徒然
2005.12.31 土曜日
息切れしない体力が必要です。
2005.12.30 金曜日
遅刻しない自信はありません。
2005.12.29 木曜日
急がなければいけませんが、焦ってはいけません。
その二つは、似ているようで全く違うのだから。
焦らず急ぐ。それだけを考えなければいけません。
2005.12.28 水曜日
夜。吐く息の白さと、その向こうに見える自販機の明かり。
硬貨を入れて暖かい飲み物を選んだ。
「何を買ったんだい?」とカヲルが言った。緩やかに発熱する、冬の街灯のような喋り方をする少年だった。
「ココア」とシンジが答えた。息が白く伸びた。「カヲル君は、何か買うの?」
「僕は喉が乾かない」と短く言った。
「でも、気温が低ければ体は冷えるよね」とシンジは言って、カヲルの手をとった。「ほら、こんなに冷たい」
「冷えているだけで、辛くは無い。そういう風にできているんだ」
そう、と答えて、シンジはポケットにココアを突っ込んだ。
「飲まないのかい?」とカヲルが聞いた。
「カイロの代わり」とシンジが答えた。「家に帰ったら暖めなおして、一緒に飲もう」
「ふぅん」とカヲルが言った。
冷える空気の中を歩き始める。
しばらく歩いてカヲルが白状した。
「実は手が冷たくてとても辛い」
「では、僕の右ポケットへ手をどうぞ」とシンジが言った。
このあとアスカあたりが来て「男二人で何イチャイチャしてんのよ、この変態!」的なノリでドタバタ。(コピー&ペースト)
2005.12.27 火曜日
『炬燵を! 一心不乱に炬燵を!
我々はまさにあらん限りの力を込めて握られた鉄の拳であり、また、あるいは我々こそが燃える炎の中核である』
上記の言葉は西暦284年、ギリシアの哲学者ドミニア・トレストレスが残した、冬の寒さに抗う人々の心のよりどころになった言葉です。
ドミニアの最も有名な言葉は『かかってくる者よ、それらはすでにリボルヴされている』ですが(高校生のとき、学校の図書室で読んだ本に書いてありました)、個人的に上記の言葉に惹かれます。
それは恐らく、現代に生きるD・Tの事を言い表しているからなのだと思います。
1860年から70年代後半まで、アイルランドの吟遊詩人達は好んでドミニアの言葉を物語に昇華しました。
ニコライ・ステファン(1849〜1882)は『言葉よ、返す返すも森の木霊のごとく』で失われていく緑に悲しみを表現しました。
コンラッド・C・K・コード(1821〜1882)は『ワールズ・エンド(アンド・ネバー)』で再生する人の魂の美しさを歌い上げました。
全部嘘です。
2005.12.26 月曜日
寒さのせいで嘘すら凍ります。冗談すら言えません。
2005.12.25 日曜日
明日すら見えません。
2005.12.24 土曜日
暖房器具が作動しません。
2005.12.23 金曜日
何も上手くいきません。
2005.12.22 木曜日
吉田秋生さんの『BANANA FISH』を読みました。
それだけです。
2005.12.21 水曜日
本当に何もありません。
2005.12.20 火曜日
ちょっとやり方を変えてみましょう。
2005.12.19 月曜日
今市子さんの『文鳥様と私 愛蔵版1』を買って読んでいたのです。
文鳥の世界は、意外に複雑で倒錯していました。
2005.12.18 日曜日
何もありません。
2005.12.17 土曜日
女性作家10人が語る、プロの仕事の舞台裏。『執筆前夜』を読み終わりました。
表紙に加納朋子さんの名前を見つけたので、衝動買いしたのです。
それだけです。
2005.12.16 金曜日
冬の寒さが苦手です。
夏の暑さならば、いくらでも我慢できるのですが、寒いのだけは駄目です。
2005.12.15 木曜日
雷が鳴りました。
大きな音をたてて窓を震わせました。
2005.12.14 水曜日
急ぎましょう。
もっと急ぎましょう。
もっともっともっと急ぎましょう。
夜はすぐそこです。
2005.12.13 火曜日
最後の手段を使って、むりやり出力を始めました。
2005.12.12 月曜日
原因は不明ですが、出力がまったくできないようです。入力の方も芳しくありません。
平時ならば、時が解決してくれるのを待つのですが、今回ばかりは〆切があるので少し焦燥を感じているのでしょう。
急がなくてはいけませんね。
2005.12.11 日曜日
あっという間に時間が過ぎて行きます。穴の開いた砂時計みたいに。
2005.12.10 土曜日
予定らしきものは立てました。
冬は長いようで短いはずです。
2005.12.09 金曜日
眠いですね。
眠くて仕方の無いとき。それの解消法を知っていますか?
そうですね。眠るのです。
2005.12.08 木曜日
あまりの過酷さに眩暈がします。
2005.12.07 水曜日
時間はありませんのに、先は長いのです。
一つずつ積み重ねていかなくてはいけないのですね。
ああ、面倒くさい。
2005.12.06 火曜日
ボディブロゥのごとく寒さが効きます。
2005.12.05 月曜日
ちょっとだけ頑張りましょう。
2005.12.04 日曜日
雪が降らないのはおかしいですね。
体の中から熱が無くなります。
2005.12.03 土曜日
新宿は豪雨。あなたは何処へやら。
2005.12.02 金曜日
テンションの操作が可能です。
普段は無口なD・Tです。必要なことしか喋りません。が、やろうと思えばお喋りな性格を演じることもできます。
大島さんも言っていました。人生は舞台だと。
大島さんは村上春樹さんの『海辺のカフカ』に出てくる素敵な人です。
D・Tにしては珍しいことに、この話にはオチがありません。
2005.12.01 木曜日
あちらの声は聞こえるのですが、こちらの声は届かないようです。
壊れた携帯電話の話です。
2005.11.30 水曜日
体重が落ちていきます。
けっこう、鍛えてます(ヒュッ)。
と言いたいのはやまやまなのですが、これはどうも衰弱しているようなのです。
死んでしまうかもしれません。
あと百年、生きれるかどうかという微妙なラインを彷徨っています。
普通ですね。
2005.11.29 火曜日
何も形になりません。
2005.11.28 月曜日
村上春樹さんの『意味がなければスイングはない』を読み終わりました。
2005.11.27 日曜日
残業です。
2005.11.26 土曜日
キャノンボール・アダレイとマイルス(村上春樹風に言うと、マイルズ)・デイヴィスの『サムシン・エルス』を聴いています。
一曲目が『枯葉』なのです。あまりにもロマンチック過ぎる演奏です。
どうでも良いですね。
2005.11.25 金曜日
もっとがんばります。
2005.11.24 木曜日
ジョン・コルトレーンの『ブルートレイン』を聴いています。変換すると『ブルーとレイン』が最初に出てきました。
特に意味はありません。
2005.11.23 水曜日
今日は間違いませんでした。
2005.11.22 火曜日
サカナはあぶったピカデリー。
2005.11.21 月曜日
今日は、昼頃に近所のコズミック・パンドラに行って買い物(ノートとボールペンと4Bの鉛筆)をして、同じビルの地下にある『カプリチョーザ』というお店でお昼御飯を食べました。
硬めに茹でたパスタをオリジナル・ソースと一緒に炒めた『カプリパスタ』に、サラダと飲み物が付いて480円。これはとても安い。
少し休憩をして、服屋さん(D・Tが好んで着る「デレンス・ターキー」を置いている)とCDショップを冷やかし(アジカンの新曲は29日だった)、夕方に帰宅です。
服を脱ぎ、およそ40分かけて筋肉トレーニングと柔軟運動。シャワーを浴びて、紙パックから直接牛乳を飲む。牛乳って、実はとても甘い。
体を拭き、夕食まで読書の時間です。一昨日買った間崎正樹(マサキマサキ)さんの新刊『大極論』のページを繰りました。およそ半分まで。まだ全部読んでいないので何とも言えませんが、これは前作の『この世に、この夜に』に比べると……う〜ん、という感じです。
夕食の時間になりまして、冷蔵庫を開けましたら、牛乳以外に何もありませんでした。
必死になって台所を捜索しましたら、ソーダ・クラッカーが一箱見つかりましたので、それを夕食の代わりに何枚か食べました。
どう見ても嘘です。
本当にありがとうございました。
2005.11.20 日曜日
一心不乱に冬です。
2005.11.19 土曜日
嘘なんて吐けません。
2005.11.18 金曜日
ストロークスの新曲は、これってどうなのよ? 本当にこれ、ストロークス?
最近、そのことばかり考えています。
嘘です。たまにしか考えません。具体的には、ラジオからその曲が流れてきたときです。
ストロークスに詳しいという訳ではありません。むしろほとんど何も分かりません。
『ルーム・オン・ファイア』ぐらいしか、しっかり聴いたことはありません。『イズ・ディス・イット』は、しっかり聴いたことがありません。
今からちょっと『イズ・ディス・イット』を聴いてきます。
それでは。
2005.11.17 木曜日
特に何も無かった木曜日でした。
吐く息が白かっただけです。
2005.11.16 水曜日
西尾維新さんの『クビシメロマンチスト』を読み終わりました。
読んだだけです。
2005.11.15 火曜日
出来ていたことが、出来なくなっています。能力の喪失に気付きます。
たまには全力を出さなければいけなかったのです。
2005.11.14 月曜日
小川洋子さんの小説が原作の映画『博士の愛した数式』を見てきました。
これは2006年の春に公開される予定の映画で、D・Tはコネクションを駆使して試写会に紛れ込んできました。深津絵里さんは可愛い。
試写が終わると、舞台に原作者の小川洋子さん、主演の寺尾聰さん、監督の小泉堯史さんが現れ、なんやかんやがありました。
他にもいろいろありましたが、酔っているので何も書きません。
2005.11.13 日曜日
西尾維新さんの『クビキリサイクル』を読み終わりました。
2005.11.12 土曜日
D・Tがもう一人いれば良かったのに。
2005.11.11 金曜日
金曜日に降る雨でした。
2005.11.10 木曜日
本にしおりを挟み、鍵をかけました。
すぐに錠は外れてしまいますが。
2005.11.09 水曜日
どう見ても嘘です。
本当にありがとうございました。
2005.11.08 火曜日
昼頃、ふと空を見上げました。
大きな雲が太陽を隠していました。雲の縁から伸びる光が、とても美しいと感じました。
空を見上げる余裕があるなら大丈夫でしょう。
2005.11.07 月曜日
星新一さんの『だれかさんの悪夢』を読み終わりました。「星」に還るのです。
なんの話だか分かりませんね? 教えてあげません。
2005.11.06 日曜日
十時間ほど眠りました。
それ以外は通常通りです。
2005.11.05 土曜日
声は枯れ、彼は誰だと思いながら、柄にも無く愛想笑い、雷鳴に慄き、軒先に吊るされたてるてる坊主、渦の中を進み、墨に浸した筆の心、殺すしかない君の声。
ふと思いついた書き方を試してみたのだけれど、非常に疲れるわりには、特におもしろくも無いという最悪の結果に。
2005.11.04 金曜日
八月の三十一日に、まだやっていない自由課題の存在を思い出した学生の気分です。
「呼んだか?」と八月が言った。
呼んでいません。
2005.11.03 木曜日
鍛えてますから(シュッ)。
2005.11.02 水曜日
『修羅場』
『恋は幻』
『落日』
の三曲です。
何の話だか分かりませんね。東京事変の新譜の話です。
何の話だか分かりませんね。〜の話です。というパターンをよく使います。
よく使っている気がします。
2005.11.01 火曜日
目に見えない速度で過ぎ去っていきます。