(その壱)

 


(その弐)

 

扉の影の女

 角川文庫・初版 昭和50年10月30日 解説:中島河太郎

  扉の影の女           本文246P
  鏡が浦の殺人        本文100P
  

 金田一耕助の第24長編。
 金田一耕助のフラットを訪れた女性は、ハット・ピンで殺された女を発見したと告白する。被害者と仲が悪かったため容疑がかかることを畏れて逃げ出してしまったのだ。
 上記の表題作と中篇の『鏡が浦の殺人』の2作を収録。表題作は短編の『扉の中の女』を長編化したものです。

 

 表紙は2バージョン有ります。

(その壱)

 大きなむさ苦しい兄さんは、中○雅俊さんではなくてボクサーの銀ちゃんです。それでもって前の女の人は、彼の年上の彼女です。と、まあ、土曜ワイドの出演者紹介みたいな表紙です。それで変更になったのかな……?

(その弐)

 変更バージョンは作品イメージを巧く表現しています。どちらかというと、変更前の方が評判はよいのですが、この作品については<その弐>が圧倒的に人気があります。

 

 

 

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