20000HIT記念♪ う た た ね 〜 アスカ Ver. 〜
雅 |
アンタが追いかけてきてくれた公園で見た夕暮れの景色。
あのマンションから一緒に見た綺麗な月。
アタシがうたたねで数えるのは羊ではなくアンタとの思い出・・・・・。
暖かな日差しの中、少しずつ細める目の睫毛の向こう側に
逃げてばかりいた、記憶をいつものようにたどってみる。
あの時の出来事をなんと呼べばいいのかな・・・・・。
ただ想いだけで筆を進ませる、子供の描く絵のような日々。
その中で見つけた
アタシの遠い初恋。
光り輝く太陽が恋しくて、
何度も手を伸ばしてみても
輝く太陽はアタシの手からすりぬけ
ここが1番だと、青い空で輝いてる。
アタシはアンタと付き合うようになってからは
2人で一緒に料理を作るようになり、
掃除するようになって、
前よりも自分に自信を持った
綺麗な笑顔で、
アタシの中にやさしさを届けてくれている。
あの時の出来事は、
アタシとアンタを素直にさせて
2人の気持ちを語り合って
恋人としての日々を始めたんだよね。
「ほら、アスカもうそろそろ起きなよ。」
アタシをゆりおこす優しい声。
恋人同士になってから以前よりも
もっと優しい感じのするようになったと思う。
「うんぅ・・・・・・・・。」
あ・・・・・
いつのまにか膝の上にかけてくれてたアンタの毛布。
アンタのその 優しさがとってもうれしい。
「やっと起きたね、アスカ。
早く一緒に作らないと、夕食が遅れちゃうよ。
夕食遅くなって怒られるの僕なんだから。」
「ナニ言ってんのよ。
アンタを怒るのは当然でしょ!
それにそんなこと言ってる暇があるなら
さっさと夕食の準備をして来〜い!」
「わかったよ。
準備してるからアスカも早く来てよ。」
昔ならこのやり取りでアンタすぐ謝ってたけど、
今はアタシの言いたいことをきちんとわかってくれる。
アタシは思う。
遠い故郷を目指し
青い空を飛ぶ渡り鳥は
どんなに遠く離れてても
青い空を渡り
ここが1番と故郷へと戻っていくように
アタシは、アンタのいるここへ帰ってくる。
「アスカ〜早く来ないと
本当に夕食が遅くなっちゃうよ。」
アンタと一緒に笑い、暮らす日々。
それは紛れもなくアタシの愛する毎日だから。
「今すぐ行くわよー。
シンジ。」
end
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あとがき
まずジュン様20000HITおめでとうございます♪
すぐに20000HITがきて書けるかどうか不安でしたが書けてよかったです。(汗
今回の作品は初めて投稿した“うたたね“のアスカ嬢Ver.です。
前回の反省点を生かすことができず意味不明な点がありましたが、
なにはともあれ20000HIT後すぐに送れてよかったです。
そしてこんな作品でも最後まで読んでくださった皆様本当にありがとうございます。
これからもがんばっていくのでよろしくお願いします。
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<アスカ>雅様から、続けざまにSSを頂いたわ!20000HITのお祝いよ!
<某管理人>うわっ!デビュー作の掲載準備をしている最中に!ありがとうございます。
<アスカ>アンタみたいな弱小サイトが20000HITしてもらえるのも、雅様はじめ皆様のおかげよ!
<某管理人>へい、あちらこちらに足向けて眠れないもんやから、今日から立ち寝を…。
<アスカ>しなさいよ。ホントにしなさいよ!
<某管理人>す、すみません。北枕で寝てますんで、堺、和歌山方面の皆様には申し訳ございません.
デビュー作とは対になっているのよね。
私のシンジへの愛情をちゃんと描いてくれてアリガトね。
雅様、素晴らしい作品をありがとうございました!