※2010年のモデル
※2021年1月現在
約10年間、毎日2〜3回作動させ、フル回転してくれた食洗機。正直これに慣れてしまうと1日でも止まってしまうのがもうツライというワケです。
この食洗機、運転開始直後の給水ののち、庫内にミストが充満するのですが、そのミストが作られず、給水と排水を延々と繰り返し、まったく機能しくなりました。
説明書にはこの現象が出ると、食洗機用ではなく、従来の洗剤を使って泡が発生したから、そのような誤作動が起きるとありました。
しかし、そういった使い方は一切していません。
そこで、さらに深くネットで調べていくと、何となく原因がつかめてきました。
この症状による故障事例、比較的メジャーなようで水位センサーの汚れが一番の原因のようです。
食洗機の底面側から分解し、水位センサーを取り出し洗浄するのが一番の修理方法。
メーカーに頼むとパーツ代や交換工賃で約1万円以上費用がかかるようです。
買い替えも考えましたが、まずはダメ元で分解してみることにしました。
まずは大元の水栓をしっかりと閉じてください。もちろん電源やアースもコンセント等から外してしまいます。
その後、食洗機の後ろ側の給排水のホースを外します。排水側はホース止め金具をホースを外し、給水側はダイヤル部を回して外します。
次に、ゴム製のドレンの栓を抜くのですが、栓を抜くとここから水が排水されるので、シンクの上など、水が垂れても問題の無いところで行ないましょう。
ここまでで、下準備は完了。次は底面側を分解するので作業のスペースをしっかりと確保してください。
見えているネジをどんどん外していきます。
工具は長めのプラスドライバーが1本あれば、十分です。
↑このように奥底にネジがある箇所が数カ所あります。私は初めは短いドライバーを使っていましたが、途中で頓挫しました(笑)
底面の扉側のネジを外した段階でスイッチパネルが外れます。そのとき、スイッチパネルの下に隠しビスが存在します。それを含めて12本のネジを外せばOK。底面の樹脂パネルが外れます。
↑ちなみに12本のネジは長さが違うものもあるので、どこにどのネジがハマるか分かるようにしておくとベスト
ココで注意。前行程で外したドレンの栓ですが、これが付けっぱなしだと底面の樹脂パネルは外れません。排水の残り水が気にはなりますが、拭き取りながら作業を進めましょう。
水位センサーは中央部のホース止め金具が接続される樹脂製の白い筒状の機器。
こちらはネジ2本で留まっています。配線をよけながらネジを外していきましょう。
そして、水位センサーの外側にささるカプラーを慎重に外します
ちなみに水位センサー自体も大まかに上下のパーツから構成され、2本のネジで留まっています。それを外してください。
このように水アカ、脂汚れで覆われた状態で出てきます。※汚い画像でスミマセン…。
↑センサー作動部
↑筐体部
この目詰まりがいわゆるセンサー誤作動の原因。
キッチンペーパーや歯ブラシなのでひたすらキレイにしています。
ウチの場合、10年間放置ですので、かなり固着していて、正直すべてキレイに取り切れなかったです。
↑清掃後・センサー作動部
↑清掃後・筐体部
しかしながら、結果としてはそれでも全然OKでした。
キレイにした後、もと通り組んでいけばOK。
底面の樹脂パネルが組みにくかったり、スイッチパネルがしっかり組まれていないと、扉が開きにくかったりしますので、そこは注意深く作業します。
ちなみに、私は分解よりも底面の樹脂パネルが組み戻しに一番時間が掛かりました。根気よく作業しましょう!
↑写真内矢印部の配線が底面のカバーや排水口と噛んでしまうと上手く装着できません。しっかりと配線は奥へと配置しましょう。
ホース等もしっかりと戻し、水栓を開けば元通り、動作確認をすれば完了! 無事作動したので、久々に満足感のある作業となりました!
今回もいろいろなブログを参考にさせてもらいましたので、
ブックマークをさせて頂きます!
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