日記(2015年)

2015. 12.31
    心残りも少しあるが、運に恵まれ、実り多い年だった。年の瀬は、海音寺潮五郎『武将列伝』をゆっくり読書
2015. 12.27
    ・リリの最後のピアノ発表会。いつかまたピアノを弾きたくなる日が来るかもね。本当にやりたいことをやるのが一番!
    ・恩師の井上先生(関西学院大学・第20代学長)をわが家にお招きし、忘年会。お察し頂けると思うが、当分は妻に頭が上がらぬ

2015. 12.25
    ・昨夜は家族で教会のクリスマス燭火礼拝に。
    ・昨年に続き、ニワトリの丸焼き委員に再選された。腹中に餅米や具材を詰め込むなど、ややスリリングな作業なので、家族は全員退避(私をおいて逃げた)。粛々と作業を了え、男子の本懐を遂げた

2015. 12.23
    ・経済学史学会から頼まれていた書評を仕上げ、提出。
    ・青森の地方紙「陸奥新報」に連載した私の記事(2010年4月〜2012年3月)を本にまとめ、出版することになった。新たに2000字のエッセイを1つ書かねばならない。題材が思い浮かばず、難航中。なんとか年内に仕上げたい
2015. 12.19 妻が運営するキッズ・コーラス
    クリスマス・コンサート。子どもたちの元気な歌声を聴くと、聴衆が皆、笑顔になる

2015. 12.17 ゼミ3年生のクリパ
    4年生も6名飛び入り。ゲームやプレゼント交換など、企画担当に感謝! 学生たちの努力のおかげで、わがゼミは順風満帆。皆で健康にクリスマスを迎えられた。これからも助け合って、常にポジティヴに、一人一人が成長できますように(写真9枚

2015. 12.16
    来春刊行される学部情報誌『エコノフォーラム21』の特集記事のための座談会「大阪都構想とこれからの関西」、無事終了。自分の考えを整理する良い機会になった

2015. 12.9
    ・来年6月にデューク大(ノースカロライナ州)で学会報告する。申し込もうか迷っていたら、あちらから打診してきた。背中を押して頂き感謝。久々の海外出張、嬉しい!
    ・学部の教職員クリスマス祝会。今年も色々失敗したが「過ちて改めざる、これを過ちという」。学生のためにも、私の悪いところは素直に改め、もっと成長したい
2015. 12.8 ゼミ4年生有志による3年生への就活指導
    先輩たちの苦労話やアドバイスを聞き、3年生もやっとエンジン始動の模様

2015. 11.28 小学校の作品展
    リリ(小5)の切り絵を発見。「自信作」とは聞いていたが、なんと桜花に剣道。さわやか

2015. 11.16
    ・学部インゼミ大会で、ゼミ3年生が研究報告。ゼミ生全員を総動員した人海戦術により、2年がかりで芥川賞作品を読み込んだ成果だ。昨年は 1935〜72年を、今年は 1973〜2000年を扱った。「芥川賞作品に表れた政治・経済・社会思想を抽出せよ」という禅の公案ばりの難題を課され、何本もの小説を読まされた学生たちは、卒業後も芥川賞発表のニュースを聞くたびに、きっとこの研究を懐かしく思い出してくれるだろう。みんな、お疲れさま! だいぶ全貌が見えてきた。今後はテキスト・マイニングの精度を高めるのみ。
    ・韓国人留学生のゼミ生から高級なお茶を頂いた。徐君、ありがとう

2015. 11.12 児玉幸雄(1916-92)のリトグラフ
    着任以来、研究室の壁に飾っている。理由は、同氏が私と同じく、大阪生まれ・関学経済卒だから。隅に「133/150」と鉛筆で書かれているので 150枚刷ったうちの 133番目のものかな? この大先輩の美しい作品「セーヌ通りの朝」は、私が日々の仕事をこなすうえで、心の支えになる。苦しい時には励まされ、怠けた時には叱咤され、迷った時には原点を教示される

2015. 11.8 高校の同窓会
    初めて出席し、先生方や仲間と25年ぶりに再会。あの頃は色々あったので、モヤモヤした罪の意識をずっと抱いていたが、それもきれいさっぱり、吹っ切れた。私にとっては内面上のとても大事な区切り。こんなに感慨深い日は珍しい。世話役の皆さん、本当にありがとう! 2次会も感動するほど楽しかった。ギタリストの園田と音楽を語り合った。似た者同士、変わらぬ心、語らずともわかる

2015. 11.7 ディベート大会
    ゼミ2年生から2チームが出場し、昨年と同じく1勝1敗。テーマは「消費税を予定通り10%に引き上げるべきか」(否定側)と「日本で民営カジノを合法化すべきか」(肯定側)。この十日間ほどの準備勉強は大変だったが、皆よく踏ん張り、準備万端、爽やかな心境で大会当日を迎えた。その準備を身近で見ていた私が合格と判断したのだから、本番の結果については私の指導上の責任が大きい。両チームとも良く頑張った。夜はお楽しみの大宴会。その後、さらに「王将」へ。ゼミ生に身ぐるみはがれて、財布が空っぽ

2015. 11.2
    ・大学祭。わが学生時代の古巣、バロック・アンサンブルの演奏会へ。とても清々しい気持ちになった。前列中央のヴァイオリンは、うちのゼミ生で、来年から部長を務める。悩むこともあるでしょうが、どうか頑張ってください。
    ・親類から大きな油絵(坂口紀良の作品)を頂いた。さっそく廊下に飾った。かなり立派! トランペットのマウスピースや、モーツァルトの楽譜なども描かれており、音楽好きの妻や私にぴったりの一品

2015. 10.31 ハロウィン
    近所の子どもたちは、私が庭で焼いたイモを食って腹ごしらえし、夕方、それぞれコスチュームをまとって出ていった。家々を回り、「ハッピーハロウィン! お菓子をくれないと、イタズラするぞー」と一斉に叫ぶらしい。お菓子、たくさんゲットできるといいね

2015. 10.22 甲山
    秋からスタートしたゼミ4期生。先週、初戦のディベートに勝ち、順調なすべり出し。来月のディベートに向けて、さらにゼミの結束を固めるべく、今日は教室を飛び出す(写真7枚

2015. 10.18
    ナナはハロウィン・カボチャ(北海道産)に顔を描いたり、磨いたりで、一生懸命。一方、リリは剣道試合。私は待ち時間にのんびり読書。いよいよ娘の番だ。しかし相手が強く、延長戦の末、1回戦負け。爽やかな秋の日曜を感じた一日

2015. 10.17 関関戦ディベート
    わがゼミからは2〜4年の計4チームが出陣。結果は3勝1敗。この2週間、皆しっかり準備勉強してくれたことが何より嬉しい。私の期待以上に学生が頑張るので、つき合う私も毎晩ヘトヘトだった。4チームすべての学生たちを褒めてあげたい。いや、感謝したい。これからも一緒に楽しく苦労しながら、共に成長しよう。夜は総勢49名の盛大な縦コン。とても気持ちよく酔った(写真13枚

2015. 10.5 英語による初の本格的ピグー研究書
    著者の Aslanbeigui さんは米国の教授で、ピグー研究の世界的第一人者。謝辞の第1段落で Professor Ryo Hongo に言及してくれただけでも照れ臭いのに、私が若気の至りにより日本の学会で「お仕置き」されたことまで言及して下さり、大いに恐縮。かつて心血を注いだ私の仕事が、今も地球の裏側で多少は役に立っているのを知り、ジーンときた

2015. 9.26 甲山ピクニックが雨で2週連続延期
    ストレスの溜まるゼミ2年生たち。今日も教室で真面目に勉強。夜は飲み会で憂さ晴らし

2015. 9.26 学部の保護者懇談会
    副学部長として、100名近い保護者の前で20分ほどプレゼン。その後、個別面談も担当したが、成績不振者のケースが一番大変だ。親の悩む表情に深く同情する。まさに「親の心、子知らず」。事態打開は、結局、学生自身にかかっている。教職員や親にできるのは、きっかけの提供ぐらいしかない

2015. 9.22 伊勢志摩に家族旅行
    車で4時間かけて賢島へ。賢島は来年のサミット開催地で風光明媚、かつ海産物も豊か。翌日は @鳥羽水族館、Aミキモト真珠島(海女さんの素潜りを見学)、B二見浦の夫婦岩、C伊勢神宮(内宮) を観光。仕事が忙しくても家族を大事にしたい

2015. 9.12 ゼミ夏合宿@京丹後
    今年は2年生からも7名が加わり、総勢19名。レンタカー3台で西宮を出発。とても密度の濃い内容。事故もなく、本当に良かった。毎年、学生の企画力に感心させられる。面白かった!(写真14枚

      初日: グループワーク&ゼミ会議、バーベキュー&花火、宴会
      翌日: 天橋立、竹田城址

2015. 9.4 学部集中審議
    学部の多くの懸案事項を、執行部のメンバーで2日間にわたり十時間以上も話し合うハードな会議。懇親会は純粋に楽しかった。スーパーグローバル大学としての体制整備が最大の課題。私も自分なりの貢献の仕方を模索中
2015. 8.29
    ・オールスター・キャンプ(8. 17 参照)の打ち上げ会。各高校の先生方と親睦を深め、色々な話ができる貴重な機会。楽しく、有益なひとときだった。
    ・20年近く封印していた愛器を納戸から引っぱり出した。こやつらは魔器だから、触れるさいには魂を乗っ取られぬように気をつけよ! 1本目は、特注、全身総杢、ほとんど美術品状態の、ストラトキャスター(Moon社)。指板はハカランダ材、ピックアップはHarmonic Design。2本目は、Epiphone社のフルアコ「エンペラー」。こちらは普通のジャズ用ギター。どちらも魔力は強烈で、ひとたび魅了されると、数年間の学業成績ガタ落ちは必至(経験談)。極めて危険な凶器だが、眺めていると色々な喜怒哀楽を思い出す

2015. 8.27
    就活を終えた4年生が、戦勝報告のために、ちらほら私の研究室を訪れる。やって来る者は皆、いい表情をしており、社会的に鍛えられて言葉も態度も急に大人びている。他方、報告に来ないゼミ生が心配だ。苦闘を続けているのだろう。心が痛むのは、ゼミ生の間で明暗が分かれること。私は彼らを十分訓練してきたか、指導教員として反省すべき部分は多々ある。一人でも多くの者から吉報が届くのを祈る
2015. 8.17 第6回オールスター・キャンプ(関学千刈キャンプ場・2泊3日)
    関学の関連4高校(関学高等部・千里国際・啓明学院・帝塚山学院)の生徒たちが自発的に参加・企画するもの。そのため参加生徒(69名)の士気はかなり高い。私は経済学部志望の8名を、2日にわたり10時間ほど指導。今年の共通テーマは「グローバル化を考える」。ゼミ形式で議論したり、森を探検したり、将来を語り合ったり。閉会式では泣き出す女子生徒も多い。私も学生時代にこの種のキャンプに参加したので、その「感動」がよく分かる。青春だな(写真9枚

2015. 8.14 子どもたちが家の中でダラけていたので
    「これじゃいかん」と思い、車で近くの海に海水浴&釣りに強制連行。帰宅後、自分たちで魚(マゴチ×2)をさばいて下ごしらえするのには感心。私は釣っても自分でさばかないので反省

2015. 8.8
    定期試験の採点を終え、研究に集中するぞと思いきや、学部の仕事もあり、そうは問屋が卸さない。それでも、とにかく実り多い夏にしたい。仙台出張から帰宅。カプセルホテル初体験、なかなか良し

2015. 7.31 ブランちゃん帰国
    一緒にすごした5日間は、本当に楽しく、刺激の連続であり、学ぶことが多かった。特に子どもたちには貴重な経験になった。ブランちゃん、いつかまた会おう! ところで頭皮の炎症がなかなか治らず(かれこれ2年近く)、夏休み中にしっかり治すべく、意を決して丸刈り。涼しい

2015. 7.27 わが家に短期ホームステイ中のブランドン君(アメリカ・シアトルの高校生)
    「英語人が来た!」と子どもたちは大興奮。しばらくホスト・ファミリーとして異文化交流に励む

2015. 7.10 春学期「近代経済学史」講義終了
    受講生の反応は良好だが、さらに改善可能。学生、特にゼミ生の助言には素直に従う方がよい。「良薬 口に苦し」のケースも多いが、学生は私のことを思って諌言してくれる。それをむげに扱えば、見限られても仕方がない。私も昔、恩師にときおり諌言したが、むげに扱われたことはない
2015. 7.8
    ・変な話だが、昔の逆境時代が懐かしい。私は生来、逆境の方が向いている。忍耐・ハングリー精神・反骨・謙虚など、どれも自然に身に付くし、頭も勘も冴える。生き残ろうという「必死さ」「ひたむきさ」があった。初心、忘るべからず。
    ・「育てやすく、たくさん実がなる」と同僚に教えられ、ゴーヤを育てている。2階からネットを垂らし、いわゆる緑のカーテン。夏のスタミナ源にグッド。食べ方を色々工夫したい

2015. 6.23
    ・就活中のゼミ2期生。卒業アルバムの写真を撮影。何だか寂しい。あと半年の学生生活、何か花咲かせよう。
    ・ゼミ4期生(25名)の初顔合わせ会。9月の初回ゼミでは、いきなり甲山に登る予定

2015. 6.21
    大阪市大(若森ゼミ)・龍谷大(小峯ゼミ)・関学大(本郷ゼミ)による三大学合同ゼミ@大阪市大・杉本キャンパス。研究発表&ビブリオバトルの後は、5グループ(ゼミ混合)に分かれて大阪観光へ。夜は難波に集合して懇親会。外部と交流し、その良いところを学び、切磋琢磨するのは重要。学生の意見を聞き、今後もプログラムの改良に努めたい

    妻が主宰する「上ヶ原まんまるハーモニー」の発表会。子どもたちの陽気な歌声(とにかく無茶苦茶に元気)が、西宮市プレラホールに響き渡った。最年長のリリ(小5)の独唱もお見事

2015. 6.14
    ・ナナが父の日のために豪快な絵を描いてくれた。中央の大きな女性はナナ自身だそうです
    ・金沢で日本経済思想史学会。前田利家夫妻の墓なども見学(写真9枚

2015. 6.11 体育会の関関戦
    私が部長を務める体操部は(初めての)男女とも団体戦勝利。個人戦でも男女とも上位を独占。快挙だ! 去年まで通算戦績で関大に負けていたが、今回の勝ちにより、五分(17勝17敗3引き分け)に押し戻した。選手たちを誇りに思う

2015. 5.31 経済学史学会@滋賀大
    @滋賀大に隣接する国宝・彦根城、A彦根駅すぐ東には石田三成の佐和山城址、B電車で少し北上すれば浅井長政の小谷城址など、S級の史跡が多い。幹事会に出るため大会前日に現地入りし、史魂の限り、駆け回った。ゼミ生への土産はフナ寿司。反応が楽しみ(写真17枚

2015. 5.25 ゼミ4期生の選考面接
    上級生も審査員となり、志願者34名から25名(男12女13)を選んだ。4期生の皆さん、私たちは進化し続けるゼミでありたい。先輩たちが築きあげたものを守るだけでなく、新しい夢も共に追いかけよう

2015. 5.23 Kゼミ・Fゼミ・本郷ゼミのディベート大会@大学図書館ホール
    2戦2勝し、これで過去1年間の戦績は7戦6勝(勝率86%)。2期生(4年生)が苦心の末にあみだした必勝準備法を継承し、3期生(3年生)は驚くほど強くなった。勝ち続けるところに芯の強さも感じる

2015. 5.12
    ・ゼミ募集説明会。初回はなんと22名が来てくれた(昨年は7名?)。初の二桁だと皆で大喜びしていたら、なんと第2回は45名、第3回は29名で、計96名(昨年は計20名ほど)。夢の三桁まであと一歩。こうして順調に発展しているのも、歴代ゼミ生たちの尽力のおかげ。ゼミとは不思議なもの。私は学生を指導する立場にあるが、それはもっぱら学問の面に限られ、他の面ではかえって私の方が学生に支えられ、教えられている。
    ・リリ、11歳の誕生日。悩み多き年頃

2015. 5.9 関学体育会体操部 OB・OG総会@大阪新阪急ホテル
    縁あって部長を務めている。監督やOBOGの熱い思いが伝わってくるので、同じ関学人として、私もなるべくお手伝いしたい。私は体育会の雰囲気が好きだし、そこから学ぶことも多い
2015. 5.6
    長女リリ、3回戦で敗れたものの、良い試合だった。「スタミナ切れ → 集中力切れ」が課題かな。西宮市内の小学生の部、ベスト8入り、おめでとう! 妹のナナも剣道を習いたがっているが、もう少し大きくなるまで辛抱しようね

2015. 5.4
    妻と娘たちは北海道旅行。私と長男コータローは留守番。コータローと自転車で甲子園浜へ。釣果はアイナメ3匹(ヒトデ等の外道除く)。コータローが魚を三枚におろし、身は天ぷら、骨は骨せんべいに。脱帽。本当に美味。釣った魚が食卓に乗ると会話も弾む。最近、剣道に自信をなくしているコータローを、祖母は紙切れに次のように書いて励ました

    勝敗兵家事不期
    包羞忍恥是男児
    江東子弟多才俊
    捲土重来未可知

    勝敗は兵家の事、期せず。羞を包み、恥を忍ぶ、これ男児。江東の子弟、才俊多し。捲土重来、未だ知るべからず(杜牧)。こういうピッタリの漢詩がすぐ出てくるのは(しかも発音は中国語)すごい。これまた脱帽

2015. 4.27
    ・ピグー『財政学』(第3版 1947)の訳業、残り90頁。年内完了が見えてきた。
    ・今年もゼミの新入生募集&選考が始まるので、ゼミ生たちがゼミ紹介ページを作ってくれた。毎年、私をベタ褒めしてくれる。とにかく学生たちに感謝
2015. 4.10
    ・「近代経済学史」講義の初回。履修生130名ほど。気を引き締めて頑張りたい。
    ・帝塚山学院高校に行き、関学コースの3年生83名に経済学部の魅力を語ってきた。同校を訪れるのは初めて。そもそも女子高に入るのが初めて。とても雰囲気の良い学校で(教職員の対応も含め)好印象を受けた。説明会、無事終了
2015. 4.4 長男の中学部入学式
    校歌「空の翼」や「新月旗のもとに」がこれほど胸に染み入った日はない。未熟者ながら、いつも周囲の人々に見守られ、本当に恵まれた幸運児だ、お前は

2015. 4.2
    ・仲間と申請していた国の科学研究費(5年間)、内定。
    ・関学経済の入学式。新入生708名。司会は私。副学部長としての初仕事を終え、一安心。夜は御影の蘇州園で学部教職員の記念撮影&懇親会。その後、西宮北口で2次会。お祝いムードの華やかな一日。上ヶ原の桜も満開。
    ・長男の誕生日。あいにく妻の体調が悪く、夕食を作れない。代わりにリリが大活躍!

2015. 3.29 畑の準備
    土を耕し、畝を作り、苗を植え、種を蒔いた。8年目に入り、ずいぶん要領がよい

2015. 3.22 阪急・池田駅の周辺
    子どもたちと歩いた。五月山公園、池田城址、日清インスタントラーメン発明記念館

2015. 3.21 ゼミ3期生の一泊合宿@有馬温泉
    皆で4月以降の作戦を立てた。忙しくなりそうだ。彼らもいよいよ3年生に。ゼミ全体の主力学年として本格的活動に入る。私も若者たちと一緒に自分を磨く。しかし彼らに付き合うのは午前3時が限界

2015. 3.18 ゼミ1期生 卒業式
    わがゼミから社会に送り出す初めての卒業生。2年半の間、毎週顔を合わせた学生たちが4月からいなくなるということに、実感が湧かない。夜は謝恩会(帝国ホテル大阪)を開いてくれて、しかも素晴らしいプレゼントやビデオまで用意してくれて、本当にありがとう! 初代ゼミ生たちの思いを引き継ぎ、これからもゼミの発展に力を尽くします。みんな、健康に気をつけながら、己の道を力強く歩んでください。同窓会で再会しよう

2015. 3.15
    ・学会の仕事で日帰り東京出張@早稲田。日帰りはさすがにしんどい。夜遅く帰宅し、お茶漬けをすすり、ホッと一息。
    ・昨日は体操部4年生の追いコン。学生たちが順番に絶えずビールをつぎに来るので、飲み過ぎた

2015. 3.7
    ・経済学史学会の学会賞審査委員の任期は満了し、来月からは幹事および英文論集委員に。経験を積み、人と出会う。何もかも修行。
    ・恩師の退職記念の研究会。井上琢智先生には、これからも私たちを指導して頂きたいと願う(写真7枚

2015. 2.25
    ・車の免許更新で伊丹に行ったついでに、有岡城趾を見学。この城は、黒田官兵衛が土牢に閉じ込められた城として有名だが、最初期の「惣構(そうがまえ)」、つまり町全体を堀や砦で囲んだ城としても有名だ。惣構を体感するべく、町エリアも散策。伊丹は酒造りの町。地酒を飲みたくなった(写真11枚
    ・恩師から上等の本棚を2つ頂いた。私と息子の2人がかりで私の研究室に移し、とりあえず一時保管。どうやって家まで運ぶか思案中。とにかくでかい、重い

2015. 2.19 43歳誕生日
    ・この身はさておき、わが家全体を季節に喩えれば、まさしく春。3人の子どもがぐんぐん成長中なので、やれ、習い事の送迎だ、誕生日だ、節分だ、入学式だ、卒業式だ、発表会だ、怪我だ、風邪だ、ケンカだ、お祝いだ、という具合に大忙し。なんと愉快な人生の春か。それぞれの季節に、それぞれの仕事あり。ごく当たり前のことに幸福あり。だが当り前のことが案外難しい。
    ・御退職する恩師を囲み、ささやかなお祝い会

2015. 2.16 2年生の合同ゼミ(秋吉・西村・本郷ゼミ)
    日本盛の工場見学。その後、大学に戻り、勉強&発表。飲み会は男祭り(写真14枚

2015. 2.14
    ・結婚15周年記念日。妻と(ナンが美味しいと評判の)カレー専門店に。
    ・大学時代に所属していたバロック・アンサンブルの25周年祝賀会。私は3期生でコントラバス担当。部長も務めた。あれから20年余。現役生や卒業生(私は全員初対面)と楽しい時間を過ごした。企画者たちに感謝

2015. 2.10 来月卒業するゼミ1期生の追いコン(1〜3期生)
2015. 2.8
    ・ナナ、5才の誕生日。私からのプレゼントとして、庭の木に野鳥用の巣箱を設置。鳥、来てくれるかな?
    ・退職する恩師の研究室の片付けで、どっさり本を頂いた。これで3回目。合わせて千冊超。私の研究室も満杯。それにしても先生、いい本たくさん持ってるな

2015. 2.3
    ・庭にミカンを置き、読書しながら待つと、メジロ(うぐいす色)、ムクドリ(焦げ茶色)など、普段見かけぬ鳥も案外やってくる。家族で野鳥観察。
    ・赤鬼の役も今年で十年目。末娘のために頑張った。赤鬼に扮するのも来年辺りが最後だろうか

2015. 1.25 家族で姫路セントラルパーク
    動物園に行ったことのない末娘のために。ついでにスケートと遊園地も初体験し、彼女にとって盛りたくさんの一日。満足してくれたよな?

2015. 1.19 コータロー、中学部に合格
    4月からはお前も関学生。父子で関学を盛り立てていこう。今夜の晩酌は格別だった

    次はお前たちの番だね。頑張れ、わが家の姫2名

2015. 1.13 学部の懸賞論文の締切日
    ゼミ2期生の有志が、朝から研究室に集まり、夕方までかかって論文「芥川賞作品に表れた経済・社会・政治思想 1935-72」を完成させた。約9ヶ月かけた力作。芥川賞作品の中から社会科学的に一読の価値のある小説を発掘する。当該期間の全作品を読むのは当然だが、それに加えて全作品を電子化しテキスト・マイニングの手法(単語の出現頻度分析など)を用い、できる限り客観的に分析・評価している。その結果、5つの重要小説が浮上した。とにかく最後までやり遂げた学生たちに拍手
2015. 1.8 恩師・井上琢智先生の最終講義。長い間、本当にありがとうございました

2015. 1.7
    関学に着任して最初のゼミ生(1期生)たち。3月に卒業する。最後のゼミでは皆で甲山に登った。良い想い出になりますように。この登山を今後もゼミ行事として毎年続けてゆく(写真7枚)。 「近代経済学史」の講義終了。3年目にして内容が充実してきた

2015. 1.4 末娘と甲山森林公園へ
    うららかな午後、読書に飽きたので散歩。娘はドングリを集め、なにやら「お料理」に夢中。森の空気は爽やかで、ベンチに腰かけて日向ぼっこしていると、居眠りしそうなほど気持ちいい。頭を空っぽにして、ただ娘を見守り、座っているだけ。時々、できあがった料理が運ばれてくるので、それを食べて「美味しいね」と褒めてあげるのが私の役目。寺の鐘が鳴り、カラスも鳴くので、「そろそろ帰ろうか」と促したが、娘は帰りたがらない。私ものんびり付き合う

2015. 1.1
    母校関学に戻り、三年が経つ。人生の土台作りを優先し、公私ともに多くをなし遂げたが、研究面が弱かった。そろそろ研究にテコ入れする。当面の目標はピグー『財政学』(第3版 1947)の訳業成就。母校のために一身を抛つ覚悟

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