゼミ&阪大・二神ゼミ&関学・本郷ゼミ)は、残念ながら中止。この十日間ほどは準備で多忙だったが、メンバーはよく踏ん張った。いざという時に頼りになるゼミ6期生幹部。踏み留まる者がいないと総崩れになる

2018. 6.29
    ・日々、清々しい朝を迎える。そうありたい。心身充実の証か、人生の達人の条件か。
    ・「野生動物の命の重み:狩猟者の立場から」と題し、神学部のチャペルで話をした。血なまぐさい話も含まれるので、チャペルには不向きかもしれないが、色々と考えた末、私ならではのテーマをあえて選んだ。当たり障りのない話で済ませるのが、大人の方便というものかもしれないが…
2018. 6.23 恒例の3大学インゼミ(龍谷大・小峯ゼミ+関大・中澤ゼミ+関学・本郷ゼミ)
    研究発表会。学生たちは困難な課題によく食らいついている。忍耐だな。夜の懇親会&カラオケでは少し飲み過ぎた。学生と飲むと楽しくて、つい暴飲しがち。最近それが顕著なので、気を引き締めて節制せねば。とりあえず暫定ルールとして、「ビール5杯まで」「一次会まで」としよう。いつまでも若くない

2018. 6.17 日本経済思想史学会@長岡大
    JR宮内駅前の小さな旅館がアットホームで実に良かった。ご夫婦で経営している昭和ノスタルジー溢れる宿。部屋は6畳。あまりに質素なこの安宿(朝食付き一泊5000円、風呂・トイレ・洗面所は共用)こそ、長岡の一番の思い出。ホテルは全国どこも同じようなもんだが、旅館にはそれぞれ味がある。山本五十六記念館や悠久山公園にも立ち寄った

2018. 6.10
    ちょうど昨年の今頃、忘れもしない6月17日(土)、銃所持の筆記試験合格を機にタバコをやめた。獣は嗅覚が鋭く、ハンターを志すならば、タバコはやめねばならないからだ。禁煙により、ヤニ歴30年の私の生活スタイルは激変した。さて次はFacebookからも身を引きたい。SNSは時間泥棒であり、読書の時間を食う。学問とは結局、読書だから
2018. 5.31 新ゼミ生(7期生)と初顔合わせ。皆で大きく成長するぞ。楽しみ
2018. 5.28 二十歳になったゼミ3年生と初飲み会。元気すぎて、ついて行けませんわ
2018. 5.27 (逆向き)六甲全山縦走、また失敗
    菊水山のてっぺんの鉄塔の下で大の字になって撮った写真。バテバテで寝転んだら、このまま眠りたいと思うくらい気持ち良かった。遭難したらこんな感じなのか? 太陽がきつかった。まあ今日も怪我せず無事に帰れて感謝

    5:00 関学正門 →(徒歩)→ 6:00 阪急宝塚 → 6:30 塩尾寺 → 9:10 六甲山最高峰 → 10:10 ガー・テラ → 11:40 掬星台 → 13:30 市ヶ原 → 14:10 鍋蓋山 → 15:20 菊水山 → 17:40 高取山 → 18:20 妙法寺駅

2018. 5.20 22年ぶり?の沖縄
    沖縄国際大の窓から間近に普天間基地が見えて、びっくり! オスプレイも初めて見た。翌朝は、南国の海が見たくて瀬長島まで歩いた

2018. 5.16 ゼミ選考面接
    今年も圧迫面接を実施し、ストレス耐性に優れた新人32名を採用。写真は審査を務めた上級生たち。パリピ・ゼミから体育会ゼミにいきなり舵をきった?!

2018. 5.12 天然スッポン・フルコース
    猟友から「三田でスッポンを捕まえたので、皆で食べよう」と連絡あり。グロテスクだけど、絶品の味! スズメバチの芋焼酎(おじさんが芋から作ったやつ)は、アルコール度高すぎて舌が麻痺。でも、ちびちび味わうと最高。名酒「獺祭(だっさい)」も、その香り高さに脱帽。痛快な一日だった。これからも事故なく、皆で仲良く活動できますように

2018. 5.8 モンベルの型落ち50リットル・ザック(アルパインパック50)
    廉価にゲット。2泊3日の夏のテント泊ぐらいなら大丈夫そうだ。めざすは八ヶ岳!

2018. 5.6 こないだ卒業したゼミ生と飲み会@神戸
    元気な面々。皆、しっかり社会に適応している模様。卒業生に会うのは教員として純粋に嬉しい

2018. 5.4 いとしの末娘@六甲山牧場
2018. 4.22 猟友会・西宮支部の鳥獣慰霊祭@北山貯水池
    暑いが40分かけて歩いて行った。来賓(警察、市職員、市議、県議)も含めて30人ほど。弁当やビールが配られ、何とも牧歌的。帰りは、そこで知り合ったおじさんの軽トラに乗っけてもらった。色々な人と出会い、色々な人の話を聞き、色々な経験を積もう

2018. 4.21
    午前は、末娘の大好きな自転車ドライブ公園めぐり。午後は、関学出版会の設立20周年記念シンポジウム。一般の聴衆も多く、盛況だったので本当に良かった。夜は、その懇親会で愉快に酔っぱらった

2018. 4.16 (逆向き)六甲全山縦走、失敗
    最初に関学から宝塚まで6km歩き、宝塚から入山し、50km先の須磨(JR塩屋)をめざした。だがゴールまで残り2kmの高倉台で無念のリタイア。長い一日だった。憧れの加藤文太郎を真似て、家から宝塚まで歩いたりするから、このざまだ。今の自分の脚力の限界を思い知った。うまくエスケープできたのは◎。夏にむけて日本アルプスの研究も始めた。ページをめくるだけで武者震いするほど、ピュアな世界

    6:00 関学正門 →(徒歩)→ 7:00 阪急宝塚 → 7:30 塩尾寺 → 10:10 六甲山最高峰 → 12:45 掬星台 → 14:45 市ヶ原 → 18:20 高取神社 → 19:45 須磨アルプス → 20:55 高倉台小学校前からバス乗車

2018. 4.15 年に一度の銃検
    銃砲検査のため愛銃を持って警察へ。初めてなのでかなり緊張。だが会場には猟友会の顔見知りばかり。検査する側の警察官も、いつもお世話になっている生活安全課の方々。やけに寛いだ雰囲気。挨拶やジョークを交わしながら、自分の順番を待つ。私は最短5分で終了。次回もこうありたい
2018. 4.10
    ・「まさか」の時は存在する。この春、高校に入った長男が選んだのはアメリカン・フットボール部。思い切ったなー、男らしくなったなー
    ・ピグー『財政学』の渾身の邦訳。国の出版助成金を申請したものの、2年連続で今年も落ちた。この数年、周囲に「今年こそは出版する!」と言ってきたので、出版するする詐欺で訴えられそうだ。ジタバタしても仕方ない。まあそのうち何とかなるさ。答えはきっと山が教えてくれる。六甲全縦が俺を呼んでいる

2018. 4.8 鹿肉料理店「鹿鳴茶流 入舩」@神戸元町
    狩猟マイスターの同期生飲み会。コース料理+飲み放題で、コスパよし! ステーキのおいしさに驚愕し、鹿を大いに見直した。というか、鹿肉調理に関する自分の不勉強・いい加減さに恥じ入った。その後は、タチの悪い酔っ払いの一団と化し、大丸のオープン・カフェへ。とても楽しい日曜の午後だった。こういうの、めっちゃええわー

2018. 4.7 すずの誕生日
    家族全員の健康を神様に感謝したい。信条を守るには俗世から逃れるほかなし。私はそうやって自分を守り、成長させてきた。ここ数年は追っ手も現れるようになったが、わが隠遁の術、韜晦の術は筋金入り

2018. 4.3 経済学部教職員の懇親会
    楽しい話、世間話、シリアスな話。話したかった人とも話せた。新年度も母校のために。「智伯に至りては、国士として我を遇せり。我、ゆえに国士としてこれに報ゆるなり」『史記』
2018. 4.2
    この一ヶ月、土日も祝日も昼も夜も関係なく、暇さえあれば研究室に籠もっていたが、今日は気分転換に太陽の下で羽を伸ばし、ずるずる先延ばしにしていた射撃練習とタイヤ交換を済ませた。これでスッキリ気持ちよく新学期を迎え、仕事に集中できる。クレー射撃(スキート)は75発、前回(2017.12.4 参照)より命中率が倍ぐらい上昇。びっくり。新年度は幸先いいぞ。普段の練習の仕方は間違っていない、と確信を得た

2018. 4.1 『ピグー財政学』の訳文推敲
    あと10日あれば、何とか区切りがつく。満開の桜を愛でる余裕、全然なし。この仕事を終えたら、思いきり山行を楽しもう。妻は娘3人を連れて上海へ。楽しそうな写真、送ってこやんでよろし!
2018. 3.29
    ・四寮(啓明・静修・成全・清風)の入寮礼拝で、フレッシュな新入生らに祝辞を述べた。
    ・高校生になる息子にネクタイの結び方を教えた。男親の仕事。かつて私も祖父から教わった。プレーンノットに慣れたら、ウインザーノットを教えよう

2018. 3.24
    連日忙しく、研究時間の確保が難しい。周りから頼られる年齢なので仕方ないが、各方面から一斉に頼られると首が回らない。今日は「SGH甲子園」の審査員を務めた。北は北海道から南は宮崎まで、全国のスーパーグローバル・ハイスクールの生徒たちが本学に集い、研究発表する大会。英語による発表も多い。若者の一生懸命な姿は beautiful
2018. 3.21
    ・卒業生からもらった「お守りプレート」をさっそく山靴(甲の位置)に着けた。裏にイニシャル入り。単独行ではメンタル要素が非常に大きく影響する。これなら一歩一歩を大切に踏みだせるし、一人でも寂しくない。大好きなゼミ生たちが支えてくれている気がする。励まされ、勇気づけられる。嬉しいな
    ・大阪の天王寺に祖父母の墓参り。ついでに真田幸村の戦没地(安居神社)や茶臼山にも。子どもの頃、よく遊びに来た

2018. 3.19 ゼミ4期生の卒業式&パーティー
    みんな、ありがとう。感謝の言葉しか出てきません。2年半、本当にありがとう! 皆さんと一緒に私も成長しました。ありがとう! 一生の思い出をたくさん得ました。ありがとう! 心のこもったプレゼント、すごく嬉しいです。ありがとう! いざ、各自、これより人生の新たな旅路に出発だ。ポジティブに行こう。会おうと思えば、いつでも会えるから、寂しいと感じる必要はないよね。次回会うときは、仕事の話をいっぱい聞かせてくださいね。でも、寂しいなー(写真15枚

2018. 3.15
    長男の学ラン姿もこれで見納めだ。良いことも悪いことも色々あったけど、すべてドーンと受け入れよう。私も昔はそんなふうに受け入れてもらったし

2018. 3.4 3度目の六甲全山縦走
    JR「塩屋」から阪急「宝塚」まで、13時間30分、単独行。最後の数時間は夜行。真っ暗な山に独りでいると(特に座って休んでいるとき)、都市生活で忘れていた原始的恐怖というか野性的狂気が、心の深層でうごめくのを感じる。六甲全縦は肉体・精神の両面でとにかく非日常的すぎる。私にとっては、タイムより、何を得たか、何を経験したかが大事。タイムを気にすると、周囲を観察する余裕や喜びを失うし、五感も鈍るから。さて、これにて今月は山行を封印し、研究に専念する

2018. 3.3 無線従事者免許証
    やっと届いたので、無線機(八重洲 VX-6)を購入。装備が少しずつ整ってきたけど、ちゃんと使いこなさないとね

2018. 2.27 「文鹿祭」@神戸の生田神社
    猟友と見学。農林業被害をもたらす厄介者のシカを、地域振興の資源として利活用するために、県内のジビエ業者・皮革業者・猟友会などが毎年開催しているそうな。シカ肉料理を試食したり、簡単調理法を教えてもらい、よい勉強になった

2018. 2.24 家族6人でハチ高原スキー場へ
    車で片道2時間半。日帰り。運転は大変だけど、車中は無茶苦茶に賑やか。歌ったり、ケンカしたり、お菓子を食べたり。ハンドルを握りながら「何気ない幸せって、こういうものなんだろなー」と思った。怪我なく、皆が楽しめて良かった

2018. 2.20 仙台出張から無事帰宅
    松本の辺りを飛んでいるときの眺めが、雄大で刺激的すぎる。実は今年の夏、アルプス・デビュー(八ヶ岳)を計画している。しかし単独行は妻が絶対許してくれない。そこで Facebook で仲間を募ったら、ワンゲル部のゼミ生らが同行してくれるとのこと。最高に頼もしい。楽しみだな。八ヶ岳は、祖父が「いつか登りたい」とよく言っていた山

2018. 2.18 土いじり
    暖かいので、子どもたちを誘った。苗を植えるのは4月後半だから、まだまだ時間の余裕があるけど、春の気配を感じると、なんかそわそわして耕しちゃうんだよな。もうすぐ2才になる末娘、畑デビュー

2018. 2.14 朝起きると、中2の長女はすでに登校していたが、テーブル上に … 嬉しいな

2018. 2.11 厳冬期の六甲全山縦走、13時間22分!(写真11枚
    JR「塩屋」7:15 → 鉄拐山8:00 → 横尾山8:40 → 高取山10:00 → 神鉄「鵯越」10:45 → 菊水山11:40(昼食)→ 鍋蓋山12:45 →市ヶ原13:30 → 菊星台14:50 → ガーデンテラス16:40 → 六甲山最高峰17:30 → 阪急「宝塚」20:37

2018. 2.6 入試。受験生が帰りに迷わないように
2018. 2.3 県の狩猟マイスター実習(巻き狩り@豊岡市但東)
    初めての雪山猟。雪に残る、獣の足跡! 東北のマタギに憧れていたので、銃を背負って雪山をゆくだけで、なんだか嬉しかった。猟果はシカ4頭。肉の分配で「心臓」をもらった。地元の猟師さんによれば「刺身でショウガ醤油が一番」らしく、少しだけ刺身で食べてみたら(残りは焼肉)、なるほど美味。お酒が飲みたくなった。ただしジビエの生食はリスクを伴う。そこは自己責任。県内各地の猟友会のお世話になりつつ、各地のさまざまな猟の方法を学べるなんて、本当に貴重な経験

2018. 1.29 美しい厳冬の六甲全山縦走、失敗
    尾根で凍てつく強風に苦しめられた。始めは快調だったが、菊水山を登っていて気分が悪くなり、有馬街道を使ってエスケープ。一人だから無理は禁物。ハンガーノック? JR「塩屋」7:00 → 鉄拐山7:40 → 横尾山8:30 → 馬の背8:45 → 高取山10:00 → 神電「鵯越」10:50 → 菊水山12:00 → 天王吊橋13:00 → 有馬街道を南へ → 阪急「神戸三宮」14:30

2018. 1.28 龍谷大で研究会の後、近くの伏見稲荷大社へ
    最近は外国人観光客に大人気らしい。かなり早朝でない限り、閑静で風雅な「千本鳥居」の写真は撮れなさそう

2018. 1.27 ゼミ5期生の幹部を家に招き、夕食会
    うちの子どもたちと遊んでくれて感謝! 労をねぎらうはずが、かえって疲れさせてしまったかも

2018. 1.22 「もののけ姫」風の首飾り
    昨日の鹿の角、紙ヤスリで形を整え、キリで穴を開け、革紐を通せば、やった〜完成!

2018. 1.21 初めて雄鹿を仕止めた@姫路市林田
    狩猟マイスター実習(巻き狩り)。ビギナーズ・ラック。私の15mほど前方を、鹿が右から左に駆け抜けていったので、落ち着いて撃ったら耳下の急所に命中。一発で鹿はその場に転倒。なんとも出来すぎた流れで、自分でもあきれた。肉質が落ちぬよう、独力ですぐ血抜きもした。結局、2時間半かけて皆で鹿4頭をゲット。私はイノシシ4頭も見たが、遠すぎて撃てず。その後、シシは包囲網を破って逃げたそうな。私が初めて撃ち取った雄鹿の角はとても短く、人差し指ほどしかないけれど、記念にアクセサリーを作ろう

2018. 1.14 アマ無線4級
    「関学の先生が落ちた」なんて仲間に笑われぬように、悲壮な使命感をみなぎらせ、受験。案ずるより産むが易しだった

2018. 1.11 ゼミ4年生 新年会(卒論提出打ち上げ)
    私は彼らに感謝している。なぜならこの学年(4期生)以降、一次募集で定員が満たされる「人気ゼミ」になったから。また彼らは、歴代の先輩たちの努力を継承し、ゼミ活動の1つのスタイルを確立し、1つの黄金期をもたらした。あんまり楽しく飲み過ぎて、2次会から記憶が全然ない。こんなに酔ったのは10年ぶりぐらい

2018. 1.7 県の狩猟マイスター実習@丹波市青垣
    総勢10人ほどの巻き狩り。地元の猟友会の方々の案内で、道なき山を300メートルほど登った。そして各自、所定の持ち場につき、木陰に隠れて気配を消し、寒さに凍えながら、トランシーバーからの連絡に注意しつつ(イヤホン使用)、ひたすら待ち、猟犬に追われて獲物が現れたら撃つ。3時間ねばり、皆で鹿4頭ゲット。しかし一番大変なのは、実は下山後の「解体」だ(その前に獲物を山から下ろすのも重労働)。ナイフ片手に、2時間ほど黙々と作業。かじかむ指先。刃物は危ないので気を抜けない。怪我なく無事帰宅できて感謝。さて鹿の角、どうしようこれ?

2018. 1.6 雪用のスタッドレスへ
    年末年始に少し体がなまったか、屋外の力仕事が辛い。情けないな

2018. 1.1 大阪の私の実家へ
    祖母を怒らせると、目当てのお年玉がもらえないので、とても普段じゃ考えられないほど子どもたちの行儀は良く、足が痺れても健気に耐え、言葉づかいも至極丁寧。清々しい元旦だった。今年は「守成」の年になる。1つ1つ、手堅く完成させたい


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