「そういえばアスカ。
明日、どこに出かけるか決まった?」
「・・・・・アンタバカァ!!
そんなの男のアンタが考えるんでしょうが!」
君に会いに行く
雅 |
ふぅ・・・・・
今日、朝食のときにアスカに伝えた事。
午前10時、高台の公園で待ち合わせかぁ・・・・・
予定とか考えてたらぜんぜん寝れなかったし。・・・・・
アスカと2人で出かけると思ったら緊張して、余計に寝れなくなるんだし。・・・・・
でも本当に緊張するなぁ・・・・・
ん?確か遠足の前の日が、こんな感じだったのかな。
そんなことを考えながら、
僕は待ち合わせの時間よりも、ずいぶん早く出かける。
駅まで歩いて電車に乗る。
そしたら日曜日の電車は、みんな優しく見えて。
どんなに混んでいても、穏やかにゆれている。
いつも逃げてしまう僕。
あの時、立ち向かうことの大事さを教えてくれた。
そんな風に僕に必要と思うことを
教えてくれる君が、
気がつけば好きでした。
電車から降りて、
待ち合わせの場所に向かって、
公園の中を歩いていると、
君の香りを見つけて
なんだか照れてしまった。
1人の時は気にしなかったことが
今の僕に触れてくる。
これがきっと恋なのだろう。
たくさんの人がいるこの広い公園の中で、
ちょっと急ぎながら君のところ向かっていると
君が僕を見つけて微笑む。
そんな君を見ていたら。
今までいろいろとあったけれど、
君に会うためだと思ったら別にいいと思った。
「遅いわよ。
どこで何やってたのよ?シンジ。」
「アスカなんでもういるの?
まだ9時28分だよ。
待ち合わせの時間10時なのに。」
「うっさいわねぇ。
早く来ちゃったんだから、
しょうがないでしょう。
そんなことより今日の予定きちんと立ててきたんでしょうね。
つまらなかったら容赦しないんだからね。」
「え〜考える時間があまりなかったんだから、
今回は許してよ。」
「仕方ないわね。
でも次からは許してあげないんだから。」
そういいながら僕に笑いかけるアスカ。
ごめん。
もう少し自分に自信をもてたらきっと、
きっと僕の気持ちをこう伝えるから。
「アスカが思ってくれる以上に、
僕はアスカの事を愛しているから。」
「え?
今シンジなんか言ったの?」
「なんでもないよ、アスカ。」
「それならさっさっと、
アタシをエスコートして行きなさい。」
「わかったよ。
ちょっと自信ないけど、
変わった感じだから楽しみにしていいよ。」
そう言いながら、僕はアスカの手を引っ張っていく。
今、自分の言ったことの照れ隠しのために・・・・・
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あとがき
書いてることが1パターンになりつつある雅です。
最初それぞれの思ってることを書き、
最後2人の会話とそれぞれの思いを書いてフィニッシュ。
まぁ・・・・・これは自分らしさと自分で納得してすでに流したんですけどね(マテ
それと、すみません。デートはこの次の次ぐらいになると思うのですが
自分のできる限りの早さで投稿するので勘弁してください。
ではこんな作品を最後まで読んでくださった皆様ありがとうございます。
次回の作品はこれのアスカ嬢verで決定してますのでよろしくお願いします。
部屋の四方に護符を貼ってと。
よしこれで生霊であろうが入ってこれないw
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<アスカ>雅様から、またまたSSを頂いたわ!
<某管理人>6作目やで。
<アスカ>いよいよデートよ、デート!
<某管理人>まだ始まってへんで。
<アスカ>何言ってんのよ!もう始まってるの。イベントがデートじゃないの。
<某管理人>へ?どういうこと?
アンタ馬鹿ぁ!デートの日、起きたときからデートなの。
雅様6作目。私の大切な日をじっくりと描いてくれてるの。嬉しいじゃない。
雅様、素晴らしい作品をありがとうございました!