芙蓉屋敷の秘密

 角川文庫・初版 昭和53年9月10日 解説:中島河太郎

 
富籤紳士
生首事件
幽霊嬢
寄せ木細工の家
本文22P
本文19P
本文24P
本文22P
舜吉の綱渡り
三本の毛髪
芙蓉屋敷の秘密
腕輪
本文14P
本文30P
本文117P
本文15P

 戦前の長短編集。
 子爵家の次男坊であり、今は素人探偵となっている都築欣哉は、小説家の私と白鳥芙蓉の殺人事件に巻き込まれることになる。続出する容疑者。前夜に都築と私が芙蓉の経営していた酒場で聞いた「「殺したって?」という電話の声は事件にどう絡んでくるのか?
 横溝正史長編処女作の上記表題作のほか、短編をあわせ全8作を収録している。

 

 メインに描かれているのは白鳥芙蓉の死体ですが、上部の中折れ帽子が事件のキーポイントになります。

 

 

 

 

 

 

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