日記(2020年)

2020. 12.31 中国古典『貞観政要』
    「草創と守成といずれか難きか?」という有名な言葉がある。草創とは創業、新しい事を始めること。守成とはそれを守り発展させること。すなわち外的拡大と内的深化、どちらもそれぞれ難しい。私の2020年はどちらかと言えば「守成」の年、充実したとても良い一年だった。健康に深く感謝。家族、友人、いつも支えてくれる周りの人々に深く感謝!
2020. 12.29 大学の職員Qさんと二人で六甲全山縦走
    7:00に日の出とともに須磨のJR「塩屋」を発ち、22:43に阪急「宝塚」にゴール。タイムはなんと15時間43分。まさしくドMの所業!
    Qさん、初の全縦達成、本当におめでとう! ブラック企業顔負けのエクストリームな世界へようこそ。人生の新しいステージがあなたを待っています。
    前半は仕事の愚痴を吐いたり、「雪が積もったら(山頂に)初日の出 見に行くの楽しみ」とか雑談しながら陽気に前進したが、後半はだんだん無口に、幽霊のようになり、「なんで僕たちこんなことしてるんでしょうか?」、「全縦なんて二度とせえへん」、「初日の出、やっぱり見に行くのやめる」とか、ネガティブ発言ばかり。しかし、なんだかんだ言いながらも歩ききり、終わりよければすべて良し。
    私は六甲全縦はソロの経験しかなく、デュオは今回初めて。極めて苦しかった。ここ数年で一番の苦行。でもデュオには、思い出を分かち合う楽しみがある。とにかく、まあこれだけ踏ん張れたんだから、2021年も元気に駆け抜けられそう

2020. 12.26 今年最後の巻き狩り@養父
    何も獲れず残念! くくりワナに鋭い一本角の鹿がかかっていたのみ

2020. 12.25
    ・今年も龍野・室津港の吉田水産までカキの買い出し。7s。お世話になった人や親戚に配って無事帰宅。寒中6時間のバイク、防寒さえ万全なら案外平気。
    ・末娘、朝起きると家の前にクリスマス・プレゼントの自転車が!

2020. 12.24 出没の一報を受け、朝から出動
    三田の現場に急行すると、ヤツがいた。箱ワナに入っていても、油断ならぬ! 一日中、毛皮の処理。「可哀そう」という人もいるが、私は動物をできる限り利用し、命を無駄にしないことこそ、人間の責務だと考える。私は、駆除される(すなわち殺され埋められる)動物を残念に思う。人間の都合で外国から連れて来られ、やがて「害獣」にされてしまったアライグマ。せめて毛皮だけでも丁寧になめし、欲しい人に配って大事に使ってもらいたい

2020. 12.23
    ・クリスマスの食材を求めて、いつもの仲間と丹波篠山でカモ撃ち。日の出前は激寒で文句言いながら震えていたけど、日が昇り、霜の降りた早朝の農村の空気はなんだか神々しかった。池ポチャした撃墜カモを、足を濡らして回収してくれた猟友に心から感謝・恐縮です。
    ・妻にクリスマス・プレゼント。白のフォルクスワーゲン・シャラン。無事故で10年乗ったトヨタ・アイシスはついに引退だ。アイシスには弘前時代以来の思い出がつまっているが、一番は何といっても青森大返し(2012.3.18 参照)。あれは人生の絶頂だったなあ。アイシス、今まで本当にありがとう、そしてシャラン、これからどうかよろしく!

2020. 12.22 鹿肉の燻製
    よい出来なので、明日、猟友に味見してもらおう。チーズを乗せて食べると最高だ。さてさて、今朝もまた、「昨日より大きいアライグマが獲れた!」と連絡があり、あさって取りに行くことになった(今季5匹目)。毛皮を3枚同時に処理するのは大変だろうな。大学の方は今日で仕事納め
2020. 12.21
    昨日のアライグマの子どもの毛皮は、順調に処理中。ところが今朝、また大きいアライグマが獲れたと連絡あり。夕方、三田へ取りに行った(これで今季4匹目)。毛皮を2枚同時に扱うので少し忙しくなる
2020. 12.20 2週間ぶりに三田で猟
    鉄砲では何も獲れなかったが、ワナにかかったアライグマ(今季3匹目)と鹿の背肉をもらった。アライグマは現地で皮を剥ぎ、皮だけ持ち帰る。今回のヤツは子どもで、かわいい顔で鳴くものだから、こっちも辛かった。命を感じた。どんな獣も子どもはかわいい。しかし野に逃がすわけにはいかない。心を込めて毛皮を大事に利用するのが、せめてもの罪滅ぼし。
    鹿肉は久しぶりに燻製にしよう。それから猟友のMさんからは小芋(娘の好物!)をたくさん頂いた。皆さんのお心遣いにより、今日は不猟にもかかわらず、バイクにお土産を満載して帰宅。いつも本当に感謝
2020. 12.19 びっくり、母からの献本
    太極拳の中国古典などのオムニバス邦訳。どうせ自費出版だろうと思いきや、著者負担ゼロとのことで、感心した。ほんま烈女や。おそろしい婆さんや。かないまへんわ。精神も身体も健康そうでなにより。本郷成保美[訳・編]『中国太極拳読本: 伝統太極拳を学ぶ人の為に』龍門書院, 2020

2020. 12.14 鹿皮を干して乾かすと(12.8 参照)
    一夜にして変色し、カニの甲羅みたいにカチコチになった。まったく手に負えぬ。なんてこった! 恐ろしく堅い。仕方ないので、一部を切り取り、アイロンをかけて平らにし、紙やすりで磨き、油を塗り込み、鹿革コースターを試作

2020. 12.13
    ・大根の収穫開始。今年は豊作! 妻の音楽教室に来る子どもたちに、一本ずつ抜かせて持って帰ってもらう。
    ・経済学史学会・関西部会で、八木紀一郎・荒木詳二[訳]『シュンペーター 経済発展の理論(初版)』(日本経済新聞出版, 2020)を論評。準備に少し手間取ったが、よい勉強になった。八木先生は院生時代の私の恩師の一人。

2020. 12.8
    鹿のグレーの冬毛が美しいので、壁飾りにしようと丁寧に処理していたが、ボロッと大量に毛が抜けてしまい失敗。悔しいなー。仕方なく、毛をすべて抜き、敷物を試作することに。大きなものを1枚作るより、小さめにカットして数枚作る方が便利か? どうなることやら…。2匹目のアライグマの毛皮は完成間近

2020. 12.1 垂水の県立星陵高校へ出張講義
    その後、夕方に重要な会議があり、急ぎ大学に戻らねばならないため、(高校・大学の両方の許可を取り)初めてバイクを使用。行きはのんびり、帰りは高校近くの高丸インターから高速に入り、まさしく「師走」。1時間後、ヘルメットを脱ぎ、髪型ぺしゃんこ(センター分け)で、難しい顔をして会議室に端座していた。ヒマラヤ杉のツリーも点いたよ

2020. 11.30 ゼミの卒業アルバム写真撮影
    コロナ禍で大変だが、残りの学生生活を大事に過ごしてほしい。わがゼミ初の女子ゼミ長、しっかり者で頼りになる

2020. 11.29 猟の合間に娘たちへのプレゼント作り
    これはポイント高いぞ。穴にマスクを通すだけの簡単装着。気に入ってくれたようで、さっそく錐で小穴をあけ、ランドセルの飾りに。本郷亮 作(令和二年)「ねずこ青竹」(関西学院大学 池内記念館所蔵)

2020. 11.28 庭の大根40本あまり
    順調。まだ少し早いが、娘たちが急かすので、試しに1本抜かせてみた。私の好物は、葉っぱの漬物に、ちりめんじゃこを混ぜたもの。朝のお茶漬けに最高に合う

2020. 11.22 干し柿(11.8 参照)、いい感じになってきて、毎日2つずつ食べている。柿の真の美味しさを知った48の秋
2020. 11.21 猟@養父。何も獲れず、農家さんのご厚意で、果物狩りして家路へ
2020. 11.15 日の出とともに仲間4人でカモ撃ち@丹波篠山
    池にたくさんいて、チャンスも多かったが、結局一羽も獲れず。しかし楽しかった! その後、定例の三田の日曜猟に参加。奇麗な冬毛の鹿が獲れたので、皮だけもらった。夏毛はすでにもっている(2019.6.20 参照)
2020. 11.13 本州は明後日から猟期入り
    須磨の射撃場で練習。クレー、50発、6250円(弾代込み)。15日はカモ撃ちをする。昨年同様、得意の燻製を作って職場の仲間や学生にお裾分けしたいけど、今年はコロナで無理。今作っている干し柿も無理だな

2020. 11.11 2匹目のアライグマをもらいに三田へ
    (水の豊富な場所を教えてもらい)現地で皮を剥ぎ、皮だけ持ち帰った。1匹目と同じく壁掛けを作る(11.1 参照)。私が皮なめしばかりするので、猟友があきれている
2020. 11.8 干し柿
    三田のYさんから柿をたくさん分けてもらい、作り方のレクチャーを受けた。帰宅後さっそく実践。3週間後?の完成が楽しみ。娘は手伝った駄賃として鬼滅の映画を要求。やむなし…

2020. 11.3-5 阿蘇山一周ソロツー
    GO TO で格安になったフェリー「さんふらわあ」(神戸⇔大分 弾丸往復・バイク込み、実質6000円)で、葡萄色の海を渡り、単身、九州へ。めざすは火の国、阿蘇五岳。阿蘇は高2の修学旅行以来だから31年ぶり。由布院の湯は初めて。いい旅だった

2020. 10.31 高野山・龍神温泉・白崎海岸ツー。
    高野山は小学5年の林間以来、37年ぶり。その時、靴擦れに耐えながら歩いた門前の町並み、けっこう覚えているもんだな。温泉もいい湯だった。夕陽に向かってバカヤローと叫ぶ真の勇気が欲しい

2020. 10.29 今週もまた出張講義@(大阪府立)旭高校

2020. 10.26 ゼミ3年生、秋の遠足@仁川ピクニックセンター

    コロナでハロウィンパーティーができないので、その代替行事として。こんなに気持ちいい秋晴れの日に教室にいるなんて、もったいないかも、という(現代日本の教育界ではタブーとされる)重要な真理に気付いてしまった若者たち

2020. 10.22 出張講義@ダンス部が全国的に有名な(大阪府立)登美丘高校。良い学校だな

2020. 10.18 先日の大シシ、まさかの新聞沙汰に
    体長150cm、体重135s、ぼたん鍋にすれば450人分だってよ。YさんIさん、カッコいい! 神戸新聞 11.17朝刊

2020. 10.12 ワナにかったアライグマ
    三田のYさんから頂いたので、毛皮を剥ぎ、壁掛けを制作中。「皮なめし」をして完成は2週間後? 乞う御期待

2020. 10.11 特大イノシシ
    朝、栗と枝豆をもらいに三田のYさん宅に行ったら、ワナに獲物がかかっているそうで、急遽その始末の手伝いをすることに。想像を超える大物で、驚いた。栗と枝豆は大量にあったのに、知人たちにお裾分けしたら一日で蒸発

2020. 10.4 娘たちの手を借りて大根の種まき
    Tシャツ・短パンでランニングするのはもう無理なほど、夜は冷え込んできた

2020. 10.1 ゼミ9期生、初回授業は恒例の甲山ハイキング
    うちのような野外志向のゼミはコロナ時代でも案外やっていけるかも。学生たちが充実した大学生活を送れますように

2020. 9.27 同僚とバイク・ツーリング
    佐用の店「新さよ」のホルモンうどん、千種高原、「道の駅 あわくらんど」など。走行距離、ついに1万キロ越え。知識も色々と得たし、無事にここまで来られて本当に感謝。スムーズにバイクの世界に入れたのは、周りの人たちのおかげ
2020. 9.25
    ・PALS西宮店でバイクの一年点検。驚くほどに乗り心地が良くなった。さすがプロの整備!
    ・秋学期が始まり、気が張ったのか、今週はやけに疲れた…
2020. 9.21 エンジンオイル交換中にドレンボルトの頭をなめた。不覚。一年点検のついでにバイク屋に見てもらう

2020. 9.19 研究発表を終え、今日は存分に羽を伸ばした

    日本海に面する香美町香住から、海岸沿いに東へ東へ。そして丹後半島を時計回りし、経ヶ岬の灯台、伊根の舟屋、宮津の天橋立まで。秋風は清涼、景色も第一級なので、実に気分爽快。さすがユネスコ登録の「山陰海岸ジオパーク」。ひねもす走り続けた。道はくねくね、アップダウンも激しく、絶景に見とれると危険。この一年の走行距離は9600キロ、ゴールド免許維持

2020. 9.13 何年も前から気になっていた「いきなりステーキ」
    昼に家族4人で初めて行った。大満足。また行きたい。18日の研究発表の準備は目途がついた
2020. 9.9 免許を取って1年。二人乗り可能に
    ・さっそく次女と甲山までタンデム。運転の感覚が全然違う! 慎重に。習い事の送迎、これで少し楽になる。
    ・お世話になっている知人から北アルプス立山・剱岳周辺の地図を頂き、研究室のデスクの壁に貼り付けた。眺めていると、ひととき浮世の苦悩を忘れる。お気遣いが心に沁みる

2020. 9.6 18日に研究発表をするので準備中。だが夏の疲れか、ここ数日不調。早く済ませて秋を楽しみたい

2020. 8.26 憧れの地、関ヶ原、時を忘れて駆け回った

    「夢中」の二文字は、こういうのを言う。「単純」の二文字もいい。朝6時出発、行き4時間、現地見学3時間、帰り5時間(昼食含む)。良い一日だった。石田三成陣跡(笹尾山)、島左近陣跡、開戦地、宇喜多秀家陣跡、小西行長陣跡、大谷吉継陣跡および墓、島津義弘陣跡、徳川家康陣跡(桃配山)、本多忠勝陣跡、松平忠吉・井伊直政陣跡、東首塚、藤堂高虎・京極高知陣跡、福島正則陣跡、島津豊久の墓

2020. 8.21 大江山の鬼そば
    同僚に誘われ、バイクで片道2時間半かけて食べに行った。冷の天そば、大盛り、なるほど美味い。大江山は、土蜘蛛(つちぐも)や酒呑童子(しゅてんどうじ)の昔話で有名。「大江山、いく野の道の遠ければ、まだふみも見ず、天橋立」の歌も有名。あと5分で帰宅というとき、夕立に遭い、あっという間の濡れネズミ。激しい雨の中をバイクで突っ走れば、ティーンエイジャーに戻った気分

2020. 8.18 守成の本義
    年初に定めた通り、今年は守成の年。その必須課題の一つが商店で言うところの「棚卸し」だ。自分の所有物をリスト化し、再認識する。これにより、自分がいかに多くのものを既に所有しているかに気付く。すなわち「知足」、足るを知る。そしてそれらを吟味し、手入れし、使いこなすスキルを鍛え、死蔵品を甦らせる。すなわち贅肉を筋肉に変える。だから守成の年には、なるべく新たにモノを買うな
2020. 8.11-15 5年前に北海道厚真に移住した親戚一家を初訪問
    国の Go to Travel 制度を利用。子どもたちが成長し、家族6人全員での旅はこれが最後と思い定め、内容盛りたくさんの4泊5日。レンタカーで、登別、富良野、大雪山国立公園(層雲峡・黒岳)などにも足を伸ばした

2020. 8.6 同僚と砥峰高原&峰山高原へ
    帰りに、前から気になっていた三田の林道「紅葉とせせらぎの道」に寄り道し、終点の母子大池まで

2020. 8.5
    ・子どもに野外活動を教えるのは親の役目。キャンプの下見にバイクで金剛山へ
    ・娘と須磨の海へ。コロナで遊泳禁止(水浴び可)なんて、行政は頭が固いね。そんなことすれば、人々は代替にどこへ行く? トータルに考えねばいけないのに、お受験だけの公務員は視野が狭い。夏の盛りに砂浜が閑散としていた

2020. 8.1-2 南紀一泊ツーリング
    明治期の太地の鯨漁師とその家族を描いた1978年直木賞作・津本陽『深重の海』。5人全員でそれを読んで聖地巡礼だ。国の Go To Travel 制度を利用。また1つ、忘れえぬ思い出ができた。私はグループで最年少。兄貴たちが悪いことばかり教えてくれるので、色々と上達が早い。天王寺のコンビニ集合 → 谷瀬のつり橋(十津川村)→ 世界遺産 熊野本宮大社 → 紀伊勝浦の民宿 → くじら博物館(太地) → 本州最南端 潮岬 → 三段壁(白浜)

2020. 7.24 娘たちと川遊び
    私は河原でごろり、1時間ほどのんびり。頭の中では仕事のことを考えている。午後から天気が崩れるそうな。晴れると山やバイクなど誘惑が多いけど、雨の日は読書に専念できて、それはそれで良い

2020. 7.18 関学三田キャンパスの向かいにある「三田まほろばブレッツァ」偵察
    県内各地の農産品が買える。私にとっては、ゼミで調査旅行(2019.9.17-19 参照)した但馬の野菜が魅力的

2020. 7.17 愛機SONYデジタルペーパー1号機(左・2017購入)、散華
    読書中にフリーズし、電源ボタンもリセットボタンも効かず、したがってそのページがずっと表示されたまま(変な本じゃなくて良かったよ)、大学生協を通じて修理に旅立った。弁慶の立ち往生ばりの壮絶な固まりざまだった。夕方、生協から修理代6万円超の見積もりがあり、廃棄を決意。思い出つまった1号機よ、惜別、いざさらば。2号機(右・2019購入)スクランブル発進だ

2020. 7.16 若桜(わかさ)
    若い友人に案内してもらった。セロー250の48才とCB1300の24才、ねずみ年のコンビ。若桜の鬼ヶ城といえば、戦国一のドM武将、山中鹿之助。山頂の城跡から眺めると、ここが播磨と鳥取を結ぶ要地であるのがよく分かった

2020. 7.13 社会政策学会の編集委員会
    初参加。経済学史学会の編集委員会より大変そうで、参ったな。それはさておき、春学期のオンライン授業の苦労から今日ついに解放された。自由だー。とりあえずは研究室の掃除

2020. 7.2 チーム商経「赤いキツネと緑のタヌキ」結成のお知らせ
    私と同じセロー(赤)を突如購入した商学部教授に誘われて、越前小浜のエンゼルライン、丹後舞鶴の五老スカイタワーなど、快走320km。セローの燃費はとても良いので(今日はリッター45km)、暇と体力と嫁さんの理解さえあれば、どこまでも行けそうな気がする。行こうぜ!

2020. 7.1 高3の兄に花火を分けてもらった妹たち。家族が健康で、仲の良いことに感謝
2020. 6.25
    ・春学期も終盤。オンライン授業の準備は大変な苦行だったが、あと一息で夏休み。本学教員の中でおそらく最も体力があり、要領も良い私でさえこのありさまだから、他の教員の苦戦は容易に想像できる。つまり今が好機、そう信じて気張ろう!
    ・大阪・神戸と九州東海岸を結ぶフェリー「さんふらわあ」。その船員の若者とぶらぶらツーリング(三田〜有馬〜六甲)。いつかフェリーを使って阿蘇山一周ツーリングをしたい

2020. 6.20 猟隊の練習会@須磨射撃場。50m、立射、動的、スコープ無し。令和の那須与一、至難ですな!
2020. 6.17
    梅雨のさなか、待ち望んだ青い空。新しいヘルメットをかぶり、伊賀の青山高原へ。頂上からは津や松阪の市街、伊勢湾、右手には志摩の山々も見渡せた。帰りに伊賀焼や信楽焼の窯元を見学したかったけど、時間なくてスルー。忍者屋敷も一度訪れたい

2020. 6.16
    ・十年前に弘前で買ったトヨタ・アイシス(2010.7.11 参照)。だんだんボロも出てきたけど、まだまだ頑張っておくれ。車検から1年経ち、エンジンオイルを交換。オンライン疲れを感じる昨今、いい気分転換になった。自分でやれば、業者に頼むよりずっと安いし、良質のオイルを入れられる。
    ・バイクの夏用ヘルメットが届いた。ヤマハYJ-20。涼しいだろうな。着脱の容易さも大きな利点

2020. 6.7
    ・今年も三田の有害鳥獣駆除が始まった。獲物は出なかったけど、やっぱり山はいいな。猟隊の仲間に久しぶりに会えて嬉しい。
    ・質素倹約を旨とし、日々、身体を鍛え、学問に励む。この単純な教え、ストイックな暮らしは、質素倹約だけは若い頃に比べると少し弛んできたが、今なお重要だ
2020. 5.28 大台ケ原
    ついに来た。さすが関西の屋根、スケールが違う! 見渡す限り、山ばっか。雄大。植生も気温も違う。苦労して来た甲斐あり。しかし往復9時間(休憩含む)、ここらが体力的に日帰りツーリングの限界か。次回は一泊してじっくり登山したいな

2020. 5.23-24 キャンプ
    子どもたちを鍛えた。家から半時間ほどの隠れ場の谷(猟期なら銃の使用可)。めったに人が来ない静かな場所だ。テント泊では焚火が大事。子どもたちが「また来たい」と言ってくれたのが一番の成果

2020. 5.21 日帰り伊賀越え・松阪ソロツー
    片道4時間。さすがに伊賀は山深い。伊勢松阪は母方祖父の出身地で、少年時代によく遊びに行った非常に思い出深い土地。昼食をとり、お城の横の本居宣長の鈴屋や、思い出の場所をぶらぶら。多くの人の世話になったなー、ありがとうございます、と大昔のことを感傷的に振り返ってしまった。いい一日だった。来てよかった

2020. 5.19 妹たちの野鳥観察のために長女が奮闘
    木に登って位置や大きさのイメージを立て、それからホームセンターで板や釘を買い、手際よく30分ほどで設置完了

2020. 5.14
    ・オンライン授業の準備と読書ばかりの毎日。気晴らしに新緑まぶしい山の空気を吸いに出かけた。午前の爽やかな風を浴びながら、六甲の山道をのんびり走る。ヘルメットの中で思わず頬の筋肉がゆるみ、「いや〜 贅沢な時間だな〜 これぞ至福のひとときだな〜 うんうん」なんて独り言ちてしまう。お、神戸牛 発見! 高級黒毛和牛か? 1時間半の非日常。さ、帰って仕事しよ。
    ・わがゼミ、今年の一次志願者 38名、満員御礼

2020. 5.10 晴耕雨読
    コロナ時代に適した生活スタイルだな。食糧増産のため畑を2平米ほど拡張。娘が手伝ってくれたので助かったが、それでも重労働2日。
    読書はかつては1週間1000ページが普通だったが、今はせいぜい400ページ。だが今の年齢や立場を考えれば、まあ善戦している方だ

2020. 5.5
    卒業生と「オンライン飲み会」とやらを初体験。こりゃおもろい。あっという間の3時間、飲み過ぎた。というか、もっと酒と肴をストックしとかなアカン。勉強になった

2020. 5.4
    ・先日植えた柚子(4.18 参照)、可憐な白い花を咲かせた。根付いたようだ。
    ・社会政策学会からジャーナルの編集委員の役を頼まれ、謹んでお引き受け。これも何かの縁

2020. 5.1 瀞川氷ノ山(とろかわ ひょうのせん)林道
    猟友のMさんFさんと走り抜けた。コロナ緊急事態の今、怪我すると社会的に痛そうだし、不要不急のオフロードでコケても誰も同情してくれないだろうから、足には膝当て、上着の下には胸当て・肩当て・肘当て・背当てを付け、反骨の気概を示した。全行程360km、無事帰還したら愛車は埃まみれ、気抜けしたとたん体もへなへな。でも、緑と風が本当に気持ちよかった。今回も冒険に導いて下さったMさんに大感謝! 氷ノ山(1510m)は兵庫の最高峰で、中国地方第2の高峰。一帯は氷ノ山後山那岐山(うしろやまなぎさん)国定公園。いつか冬にテント泊してみたい

2020. 4.30 みんな行きたいと言うんで
    家族5人(さすがに高3の長男はもう来ない)で賑やかに30分歩き、再び仁川上流へ。学校もコロナでこんな有様やし、家に籠らず野で遊ぶ楽しさ・知恵・価値観を、子どもに伝えるのは私の役目やろなあ

2020. 4.25 ナナと仁川ピクニックセンター
    家から歩いて30分。野外でカップ麺を食べると美味しいよね! 帰宅後、今週も再び(4.17 参照)三田のY名人のお宅に行き、タケノコを頂き、タラの芽採りに連れて行って頂いた。山の幸に家族は大喜び

2020. 4.21 大学のオンライン授業の準備
    声を録音し、ラジオ講座のような「番組」を制作するのだが、とても時間を食う作業。クオリティーを求めると全然捗らぬ
2020. 4.18 あいあいパーク
    阪急「山本」駅の近く。良い苗が手に入ると聞き、妻と買い出しに。夏野菜の苗と柚子(ゆず)の苗木

2020. 4.17 猟でいつもお世話になっている三田のYさん
    朝取れのタケノコをたくさん分けて頂いた上に、里山にタラの芽を採りに連れて行ってもらった。美味しいものを色々頂いたり、学ばせて頂いたり、本当に感謝いたします!!!

2020. 4.16 ケフィアというコーカサス系ヨーグルト
    種菌を10袋700円で買ってきて、それを牛乳1リットル当たり1袋入れて自家製ヨーグルトを作った。3日間、温かい所に放置しておけば固まって完成。なかなか美味! さて、これを半分だけ食べて、残りの半分に再び牛乳を足しておけば、また数日後にヨーグルトになるか? 実験したところ成功。つまり幾らでも牛乳をヨーグルトに変換できる。次は漬物(キムチ含む)をやりたい
2020. 4.11 大学の仲間と六甲山を歩いた
    関学→六甲山最高峰→宝塚→関学。加藤文太郎の真似をして、電車等を使わず、すべて徒歩の7時間半。帰宅すると、食卓上に子どもたちが作ったイースターエッグが。早く学校が再開されるといいね

2020. 4.9
    ・食パン1枚持って、スズと近所の池へ。コイや野鳥がたくさんいて、けっこう楽しかった。
    ・先日バイクで偵察した蓬莱峡・座頭谷エリア(3.31 参照)を、今日は徒歩で詳しく調べた。キャンプ可能。5時間半ほど探検した。六甲山は広いね

2020. 4.4 社家郷山(しゃけごうさん)キャンプ場の偵察
    家から歩いて1時間。管理人さんが親切。コロナで閉鎖中だったが、とても安いし、一度利用したい。ついでにその北側の樫ヶ峰(461m)に登った。春の自然を楽しみながら3時間半の長散歩

2020. 4.2 同僚と淡路島ツーリング
    一時、明石の大橋が強風で二輪車通行止めになったが、なんとか島に渡れた。国による撤去が決まったボロボロの100m大観音像を訪れたら、NHKの取材に遭い、お昼と夕方のニュースに出たが、私が独自の主張を開陳した部分はすべてカットされていた。公共放送なんて所詮そんなもんよ。昼食は南あわじ市の「トロ兄ィー食堂」で名物のマグロ丼。それから、洲本市の立川水仙郷に併設されている「謎のパラダイス」というエロ博物館は強烈で、忘れえぬ思い出としてこの胸に深く刻まれた。帰路、北淡町の「魚増鮮魚店」で、お土産の焼きアナゴを購入。今回も先導してくれた同僚に感謝

2020. 3.31
    ・名付けて「白六甲」(はくろっこう)、完成間近。
    ・宝塚の西、蓬莱峡をバイクで偵察。中学・高校時代に2度キャンプした思い出の地。30年以上も昔の話。今でもキャンプ可能だろうか?

2020. 3.23
    ・大学登山サークルの企画「これがホントのいきなりステーキ!? 究極の地産地消: 摩耶山頂で神戸ステーキを焼いて食べよう」はコロナで中止。無念。準備した高級肉は皆に配ろう。
    ・今日は、バイクで福井県小浜市までサバ定食を食べに行った。片道150km、約3時間。おとつい交換したエンジンオイルの効果を実感できた。ところで長距離ツーリングではいつも、思いのほか体力を消耗し、体が冷えて体調を崩す。偶然ではない。本気で対策を考えよう。
    ・明日はバイク屋にて愛車に念願のETCを取り付ける。淡路島や四国に渡る準備だ

2020. 3.21
    ・高くなりすぎて危険な庭木。2日かけてノコギリで伐採。かなりの筋肉労働だった。変な方向に倒れると大惨事なので慎重に作業し、最後はミシミシと音を立てて見事に倒れた。代わりに何か果樹を植える予定。
    ・3500km走ったのでバイクのエンジンオイルを自分で交換した。工具等の初期投資の金はかかるが、自分でやれば安いし、メンテナンスの勉強になる。大好きな愛車だから大事にしたい

2020. 3.18 ゼミ6期生の卒業
    卒業式はコロナ対策で中止になったが、自主的に集まった。人間、ためらってはいけない時がある。学生が行くと言うのに、教員が行かずにおれようか。共にすごした学生生活は今日をもって終わり、ここからは皆、各々の道をゆく。その出発を祝う

2020. 3.14-15 ジビエBBQキャンプ!
    城崎温泉から北東3キロ、日本海に面した「気比の浜キャンプ場」、幸い天気回復。@アナグマ肉、A猪のツラミ(面肉)、B自家製の蜂蜜、Cスパークリングどぶろく、D自家製のチコリと原木シイタケ、E自家製の一本ネギ、など豪華食材の数々。凄いよ 本当! 気が置けない仲間と焚火を囲み、コロナも吹っ飛ぶ賑やかな夜を過ごした。どぶろく 効いたー、アルコール度なんぼや これ? また1つ、幸せな思い出が増えた

2020. 3.12 巨星 墜つ
    三田の田中敏弘先生が亡くなられた。忘れえぬ師の一人であり、今日の私があるのは先生のおかげでもある。関学の経済学史研究の一時代の終わりを感じる。私の研究室には先生から頂いた思い出の品が幾つかある。どれも大切なもの。継承の二文字が重い。一筋縄ではいかぬ責務。容易ではない。正を以て合い、奇を以て勝つ
2020. 3.11 雪彦山(姫路市)
    妻、長女、妻の後輩、私の4人で、雪彦の三山(大天井岳838m, 雪彦山915m, 鉾立山942m)を縦走したのち、「キケン」の看板が出ている上級者コースを選んで、地蔵岳によじ登り、日没前に無事下山。雪彦を堪能した7時間。ガイドは妻の後輩がしてくれた。彼女のおかげで素晴らしい経験ができた。心から感謝。本郷家登山部、けっこうレベル高い

2020. 3.9
    ・三田の大先輩Yさんから猪のツラ肉と蜂蜜を頂いた。しかも蜂蜜は2011年のヴィンテージもの。養蜂をしているなんてビックリ、本当に凄い人だ! いつもお世話になりっぱなしで頭が上がらぬ。
    ・再来週に大学登山サークルの山行があり、私が引率者なので、下見のために摩耶山へ。阪急「六甲」駅、カスケードバレー、穂高湖、徳川堂、トゥエンティークロス、JR「新神戸」駅という4時間半のコース。山行を通じて親睦し、職場の幸福度を高めることが目的だ。幸せな職場は自分たち自身で作らないとね

2020. 3.7 伊吹山 1377m
    行こう行こうとずっと前から気になっていた。天気良好なので、思い切って日帰り単独行。1971年の直木賞作品・豊田穣『長良川』に伊吹山が何度も出てきて、登山欲を刺激されてしまった。立派な山容。積雪ほとんどなし。山頂からは関ケ原を鳥瞰できた。琵琶湖の眺めも噂通り素晴らしかった。ここで日の出か日の入りを見られたら、最高だろうな。4:45出発、19:45帰宅、心地よく疲れた

2020. 3.5
    ・長女の高校入学祝いのアコギを探しに梅田の三木楽器へ。これで3軒目。ついにコスパ最高の良品に遭遇。さすが三木楽器!
    ・妻がトレンチコートをプレゼントしてくれた。なんとトレンチの元祖、アクア・スキュータムの最も伝統的な型のやつ。ルパンの銭形警部の着ているやつだ。とても気に入った。僕は服装に無頓着で、よく妻に注意されるが、これならどこへ出ても恥ずかしくない。一生大切に着よう。
    ・新型コロナの影響で、卒業式もパーティーもゼミ合宿も、残念だが全部中止 … やむを得ない

2020. 2.23-24 西穂高岳
    準備万全、楽しみにしていた、ロマン溢れる酷寒の北アルプス。今回も神戸日赤病院のパーティーに加えて頂いた。強風で新穂高のロープウェイが運休するなど、色んな意味で風に苦しめられたが、蒼天下の眺めは最高級。独標手前のコルまで進み、雪山の恐ろしさを心底納得。多くを学んだ充実の2日間。いつもながらの隊長の温かい指導に感謝
    【行程】 穂高荘倶楽部(泊)〜 新穂高ロープウェイ 〜 西穂山荘を経て「独標」手前のコルまで

2020. 2.19
    ・銃所持許可の初めての更新。面倒だが、無事完了。
    ・仙台出張から帰宅。新幹線から見た富士山が爽やかだった。48歳になった。健康に恵まれ、仲間に恵まれ、感謝。競争せず、高望みせず、無理せず。私は私でよい

2020. 2.13 結婚20周年記念日
    まず近所の甲東梅林の様子を見て、それから妻の学生時代の知人が経営する大阪の日本料理店「靱本町 がく」で昼食。ミシュランの星が付いたこともあるお店。食材や味付けはむろんのこと、食器、内装、話術など、すべてに感心! 一品一品、面白かった。いやはや、本当に夢のような時間を過ごさせて頂いた。すごいなあ、とても勉強になった!

2020. 2.11 カキを食べに再び室津(2019.12.29 参照)へ
    今回は家族と車で。皆、喜んでくれて良かった。帰りに姫路城も見学

2020. 2.9 アナグマ(別名 ムジナ)
    美味らしいので、前から一度食べたいと思っていたら、いつもお世話になっている三田の先輩猟師Yさんが分けて下さった。ラッキー! 塩コショウで焼肉に。ふむ、なるほど確かに美味しいが、脂っこすぎて多くは食べられぬ

2020. 1.30-31 関学体育会フレッシャーズ・キャンプ@ホテル&リゾーツ南淡路
    総勢810名の汗臭い陽気な連中、バス19台を連ねて淡路島へ。学生アスリートとしての心構えや課題を2日間話し合った。日本のスポーツ世界には、権威主義的、非合理的な古くさいカルチャーがときおり残存しており、精神の「近代化」が今なお不可欠。同行した教員は昨年と同じく私のみ

2020. 1.29 六甲全山縦走
    JR塩屋(7:13)から黙々と山々を歩いて阪急宝塚(20:48)まで、13時間35分。私の定期体力テストだ。前回(2019.4.17 参照)と比べて体はなまっておらず、今年も自信をもって万事に臨める。肉体的に六甲全縦より苦しいことなど、そうあるもんじゃない

2020. 1.28 ドッカーンと雪が降るようなので冬タイヤに
    慣れたもの。40分ほどで完了。ついでに車載のジャッキをバイクにも使えるか試したところ、十分に兼用可能。ラッキー

2020. 1.24 (西宮市)大学共通単位講座(市民講座)「経済学の歴史」
    昨年秋から金曜にアクタ西宮・東館6階の西宮市大学交流センターでやっていたが、無事終了。良い経験になった。いつか機会があれば、またこの講師控室を訪れたい。ありがとうございました

2020. 1.19
    ・バイクの走行距離が3000キロに達し、初めてチェーンを掃除。エンジンオイルもそろそろ心配。ETCも付けないと。悩みは尽きぬ、出費も尽きぬ…
    ・三田の猟隊で鹿の「四本角」を頂いた。やっと手に入れた。これまで「三本角」しか持ってなかったので、とても嬉しい

2020. 1.13 家族5人(長男はインフルエンザで留守番)
    猪名川の一庫(ひとくら)公園で遊び、それから昼食代わりに三田でイチゴ狩り。満腹!

2020. 1.9 ゼミ4年生の恒例の卒論提出飲み会
    残念なのは、卒論を書かずにゼミを去った者が多かったこと。昨年までそんな学生はゼロだったのに…

2020. 1.3 妻の実家の新年会@陳餐閣
    とても良い中華のお店。今年も全員健康で過ごせますように!

2020. 1.2 大阪のダイトレ縦走コース
    ゼミ卒業生と序盤部分を4時間ほど偵察。暖かくなったらテント持って踏破したい

2020. 1.1 大阪の実家へ元旦の挨拶
    皆で新年のお茶を頂いた。昨年は特に二輪免許取得という人生の新領域を拓いた「草創」の年だったが、今年は既存の畑を耕す「守成」の年になろう。色々な意味で安全運転を心がけたい


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