「天体観測」  

 

 

 

 

第弐話「守るべきもの」  


 

 

  

  

守らなければ・・・・・・・・・・

操縦席に身を沈めながら目を瞑り、集中する。

守らなければ・・・・・・・・・・シンジ様を・・・・・・・

記憶が消えているのはわかっている。

自分を覚えててくれていないのもわかっている。

それでも、守りたい・・・・・・・・・・

「エヴァ全機発進!!」

目を開ける。

「了解!発進します!」

操縦桿を握り発進させる。

後ろに搭載されているジェットエンジンが点火し、もの凄いスピードでカタパルトから飛び立つ。

体に凄いGを感じながら、今戦場へ赴く。


「くそっ!!」

一瞬躊躇したためか、狙いが検討違いの方向へ飛んでいく。

各位置についているサブスクリーンを見ながら再び狙いを定める。

トリガーを引く。

0083エヴァに向かって光が放たれるが、かわされてしまう。

「くそぉぉぉぉ!!当たれェェェ!!」

狙いをろくに定めずにとにかく連射した。


「当たれっ!」

気合と共に、パレットガンを放つが、難なくかわされる。

5対8、ESの数ではこちらが上回っているが、一機も落とせない。

「っ!!」

思いっきり操縦桿を右へ倒し、なんとか、自分に向かい放たれた攻撃を回避する。

あの場所にいたら蒸発していただろう・・・・・・

振り向き、牽制のつもりでパレットガンを連射する。

ここまで性能に差があるなんて・・・・・・・・・

「くっ!」

突っ込んできた0083エヴァを避け、背をむけている0083エヴァにパレットガンを放つ。

だが、紙一重でかわされる。

旧式だったらこれで倒せるのに・・・・・・・・・・

腰のマゴロク E ソードを抜き放つ。

「こんのぉぉぉっぉ!!」

0083エヴァに向かい突撃する。

唐竹割りを放った後、続けざまに薙ぎ払う。

がきぃぃぃぃぃぃ!!

相手のロンギヌスの槍に止められる。

「つぅ!!」

何度か、斬りつけるが全て止められる。

相手は槍なので間合いを取らせないために容赦なく斬りつける。

きりが無い・・・・・・・・・・

決定打に欠けるため、暫く斬り合いが続く。

アスカは斬りつけると同時に、肩からニードルを発射した。

牽制のため、駄目元で放つが、意外にも敵は体制を崩した。

「とどめっ!」

両手で力をこめて縦に一刀両断する。

青い血が宇宙空間に飛び散り、アスカの二号機のボディを青く染める。

他は大丈夫だろうか?・・・・・・・・

アスカは、マゴロク E ソードを鞘に収め、パレットガンを手に、今だ戦闘が繰り広げられているところへと向かった。


「うわっ!」

サブスクリーンが敵の放ったパレットガンにより、全面が黄色に染まった後なにもモニターしなくなった。

「くそっ!」

ドン!と机を叩く。

「左ATフィールド破られました!左舷凝集光砲砲に被弾!左舷凝集光砲大破!!」

「右ATフィールド出力40%切りました!!持ちません!!」

「エヴァ二号機、PES一機撃破!残り4!!」

明らかに押されている。

一機倒した位じゃたいして変わらない。

全員が必死で処理しているが間に合わない。

「対ES戦、一対一を基本に!!残りを本艦の護衛に回して!!」

指示をだすが、無理な指示だろう・・・・・・・・・・だが無理でもやるしかない状況まで追い込まれている。

「駄目です!!性能が違いすぎます!!2人掛りでやっとです!!」

「無理でもやるのよ!!」

かなり切羽詰まっている。

こんなときに僕は手をこまねいて見ているだけなのか・・・・・・・・・・・

機体が大きく揺れた。

「被弾!!第16エリアから第53エリアまで破孔!!気密完全に破られました!!隣接するエリアから爆発が発生していきます!!」

一際大きく叫ぶ。

「死者30、行方不明40!!」

「第14エリアから第55エリアまで破棄!!」

指示を出しながら下唇を噛む。

「残りES6機!!あっ!!初号機、動力源を壊されました!ダミープログラムも起動限界値です!」

「回収急いで!」

「了解、後退信号出します!」

スクリーンから初号機が後退する。

初号機が後退したため、残りは押されまくっている。

「くそっ!!」

席を立つ。

自分にできる事は何も無いが、それでもなにかしなければならない。

シンジは走り出した。初号機の回収された第五カタパルトへ。初号機に乗るために・・・・・・


明らかにこちらの劣勢ね・・・・・・・・・・

操縦桿を操縦しながら状況を少しでも確認する。

目の前では、光の珠が無数に繰り広げられている。

黒い宇宙が、凝集光砲や、弾幕の光で戦闘空域だけ黄色く光って見える。

守りきれるの?・・・・・・・・・・・・

一瞬、弱気な考えがでるが、すぐに振り払う。

守りきれるかじゃない、守りきる!・・・・・・・・・

操縦桿を力いっぱい前に倒す。限界のスピードギリギリまで出力を上げて戦闘空域へと向かう。

近づくにつれ、流れ弾が飛んでくる。

「うおぉぉぉぉりゃぁぁぁ!!」

パレットガンを前に放ちながら突進する。

ヒカリのエヴァと戦っていたエヴァにパレットガンの連射を浴びせる。

ダン!ダン!ダン!という音を立てながら徐々に着弾していく。

パレットガンを投げ捨て、マゴロク E ソードを鞘から抜く。

着弾の煙が取れると、エヴァは後ろに搭載されている羽で防御姿勢をとっていた。そのことを踏まえたうえでの射撃。あくまでも射撃は囮に過ぎない。

狙い道理に防御姿勢をとっているエヴァに突っ込み斬りつける。相手の羽を貫通しボディに軽く鮮血を残す。続けざまに蹴りを放ち、相手を後ろへ飛ばす。

怯んでるうちに肩からプログナイフを抜き、もう片方の手で握る。ブン、という音をたて、高振動粒子により青く発光する。

ずちゅっ,という音を立ててナイフが頭に突き刺さる。そのままナイフを握り、軸にし、マゴロク E ソードで横に両断する。

下半身が宙へ漂う。

上半身からナイフを抜き取り、ヒカリの方を見る。着弾が激しい。

ボディはぼろぼろで、もうそれほどまでの出力は出せないだろう・・・・・・・

「ヒカリ、大丈夫ですか?」

大丈夫じゃないことに気づきながらも、通常回線を使い連絡を取ってみる。

画面はホログラフだとダウンロード時間が長いのでサウンドオンリーにしてある。

「無理。もう30%以下の出力しか出せない。」

声だけが聞こえてくる。途中でジジジ・・・・・・という音が聞こえる。エントリープラグ内もかなりやばいようだ。

「わかりました。ヒカリはあたしの後方についてきて。無理に攻撃しないで回避に専念してください」

「わかったわ」

回線を切る。初号機が後退したため実質上三対三。鈴原たちは能力はあるが、まだパイロットになって日が浅いため苦戦しているだろう。

となると・・・・・・・・二対一・・・・・・・・2人を同時に相手にできる?・・・・・・・

先の戦闘でパレットガン残数残り100、それ以外は近距離専用の武器しかない。

どう考えても勝てる見込みは無いが、こうしてるうちに母艦はどんどん攻撃を食らっていく。

やるしかないの?・・・・・・・・・・・・

アスカは、操縦桿を前に倒した。


第五カタパルトへの道を全力で走る。

人口重力の戒めが体に負担をかける。

はぁはぁと息を切らしながらも進む足は止めない。

自分は馬鹿なことをしているのだろうか?自分なんかが初号機に乗るよりダミーにまかせといたほうが有効なのに・・・・・・・・・・

シンジは、自分の行動が間違っているともわかっていてもその足を進める。

ただ、後悔したくない。

第五カタパルトへ着くと、初号機が急ピッチで修復されているが、こんな短期間では何もできないだろう。

「マユミさん!」

組員に指示を出しているマユミに話し掛ける。

マユミはこちらを振り返った。

「どうしたのシンジ君」

つかつかとよってくる。

シンジは、膝に手をつきはぁはぁと息をしている。

「はぁ、はぁ、あの・・・・・・僕を初号機に乗せてください!」

「なにを言うかと思えば・・・・・・・・・・」

マユミは呆れ顔だ。

だが、シンジの真剣な表情を見て・・・・・・・・

「何故初号機にあなたを乗せなければならないの?」

マユミはシンジと同じ年だ。

まだ、顔にも幼さが残るが、それを感じさせないほど真剣な目で聞いてくる。

「それは・・・・・・・・・・」

「それは?」

一瞬、シンジは言葉に詰まる。自分が間違っているとわかっている自覚のためだ。

だが、後悔だけはしたくなかった。

「僕は・・・・・・・・・・・僕は!パイロットだからです!!」

「・・・・・・・・・・・・・」


「A,Tフィールド出力0!フィールド展開できません!!」

「くっ!」

ミサトは下唇を噛む。

ATフィールドが無くなれば全弾着弾してしまう。戦艦は搭載されているATフィールドが最終防衛線だ。

戦艦自体の装甲はそれほどまで強くされてはいない。

このままだと、後数十分も持たない。

「敵ESは?」

オペレーターの青葉に聞く。

「残り3!しかし、こちらも残り3です。ヒカリ機はすでに戦力にはなりません!」

「くっ、まさに絶対絶命ね・・・・・・・・・・」

目の前のスクリーンで繰り広げられている戦闘に目をやる。

トウジ機、ケンスケ機で一機。

アスカ機で、2機。

どちらも押されている。

「!!?エヴァ初号機が発進準備に入っています!!」

「なんですって!?」

回収し、修復も碌にしていない初号機がでることはないはずだ。

「確認して!」

マヤに確認を急がせる。

「確認できました!IDナンバー0083碇シンジです!!」

「回線繋いで!!」

「了解!回線繋ぎます!」

メインスクリーンの一角に、インターフェーズをつけたシンジが映る。

「シンジ君!今すぐ降りなさい!」

マイクに向かい叫ぶ。

「嫌です。僕は出撃します。マユミさん連射型ポジトロンライフルを出してください」

シンジは拒否し、マユミに武器の調達を頼む。

「わかってるの!?これは遊びじゃ・・・・・・・・・・」

「待ってください!」

マコトの声にミサトの声が掻き消される。

「モニターに見慣れない観測値が計測されました!これは・・・・・・・・・・シンクロ率です!!」

「!!!」

全員が驚きの表情だ。

シンクロ率、それはありえないことだ。

普通、エヴァは操縦桿を操作し操縦する。しかしシンクロ率が観測されたとなればもはや操縦桿は無用の長物となる。

シンクロ、エヴァとの神経接続。

人が手を動かすのには、能からの命令で動くが、それをそのまま人にではなくエヴァに送るため、まさに一心同体となるのだ。

ただ、これは普通の人には無理だ。人は五感という入力系、たとえば皮膚なら触れば暑いとかの情報入手。神経という出力系。これは普通体の中でしか働かないが、シンクロというのは、その入出力系が他にある。ということだ。

「まさか、シンジ君がニュータイプだとでもいうの?」

艦全体が大きく揺れた。

「くっ!日向君、発進させて!」

「しかし・・・・・・・」

「いいから!!」

マコトの抗議の声を遮り命令する。

「りょ、了解!!第五カタパルト開きます!!」

忙しく操作する。

「進路クリア、オールグリーン!!」

「第一拘束具から第三拘束具まで解除!!」

ミサトは、準備を確認してから、

「最終安全装置解除!エヴァ初号機発進!!」

叫ぶと同時に、エヴァ初号機が高速で発射された。


「エヴァ初号機発進!!」

ぐっ、と身構える。

リフトによる高速射出のため体にGがかかる。

乗ったときからなにか感覚が違った。

いや、加わった。

自分の神経が違うところに行ってるような・・・・・・・・・

本能的にそう思った。

ダン!とリフトをけり、力を付けて飛び立つ。

シンジはなんとなく、「力」みたいなものを感じるところへライフルを放った。

放った後すぐさま第二射目を装填し、向かった。


「右手に被弾!損傷率80%」

OSによりダメージの情報が来る。

「切断してください!後、これから損害報告はカット!」

OSに向かって叫ぶ。

「了解・・・・・・・・切断しました」

「くっ!」

必死に自分に向かって放たれた第二射目をかわした。

機体がダメージを受けるごとに自分にもダメージを受けることは無いが、これ以上の損傷は避けなければいけなかった。

OSがショート寸前だ。

機体は大まかに、右手、左手、右足、左足、胴体、頭の六種類に分けられる。このうちエントリープラグが入っているのは胴体。基本的にここを壊されない限り死ぬことは無いが、OSがいかれる。

機体のダメージは全てOSへ直結されている。つまりOSにもHP(体力)があり、このHPが0になったら機体は行動ができなくなる。

ちなみにMP(出力)があり基本的にHPが減るほどに軽減していく。これは機体の出力を100%としたときの値だ。

残り、HP2004、MP32%

次々に放たれるパレットガンをかわすが、MPが32%だったらぎりぎりでかわすのが精一杯。増してや2人掛りとなればもう、回避する以外に手を回したらやられてしまう。

2000、1908、1888、・・・・・・・・・

かすり傷程度がもう致命傷になりかねない。

手に汗が握る。今にも集中力が切れそうだ。

32,9、32,8、32,0、31,5、29,4・・・・・・・・・・・・・

MPが!?

OSのHP温存のため損害報告をカットしたのが裏目に出た。

動力源に被弾したらしい。

アスカの目の前には敵エヴァがロンギヌスの槍を持って迫ってきている。

やられる!!?

敵エヴァ目の前に来た瞬間、黄金色の光に飲み込まれた。

「!!?」

光の放たれた方向を見た。母艦のある位置だが、まさかこの位置までの超遠距離射撃はできまい。

誰だ?と辺りを見回すが、それらしき機体は無い。ケンスケ、トウジ機もちゃんと一機相手にしていてこちらに攻撃する暇は無さそうだ。

探している途中にまた、同じ場所からの第二射目が放たれた。黄金色の光が容赦なく敵エヴァを襲う。

だが、警戒していたためか、間一髪でかわしている。

敵エヴァは放たれた方角へ容赦なくパレットガンを放つ。

「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっ!!!」

回線を通して雄叫びが聞こえる。シンジの声だ。

自分が守ろうとしていた人の声だ。

シンジが助けに来たとわかったとき、アスカは嬉しかった。


素早く肩からプログナイフを抜き取り敵へ向かってなげる。

これも紙一重でかわされるが関係なかった。近づくための時間、何秒か稼げればよかった。

接近した状態で、至近距離からの射撃。その間わずか1.52秒。かわせるはずも無く光に飲み込まれ蒸発していった。

「大丈夫?アスカ」

シンジは通常回線を開き、アスカと連絡を取る。

「なんで?・・・・・・・・」

聞こえてくるのは疑問の声

「なんで助けたんですか?・・・・・・・・・・・」

「後悔したくないからだよ」

シンジは操縦桿を右へ倒す。

喋っていながらも敵の攻撃をかわすほど、今のシンジには余裕があった。

「とにかく、アスカは下がって」

そう言うと通信を切る。

右に避ける。

とにかく連射してる割には命中がいい。おそらくこの部隊の隊長機だろう。

だが所詮は一機、一人に集中攻撃をしているほどではまだ駄目だ。

敵エヴァは後ろからトウジとケンスケ機のエヴァの一斉射撃により倒された。

「助かったでぇ」

「助かったよ」

どうやら助かったようだ。

「2人とも大丈夫?」

「なんとかな」

「よかった、それじゃ、帰還しようか」

「せやな、あぁコーラ、コーラ」

「ふっ、紅茶伝説だな」

緊張が一気に解けたのか、雑談までするほどだ。

しかし、シンジはまだ緊張している。

嫌な感じがきえない・・・・・・・・・

出撃前に感じた「力」がまだ消えない。いやそれどころか大きくなっている。

考えすぎかな?きっと疲れてるんだ・・・・・・・・・・

この感じを疲れのせいにし、シンジも帰還しようと母艦へと向けた。


「敵機、全滅確認」

落ち着いた口調で答える。緊張が解けたのかもしれない。

「酷いものね・・・・・・・・」

「勝てただけでも幸いよ・・・・・・・・・日向君、損傷箇所を急いで調べさせて」

目の前のメインスクリーンでさえがたがきている。先ほどの戦いが勝てたというだけでも奇跡に等しいということを物語っている。

「確認終了。大破したところは、左舷凝集光砲、並びに右舷凝集光砲、102番から312番までの砲弾。11エリアから60エリア。小破が、第一カタパルトから第六カタパルトまでの全て・・・・・・・・・」

聞いてる限り、ほとんどが壊されている。幸いに動力源は壊されていなかった。動力源さえ残っていれば十分艦を動かせる。

「回収急いで、このままのスピードを保ち、修復のため第三新東京へ向かいます」

「了解・・・・・・・・・・あっ!こちらに接近する敵影発見!!」

航路修正をしていたマコトが偶然にも壊れかけのレーザーに反応する物体を見つけた。

「まだ来るの!?何機?」

「いや、それが・・・・・・・・・・・一機なことは一機なんですけど・・・・・・・・」

マコトはそれが間違いであって欲しいように、何度も何度も確認している。

「だから、なんなのよ!」

痺れを切らしたミサトが叫ぶ。

「認識番号0000、エヴァンゲリオン零号機・・・・・・・・・・紅い彗星です・・・・・・・」

全員に戦慄が走った。

 

 

 

続く  

 

 

第参話へ  

 


全然駄目駄目ですみません。と言いたい愚者の後書き。  

 

 

もう駄目だ・・・・・・・へたくそだな・・・・・・・・無理して戦闘シーン入れるんじゃなかった・・・・・・・次からは戦闘を避けながら戦闘していこう(???)

まぁ、次回で大体の設定編も終わるだろうし、まぁマシになってくるかなーーとか、見放さないで下さい。

それはそうと、ラブひな読んでてめっちゃいい言葉発見!!乙姫むつみの「4浪しようと、5浪しようと、自分の決めた目標に向かって頑張ってる時って楽しいじゃないですか」

感涙!!ほんとに、いい言葉だ・・・・・・・・・・自分の目標・・・・・・・・SS作家で大物になること・・・・・・よし!突き進むぞ!!

 

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<アスカ>第弐話が来たわ!
<某管理人>おおきに。ありがとうございます。
<アスカ>『天体観測』の第弐話よ。
<某管理人>戦闘シーン苦手や言うてはるけど、そうかなぁ?
<アスカ>河中様の目指しているところがアンタのそれより高いのよ!大体アンタこそ戦闘シーン描けないもんだから、いつも逃げてんじゃない!
<某管理人>は?戦闘シーンは毎回ちゃんと描いてるで。アスカ様が出てきはったら、いつも周囲は戦場と化して…ぐへっ!
<アスカ>この馬鹿!あ〜あ、これじゃコメントできないわね。もうシンジだったら、すぐ回復するのに。ホント、軟弱モノ。じゃ、私がコメントするわね!
 ターム様のサイトでご活躍の河中様から投稿第3弾が来ました!
 苦戦する私を助けにシンジが飛んできてくれたわ!私がわざと冷静に接してるのに、シンジはちゃ〜んと私の事を…。ふふふ。嬉しいわ。ふふふふふ…。

<レイ>もう出ないのね、私は
<アスカ>今、ぼそっと言ったの誰?そういえば、第壱話に出てきたアイツの姿が見えなかったわね。今の声、アイツじゃなかったっけ。それに最後の「認識番号0000、エヴァンゲリオン零号機・・・・・・・・・・紅い彗星です・・・・・・・」零って零よね。まさか、アイツなの?