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白と黒 角川文庫・初版 昭和49年5月30日 解説:中島河太郎 本文525P 金田一耕助の第23長編。
表紙は2バージョン有ります。 (その壱) この<その壱>バージョンの方は、殺人現場のイメージをそのまま表現しています。ただあまりに直線的すぎて、<その弐>バージョンの妖しさには見劣りしてしまいます。
(その弐) 中学当時、この表紙はなんとなく怖かった。いやらしいというよりも、不健康さが満ち溢れていたからだろう。この小説自体が映像化しても何の面白さも出てこないような不思議な作品なのだが、この1枚の絵がこの作品を全て表現しているように思える。
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