日記(2011年)

2011. 12.28 近所から出ている無料送迎バスに乗り込み、岩木山スキー場へ
    コータロとリリはスキー教室に。私と妻は初挑戦の上級者コースで転びまくり、初心者コースに逃げ帰った

2011. 12.27 昔の写真
    大掃除中に発見。祖父と祖母。祖父は大阪造幣局に勤めていた。質素で地味ながら堅実で幸福な家だった

2011. 12.24
    ・家族で教会へ。感謝の祈りをささげる。命は短い。あっという間に白骨となる。常に何かに集中しておれば、それでよし。私にしかできぬ仕事。他のものに目をくれるな。
    ・出版社からのクリスマス・プレゼント(校正刷り)。三年かけた大仕事、成就目前。これを終えたら、ゆっくり文学作品など味わいたい
2011. 12.18
    ・新聞記事「奏法と楽器: 津軽三味線を進歩させるA」を執筆
    ・エプソンのプロジェクターを買い、使い方を勉強中。講義、ゼミ、研究会、DVD鑑賞など、色々使えそう
2011. 12.1
    ・先日、弘前市立中央公民館主催「現代セミナーひろさき」で講演。題して「よくわかる税の話A 社会保険」。
    ・電子化(自炊)した本の数は1200冊を越えた。快調だ。年内に完了したい。
    ・今年も多方面での豊かな収穫に感謝。激務だったが、よく踏ん張った。しかし母校に帰る前に、まだ最後の仕事が残っている。もうひと頑張り、2011年を駆け抜けたい!
2011. 11.23 家族でスケート。子どもは上達が速く、見ていて気持ちがよい
2011. 11.13 新聞記事「地の利を活かす: 津軽三味線を進歩させる@」を執筆
2011. 11.8 京都の学会から帰宅すると
    近所の子どもたちがビデオを見ながらダンスの練習中。やけにちっちゃいのも混ざってるな

2011. 11.1 SONYの電子書籍リーダー(6インチ)
    試しに買った。文庫本を読むのに最適。古本(特に文学系)を500冊ほど電子化したら、本棚がずいぶんすっきり
2011. 10.23
    ・毎日新聞社『エコノミスト』誌に、記事「アーサー・セシル・ピグー(1877-1959) 厚生経済学はケインズの先行く実践学」を執筆。
    ・効率アップのために断裁機も購入し、十日間ひたすら本を電子化
2011. 10.13
    ・この秋の課題の1つは、研究室の本の電子化(いわゆる自炊)。今日から作業開始。「富士通 ScanSnap S1500」というドキュメント・スキャナーの性能の高さにびっくり!
    ・なぜ子どもは「散髪屋さんごっこ」が好きなのか? 今も昔も、わが家の定番の遊び。かなり痛い

2011. 10.10
    ・新聞記事「和僑の時代: 活動の最終舞台は世界」を執筆。
    ・弘文堂から頼まれていた『現代社会学事典』の項目(7.29 参照)を執筆。
    ・リリに大好きな絵本を読んでもらい、ご機嫌のなっちゃん。コータローがリリをいじめて泣かせると、それを目撃したなっちゃんは、「こーちゃ、○×△☆◇! ○×△☆◇!」と、私や妻に必死に訴える。何を言っているのか不明だが、気持ちは伝わってくる

2011. 10.3 サツマイモ
    葉はサラダとして食べられると聞き、さっそく庭のイモの葉をかじってみたら、確かに普通にうまい。それはさておき、今日はイモの収穫日。天ぷらにすると最高だ。子どもたちはイモをほおばりながら、次のイモを皿にキープし、横目でフライ鍋を気にしながら、「まだあるんでしょ? あるよね?」と言いながら、うまそうに食っていた

2011. 9.24 秋の釣り@鰺ヶ沢。子どもたち、腕を上げ、大漁。カワハギの肝の刺身、うまい!

2011. 9.13
    ・東京(早稲田大)から帰宅。私にとって初めての英語による研究報告。良い機会に恵まれた。さらに上達したい。
    ・供給過剰のトマトをピザ用ソースに加工

2011. 9.9
    ・畑にニラの花。珍しい。妻が部屋に飾ってくれた。
    ・息子の文章に感心。子どもたちの心に、いつも神様がいますように

2011. 9.4
    ・新聞記事「脱原発の覚悟を問う: 容易には引き返せない道」を執筆。
    ・なっちゃん、みんなの真似をして読書中。本が逆さまだよ(笑)。
    ・りり、ピアノの発表会、頑張ったね

2011. 8.28
    ・新しい論文(英語)の草稿を仕上げた。これを来月に東京で発表すれば、この夏の最大の課題は終わる。
    ・なっちゃん、1歳半、アイス大好き。最高っ! 目を離せば、あっ、プールの水をなめた!

2011. 8.23
    大阪出張(18〜19日)から戻り、翌日は札幌出張(20〜22日)。札幌から戻った夜は、地元新聞社の招きで晩餐会。2次会のカラオケでついに力尽き、途中で抜け出し、空き地で一眠りしてから歩いて帰宅。道ばたで寝るのは、院生時代の関西一周サイクリング旅行以来。青森の夏は気持ちがいい
2011. 8.16
    再び客人(8.13 参照)に「忙中閑あり」と叱咤され、片道3時間ほどの男鹿半島に一泊旅行。沖のテトラポットまで海水浴、釣り、ナマハゲ見物など。来てよかった

2011. 8.13
    来客あり。私が「忙しい」と言ったら、「忙中閑あり」と一喝され、白神山地の暗門の滝に遊びに行った。子どもたちは庭に机を出して宿題をしている。畑の野菜もたくさん取れる。良い季節。実に平和

2011. 8.10 たけのこの里@碇ヶ関
    家族で一泊キャンプ。川遊び、BBQ、温泉、カブトムシ探し、釣りなど。ニジマスのさばき方も教わった

2011. 8.7
    ・この夏最大の課題は、今執筆中の英語論文。予想通り難航。煮詰まったら初心に帰るべし。
    ・子どもと約束していた「海水浴&釣り」(鰺ヶ沢)、それから「一泊キャンプ」(大館)。皆、元気に育ってくれることに感謝。
    ピグーの著作目録をネットに公開したら、驚いたことに、スタンフォード大の有名な研究者からお褒めのメールを頂いた。世界が狭く感じられる
2011. 7.31
    ・夏休み、スケジュールはびっしり。いずれも神が与えた試練。安心して、一つずつ、意味を感じながら、誰かのために、楽しみながら、進め! ところで一生のどの時期に一番幸せになるのだろう? 結婚の前か後か? 子育て中か子育て後か? それとも老後か? 人はなかなか気付かないが、実は一生を通じて常に幸せなのだ。クリスチャンらしく、そう信じよう。
    ・新聞記事「なでしこジャパン: 21世紀の東洋の魔女たちよ」を執筆。加えて、8月の研究会(大阪)の報告レジュメを仕上げた。さあ、次の仕事へ

2011. 7.29
    ・ある出版社から辞典の項目執筆を手紙で頼まれた。面識はなく、無礼ささえ感じたので無視していたら、意外にも丁重な電話を頂き、お引き受けすることにした。ただし締切を3ヶ月延ばしてもらった。本当に忙しいのだから仕方ない。
    ・紀要論文「A.C.ピグー「J.M.ケインズ氏の『雇用、利子および貨幣の一般理論』」(1936年)―邦訳と解説―」完成。さあ、次の仕事へ!
2011. 7.24
    ・「幸福な人」とは、苦しまない人のことではなく(それは不可能だ)、常にプラス思考を保てる人、つまり苦しみに負けない「希望」をもつ人のこと。
    ・市の中央公民館から「日本の年金」に関する講演依頼が来た。「市の広報誌にも案内が載るらしいよ」と妻が意地悪く言う。新聞に生意気なことばかり書いてきたので、「面(つら)を見せろ」ということだろう。とうとう天罰が下った
2011. 7.19 『ピグー 富と厚生』の邦訳、出版社に入稿
    最善を尽くした。満足だ。とりあえず3日間ゆっくり寝てから、次の仕事に進みたい。就職や研究費獲得のために業績の「量」が必要な場合を除けば、業績の「質」の方が断然重要だ。ひたむきに質を追求せよ。そうすれば、量も自然についてくる。学生時代から憧れていた「研究者」像を守りたい。世俗から離れなければ、情熱は死んでしまう
2011. 7.3 西宮から親戚が遊びに来たので、庭でBBQしたり、サクランボ狩りに行ったり

2011. 6.26
    ・新聞記事「活路は道州制にあり: 中央集権から地方分権へ」を執筆。
    ・田中敏弘訳『ヒューム 道徳・政治・文学論集』(名古屋大学出版会)が公刊された。「最後の仕事」と言っておられた大作。心からお祝い申し上げます
2011. 6.12
    ・プロテスタント教会の三大行事は、12月のクリスマス(イエスの誕生日)、4月のイースター(イエスの復活日)、6月のペンテコステ(聖霊降臨日:聖霊が下り、教会ができた日)。今日はペンテコステなので、家族で教会へ。
    ・毎年、畑がジャングル化するため、今年は「秩序ある畑」(妻の言葉)をめざすことになった。青色は初挑戦の作物

    枝豆 ジャガイモ トマト ピーマン オクラ サツマイモ 山芋 ニラ 玉ネギ ねぎ バジル しそ
2011. 6.5 ニラと玉ネギの苗。いつもお世話になっている近所のおばさんがくれた。すぐ畑に植えた

2011. 6.1

    ・光陰はまさに矢のごとしだが、誇るべき成果はわずか。時間をムダにしてこなかっただろうか?
    ・ケインズ『一般理論』に対するピグーの有名な書評(1936年)。あと1週間で、とりあえず邦訳作業は終わるだろう。その後も仕事の予定はびっしりだ。本当にこなせるか? 時間と体力が欲しい
2011. 5.27
    ・学会の編集委員の仕事が、思いのほか激務。「(私は未熟なので)もっと一生懸命に働かねばならない」と言ったら、委員長から「過ぎたるは及ばざるがごとし」と言われた。なるほど…。年齢や体力を考えて働くことが大切。ただ闇雲に長く働けばよいという素朴な考えは捨てよう。さもないと燃え尽きてしまう。いつも要所で助言してくださる先人たちに感謝したい。支えたり、支えられたり、謝ったり、謝られたり(笑)、人生の歩み。
    ・この時期の青森の自然は、驚嘆するほど美しく、家に籠もるのは、もったいない。子どもたちと菜の花畑で遊んだ

2011. 5.22
    ・一泊二日の東京出張(学会)から帰宅。ホッとした。これで次の仕事に集中できる。それにしても毎日忙しい。私も周囲から頼られる年齢か…
    ・新聞記事「失われた30年: 日はまだ昇らないのか?」を執筆。
    ・わが家の元気な女子2名。7才と1才。手に負えないこともある

2011. 5.7 今こそ『富と厚生』の邦訳を完成させるとき
    完成させようと思わず、必然の力に委ね、静かに待つ。もはや私の力ではない。国の科学研究費(4年間)ゲット! 厳しい国家財政のなかで交付される公金だ。貧乏人から取った税金も含まれる。十倍にして報いたい
2011. 5.5 大阪から母が来たので函館に家族旅行
    五稜郭や函館山。美しい町だな。しかし3人の子どもを連れての旅は本当に大変

2011. 4.17
    ・新聞記事「文体美の追究と悲哀: めざせ、ひらがなの達人」を執筆。
    ・昨日はコータローとリリの授業参観。それから担任の先生と面談。子どもたちの成長を願う
2011. 4.15
    ・ぼちぼち畑を準備しようと思い、コータローを誘うと快く引き受けてくれた。鶏のウンチをまき、雑談しながらせっせと耕した。幸せだなあ。五羽の白鳥が、真一文字になり、西の空に飛んでゆくのを見た。無事に辿り着け、新天地の夢を抱いて。
    ・人知らずして慍(いか)らず、また君子ならずや。余裕をもち、のんびり待とう。そうでなくっちゃ、良い文章は書けないよ
2011. 4.8
    リリの入学式。楽しいことが沢山あるよ!
    ・雪が溶け、ナナ、お散歩、初体験。表情はやや硬い。念願の公園デビューも果たした。
    ・新入生を連れて、一泊二日のオリエンテーション・キャンプへ。突然の地震と停電にも負けず、何とか終了

2011. 3.31
    ・コータロー、8才、おめでとう! これからもよろしく。
    ・久しぶりの「お好み焼きパーティー」。腹一杯、食え! みんな、四月から頑張れよ!
    ・今年も「栗ガニ」の季節がきた。安くて美味い、津軽の旬の食材。元気もいい。袋を破って、大暴れ!

2011. 3.26 『富と厚生』の訳文チェック(3回目)ついに終了。次は「解題」執筆。力を出し切れますように

2011. 3.21 リリの卒園式

    「小学校に入るのがすっごく楽しみだから、全然さみしくない」らしい。小学校に入ったら、どんな友だちを家に連れてくるだろう? ようやく雪が溶けてきたので畑を耕した。気分爽快。今年は何を植えるか、家族で話し合おう

2011. 3.16 地震のため品不足が深刻
    昨日はナナのおむつを探して自転車で駆け回り、2袋ゲット。今日は小麦粉2袋ゲット。大手柄。『富と厚生』の訳文チェック(3回目)、440頁まで進んだ。残り50頁。地震に負けるな!
2011. 3.12 昨日、研究室で仕事中に地震
    灯りが消えた。非常に長い地震。外に出て、雪の中で揺れの収まりを待った。すぐに車で帰宅したが、信号がすべて消え、道路は混乱気味。青森県全域で停電らしい。帰宅後、コータローを小学校まで徒歩で迎えに行った。リリもバスで幼稚園から戻った。家族全員が集まり、一安心。幸い、家にはかなり多くの食物がある。暗くなると厄介なので、明るいうちに色々と行動した。神戸の震災を経験していたから、要領がいい。6時半には町中真っ暗。ローソクを立て、夕食をとった。外は雪。暖房が使えないので毛布にくるまり、皆でラジオに耳を傾けた。不便だが大丈夫。新聞社から電話があり、地震関連の特集のため、私の記事「文体美の追究と悲哀: めざせ、ひらがなの達人」の掲載は来月に延期
2011. 3.4
    再来年に出版予定の論文集のために原稿「ピグー厚生経済学の形成と展開:福祉社会論の古典として」を仕上げ送付。ほっと一息。ナナは元気一杯。言葉も覚え始めた。パジャマを着るのを嫌がり、逃走を試みる。逃げても無駄だ。観念しろ

2011. 2.19 39才誕生日
    サンキュー(39)の念を常に忘れないようにしたい。仮に自分が正しくても、敵意からロクなものは出てこない。陰気になるだけ。30代を締めくくる仕事、『ピグー 富と厚生』の訳業の成就も近い

2011. 2.14 バレンタイン
    コータローの今年の結果は? 日没時点でゼロ。「今年はアカンなぁ〜」とからかっていたら、6時頃になって家のベルが鳴った。きた、きた、毎年チョコをくれる同級生のAちゃんだ! コータロー、照れながら玄関に出ていった。驚いたことに、土壇場でさらにもう1つ増え、今年の最終結果は2つ。おまえ、なかなかやるなぁ! 来月のお返しをどうするか、悩むコータロー。それも大事な勉強

2011. 2.12
    ・なっちゃん、満1歳、おめでとう! 病気せず、すくすく育つ。それだけで十分。小さくても存在感は大きいぞ。雪が溶けたら、いよいよ公園デビューだ!
    ・再び岩木山のスキー場。子どもはやっぱり凄い。どんどん上達する。次回は再来週の予定

    高校時代に買った品で、今も使っているのは、大量の書物と数本のギター。書物はほぼ一生モノ。楽器も、古くなるほど「鳴りが良くなる」と言われて珍重されるくらいだから、ほぼ一生モノ。愛器には仲間との思い出も詰まっており、弾くだけで慰められる。むろん演奏する技術自体も、ほぼ一生モノ。こういう古くさいものに囲まれた暮らし、物的に単純な暮らし、時代に左右されない暮らしを、私は愛する。考えてみれば、私の人生の主な要素は、(人との出会いを別にすれば)高校時代にすべて出揃っている。不思議だ。人は変わらないな

2011. 2.6
    ・新聞記事「現代の「断・捨・離」: 原点は自分自身を知ること」を執筆。
    ・先週に続き、岩木山のスキー場へ。今回は堅実に、子どもたちをスキー教室に入れ、私は一人で練習。野郎ども、来週も行くぞー!
    ・『富と厚生』の訳文チェック(3回目)、330頁まで進んだ

2011. 1.30
    初めてリフトに乗り、本格的にスキーをする日が来た。コータローとリリを連れ、岩木山のスキー場へ。子どもたちも楽しみにしていたが、私も長年、この日を楽しみにしていた。家族で一緒に滑るのは初めてだから。コータローは小学校でいつも滑っているので問題ないが、リリは1年ぶり(2回目)、私は20年ぶりなので、かなり不安。リフトに乗り、期待に胸をふくらませ、賑やかにおしゃべりしながら、ゲレンデのスタート地点に到着。ところが急な傾斜をみて、あんなに自信満々だった子どもたちの表情が一変。それでもコータローは慣れたもので、急斜面ではスキーを脱ぎ、尻で滑っていた。私はコータローを励ましながら、ふと振り返れば、リリが「エ〜ン、エ〜ン」と号泣中! 仕方ないのでリリを背負い、リリの板とストックを両手に抱えて、5回くらい転びながらも、何とか滑り降りた。20年ぶりの私のスキーは、父と娘の忘れられない涙と絶叫の救出劇だった。本当に大変だった…。怪我しなくて良かった。リリは悔しかったのか、スキー教室に入ってリベンジするらしい
2011. 1.23 断・捨・離(だんしゃり)
    村岡牧師から教えて頂いた。不要なものを買わず(断)、むしろ捨て(捨)、執着せず心の自由を得る(離)

2011. 1.20 大学のガレージで雪のくぼみに車の前輪が落ち、スタックして動けなくなった
    職員や教員が次々に加勢してくれて(最後には7〜8人)、20分ほどで何とか脱出。吹雪の中で困っているところを助けて頂き、本当にありがとうございました
2011. 1.18
    ・昨夜は、陸奥新報の「日曜随想」の関係者6名で新年会。
    ・聖書には神秘的な言葉がたくさんある。「神秘」とは、文字通り、神の秘密である;

     わたしはよみがえりであり、命である。わたしを信じる者は、たとえ死んでも生きる。
     また、生きていてわたしを信じる者は、いつまでも死なない。あなたはこれを信じるか。(ヨハネ福音書 第11章25-26節)

     今どき、小学生でも信じないだろう。だが私は信じる。いや、「信じる」と言えば傲慢である。信じたいと「切望する」。
     馬鹿になって信じたい。信仰とは希望、馬鹿げたほどの希望である。
     合理的に証明できる事柄であれば、信仰はいらない。希望とはその先に輝く主観的な光である

2011. 1.10 関西に帰省(12月23日〜1月10日)。まさに大旅行
    12月
    23-24日
     車とフェリーで移動するはずが、出発の朝にリリが熱を出し、フェリーをキャンセル。
     幸い夜に熱が引き、また天気予報によれば明日は大雪らしい。雪が積もれば車の移動は困難になる。
     そこで「今夜中に青森を出て、翌朝までに暖かな地方に抜けよう」と決断。
     東北道、磐越道、北陸道、名阪道を駆け抜けた。
     15時間半(食事なども含め)の強行軍の末、昼に妻の実家に無事到着。
     24日の夜は、西宮の教会のクリスマス礼拝
    25日 三宮の中華街(南京町)
    26日 大阪の私の実家。リフォームしたと聞いていたが、実際に見て驚いた。風呂で音楽を聴けるのも面白い
    27日 大阪の遊園地(USJ)
    28日 母校の恩師、井上琢智先生の学長就任のお祝い会。いつか恩師を一泊旅行にお連れしたい
    元旦〜2日 大阪の実家で正月を過ごす。夜には旧友たちと会う。みんな元気で何より!
     だが普段は食べられないようなご馳走をたくさん食べて、そろそろ胃の調子が…
    3日 妻の親戚の家(加古川)
    6日 私の先生の先生である田中敏弘先生のお宅(三田)に、家族5人で御挨拶。
     珍しい品々を頂き、感激。なかには先生御自身にとっても大事なはずの古い品もある。
     なんと表現すべきか、穏やかなひとときだったが、並々ならぬ迫力で心が伝わってきた。
     先生は詩人でもある。私は「詩人としての田中敏弘」について質問した
    7日 韓国人の女性を妻の実家に招き、キムチ作りを伝授して頂いた。畑の野菜を使い、色々なキムチを作りたい
    9-10日 帰りは安土城跡に寄り道。山頂の天守閣跡から眺めた琵琶湖は美しかった。
     名古屋〜仙台はフェリー。子どもたちは、巨大船、一等和室、大浴場、ゲームセンターに大興奮。
     翌日夕方に仙台に到着。そこから車で4時間半、夜の吹雪のなか、東北道を北上。無事帰宅


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