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女が見ていた 角川文庫・初版 昭和50年8月30日 解説:中島河太郎 女が見ていた 本文346P ノンシリーズ長編。
この頃は事前情報などなかったから、この作品には金田一耕助が出てこないと知らずに読み進んでいた。だから読了後に物足りなさを覚えてしまったのだが、最初からそのつもりで読むと、逆に『迷路の花嫁』などよりすっきりしています。すっきりといえば、この表紙絵も帯がないとバランスの取れた絵なのですが、当時はHOTBOOK帯が付いていたので、サングラス部分だけが強調されて違和感があります。
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