2011. 12.28
・出版社からのクリスマス・プレゼント(校正刷り)。三年かけた大仕事、成就目前。これを終えたら、ゆっくり文学作品など味わいたい
・エプソンのプロジェクターを買い、使い方を勉強中。講義、ゼミ、研究会、DVD鑑賞など、色々使えそう
・電子化(自炊)した本の数は1200冊を越えた。快調! 年内に完了したい。 ・今年も多方面で豊かな収穫があったことに感謝。激務だったが、よく踏ん張った。しかし母校に帰る前に、まだ最後の仕事が残っている。もうひと頑張り、2011年を駆け抜けたい!
・効率アップのために断裁機も購入し、十日間ひたすら本を電子化
・なぜ子どもは「散髪屋さんごっこ」が好きなのか? 今も昔も、わが家の定番の遊び。かなり痛い
・弘文堂から頼まれていた『現代社会学事典』の項目(7. 29 参照)を執筆。 ・リリに大好きな絵本を読んでもらい、ご機嫌のなっちゃん。コータローがリリをいじめて泣かせると、それを目撃したなっちゃんは、「こーちゃ、○×△☆◇! ○×△☆◇!」と、私や妻に必死に訴える。何を言っているのか不明だが、気持ちは伝わってくる
・供給過剰のトマトをピザ用ソースに加工
・息子の文章に感心。子どもたちの心に、いつも神様がいますように
・なっちゃん、みんなの真似をして読書中。本が逆さまだよ(笑)。 ・りり、ピアノの発表会、頑張ったね
・なっちゃん、1歳半、アイス大好き。最高っ! 目を離せば、あっ、プールの水をなめた!
子どもたちは庭に机を出して宿題をしている。畑の野菜もたくさん取れる。良い季節。実に平和だ
・子どもと約束していた「海水浴&釣り」(鰺ヶ沢)、それから「一泊キャンプ」(大館)。皆、元気に育ってくれることに感謝。 ・ピグーの著作目録をネットに公開したら、驚いたことに、スタンフォード大の有名な研究者からお褒めのメールを頂いた。世界が狭く感じられる
・新聞記事「なでしこジャパン: 21世紀の東洋の魔女たちよ」を執筆。それから、8月の研究会(大阪)の報告レジュメを仕上げた。さあ、次の仕事に!
・紀要論文「A.C.ピグー「J.M.ケインズ氏の『雇用、利子および貨幣の一般理論』」(1936年)―邦訳と解説―」を完成させた。さあ、次の仕事に!
・市の中央公民館から「日本の年金」に関する講演依頼が来た。「市の広報誌にも案内が載るらしいよ」と妻が意地悪く言う。新聞に生意気なことばかり書いてきたので、「面(つら)を見せろ」ということだろう。とうとう天罰が下った
・就職や研究費獲得のために業績の「量」が必要な場合を除けば、業績の「質」の方が断然重要だ。ひたむきに質を追求せよ。そうすれば、量も自然についてくる。学生時代から憧れていた「研究者」像を守りたい。世俗から離れなければ、情熱は死んでしまう
・田中敏弘訳『ヒューム 道徳・政治・文学論集』(名古屋大学出版会)が公刊された。「最後の仕事」と言っておられた大作。心からお祝い申し上げます
・毎年、畑がジャングル化するため、今年は「秩序ある畑」(妻の言葉)をめざすことになった。青色は初挑戦の作物
・ケインズ『一般理論』に対するピグーの有名な書評(1936年)。あと1週間で、とりあえず邦訳作業は終わるだろう。その後も仕事の予定はびっしりだ。本当にこなせるのか? 時間と体力が欲しい
・この時期の青森の自然は、驚嘆するほど美しく、家に籠もるのは、もったいない。子どもたちと菜の花畑で遊んだ
・新聞記事「失われた30年: 日はまだ昇らないのか?」を執筆。 ・わが家の元気な女子2名。7才と1才。手に負えないこともある
・国の科学研究費(4年間)をゲット! 厳しい国家財政のなかで交付される公金だ。貧乏人から取った税金も含まれる。十倍にして報いたい
・昨日はコータローとリリの授業参観。それから担任の先生と面談。子どもたちの成長を願うばかり
・人知らずして慍(いか)らず、また君子ならずや。余裕をもち、のんびり待とう。そうでなくっちゃ、良い文章は書けないよ
・雪が溶け、ナナ、お散歩、初体験。表情はやや硬い。念願の公園デビューも果たした。 ・新入生を連れて、一泊二日のオリエンテーション・キャンプへ。突然の地震と停電にも負けず、何とか終了
・久しぶりの「お好み焼きパーティー」。腹一杯、食え! みんな、四月から頑張れよ! ・今年も「栗ガニ」の季節がきた。安くて美味い、津軽の旬の食材。元気もいい。袋を破って、大暴れ!
・『富と厚生』の訳文チェック(3回目)、440頁まで進んだ。残り50頁。地震に負けるな!
・新聞社から電話あり。地震関連の特集のため、私の記事「文体美の追究と悲哀: めざせ、ひらがなの達人」の掲載は4月に延期
・ナナは元気一杯。言葉も覚え始めた。パジャマを着るのを嫌がり、脱走を試みる。逃げても無駄だ。観念しろ
・再び岩木山のスキー場。子どもはやっぱり凄い。どんどん上達する。次回は再来週の予定
・先週に続き、岩木山のスキー場へ。今回は堅実に、子どもたちをスキー教室に入れ、私は一人で練習。野郎ども、来週も行くぞー! ・『富と厚生』の訳文チェック(3回目)、330頁まで進んだ
子どもたちも楽しみにしていたが、私も長年、この日を楽しみにしていた。なぜなら、家族で一緒に滑るのは初めてだから。 コータローは小学校でいつも滑っているので問題はないが、リリは1年ぶり(2回目)、私は20年ぶりなので、かなり不安。 リフトに乗り、期待に胸をふくらませ、賑やかにおしゃべりしながら、ゲレンデのスタート地点に到着。 ところが急な傾斜をみて、あんなに自信満々だった子どもたちの表情が一変。 それでもコータローは慣れたもので、急な場所ではスキーを脱ぎ、尻で滑っていた。 私はコータローを励ましながら、ふと振り返れば、リリが「エ〜ン、エ〜ン」と号泣中! 仕方ないのでリリを背負い、リリの板とストックを両手に抱えて、5回くらい転びながらも、何とか滑り降りた。 20年ぶりの私のスキーは、父と娘の忘れられない涙と絶叫の救出劇で始まった。本当に大変だった…。怪我しなくて良かった。リリは悔しかったのか、スキー教室に入ってリベンジするらしい
・聖書には神秘的な言葉がたくさんある。「神秘」とは、文字通り、神の秘密である;
わたしはよみがえりであり、命である。わたしを信じる者は、たとえ死んでも生きる。
今どき、小学生でも信じないだろう。だが私は信じる。いや、「信じる」と言えば傲慢である。信じたいと「切望する」。
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