『ねぇ、ママ。
今年のバレンタインデーはこんな程度だったけど、来年はちゃんと日本流でやり遂げてあげるんだから。
覚えておいてよね、この一年で絶対に彼を私に夢中にさせるの。
本当の戦いはこれからなのよ!』
2006.04.22 ジュン |
アスカ、ごめんなさい。
貴女があそこまで怒るとは思わなかった。
ごめんね、いくらエープリルフールといっても、よくない冗談だった。
物凄く反省してます。
許してくれるかしら。
ママ、こちらこそ、ごめんなさい。
あの一週間くらい前にエープリルフールの話題をしてたよね。
私は絶対騙されないって豪語してたから、ママもとっておきの嘘をついたんだもの。
完全に騙されちゃった。
泣きながら電話してるもんだから、シンジがおろおろしちゃって。
私、慰められちゃった。
その意味ではママに感謝してるの。
しゃくりあげてたから背中をよしよしって撫でられて。
今度、嘘泣きしてみようかな?
泣き虫アスカだったら、彼は好きになってくれるかも。
でも、やっぱりお願い。
ああいう冗談はこれからはやめてね。
お願いします、愛するママ。
マリアはすこぶる反省していた。
もちろん、彼女は面白がって嘘をついたわけではない。
エープリルフールにかこつけて、アスカがどれくらいハインツのことを思っているのか確認しようとしたのだ。
彼が死んだとか、浮気したとは例え嘘でもとんでもない。
そこでマリアはこう言った。
「私、キスされたの。ハインツじゃない男の人に」
この言葉を補完すると実に他愛もないことになる。
キスしたのは赤ん坊のカール君で、もちろん彼はハインツではない。
彼の遺伝子はたっぷり仕込まれているが。
だが、その前に話題にしていたのが世界的にヒットした映画だった。
その作品では愛する人がいながら別の男に肉体的な快感を覚えさせられた女がヒロイン。
当然、アスカはエキサイトしてそのヒロインを罵倒していたのだ。
その直後にマリアがそんな台詞を言ったものだから、アスカが仰天してしまったのだ。
マリアの嘘など聞いた事もなかったので、彼女は絶句して、電話口で泣き出した。
慌てて、嘘だ、エイプリルフールだと、マリアは謝ったのだが、アスカはひどく怒った。
ママなんて嫌い!と叫ばれた時には、この数年間に及ぶ二人の努力が無に帰したのかと胸が締め付けられた。
なんと馬鹿な嘘を言ってしまったのかと後悔した。
アスカが落ち着くまでのほんの3分ほどがいつまでも続くのではないかと感じたのである。
青ざめて涙目で僅かに身体を震わせて立っている彼女の姿を見ていたのは、ベビーベッドのカールだけ。
夫は会社、長男は学校に行っていたのが幸いだった。
電話の向こう、遥か極東の地で、ぐすんぐすんと鼻を鳴らしている娘の声と、
優しげな声音だが生憎とまったく意味のわからない日本語の少年の声が聞こえる。
お願い、アスカを宥めて。
まだ実際に会ったこともない碇シンジに彼女は縋った。
その人となりはアスカにたっぷりと聞かされていたのだから、そんな気持ちになるのは無理もない。
そして結果的にその祈りは叶えられた。
明らかに膨れ気味の声音のアスカが電話に出て、「ママの意地悪」とだけぼそりと言う。
その後、マリアは必死に謝罪し、アスカも「こっちこそごめんなさい」と返した。
これがエイプリルフールの顛末。
追伸、私も大きな嘘をついたの。
4月1日の夜。
シンジにおやすみを言ったあとに、思い切って言ってやったの。
アンタなんか大嫌い、世界一嫌いよって。
シンジは傷ついただろうか?
いや、似たようなことは別にこの日に限らず言われていることでもあるし、
何より今日は4月1日。
エイプリルフールなのだ。
アスカが本音で喋っているにしても、自分で脳内変換すればいい。
嘘をついているのだから正反対の「世界一好きだ」という意味にとればいいのだ。
そう思うことで幸せになれる。
アスカの真意はしっかり伝わっているのに、それが真意とは思われていない。
二人の心の微妙なすれ違いはまだしばらくは続く。
「アスカ、今日のお昼はどうする?」
「何でもいいっ!」
アスカは上ずった声で返事をした。
この日は4月7日。
3年生になってはじめての登校日になる。
そう、運命のクラス替えの日なのであった。
「じゃ、帰りに何か食べて帰ろうか。何がいい?ファーストフード?」
「任せるっ!」
彼女は鼻息も荒く、唇をへの字に結んだ。
テーブルに上がった朝ご飯はすべて平らげているのに、彼女はまだフォークを握りしめたままだ。
シンジの方は彼女がきれいに食べたハムエッグとサラダのお皿を回収し目下洗い物中。
二人の朝の時間は結構余裕がある。
6時にはシンジは目を覚まし、弁当の準備や洗濯を始めるからだ。
アスカの方はどうだろうか。
彼女が部屋から欠伸交じりに出てくるのは6時45分。
それからおもむろにお風呂場に向い、シャワーを浴びる。
朝にシャワーというのはドイツの習慣だから仕方がない。
だが彼女は日本の風習にも倣い、夜にはゆったりと湯船で身体を休めているのだ。
実に贅沢なことをしているのだが、シンジは何も言わない。
アスカの好きなようにさせているというのが9割方の理由。
残り1割は大好きな女性の風呂上りの姿を拝むことができるという、実に嘆かわしくもまた素直な想いからであった。
さて、今朝はアスカはお湯を使わなかった。
シャワーを浴びなかったという意味ではない。
お湯ではなく水だったのだ。
4月とはいえ、まだ少し冷える。
アスカは歯を食いしばってその冷たさに耐えた。
何故か。
親友洞木ヒカリに聞いたのである。
日本には思いを遂げるために水垢離という風習があると。
滝に打たれるのも良いと言われたが、その二つを合わせればさらにご利益が上がるのではないかと考えたのだ。
だから、シャワーを滝に見立ててアスカはその飛沫を全身に浴びた。
最初はシャワーのように立っていたが、お願いのポーズらしくするにはちゃんと座ったほうがよかろうとバスマットに正座する。
当然のことながらアスカは正座が苦手だ。
よくもまあこんな拷問のような座り方ができるものだと、彼女は日本人に呆れていたほどだ。
感心などするわけがない。
痛いものは痛いし、苦しいものは苦しいのだ。
だがしかし、ここはその拷問的な正座を彼女は選択した。
こういう場合は苦痛を伴う方がよく効く様な気がするからだ。
シンジと同じクラスにしてください。
そう念じながら、寒さに耐える。
この場合、主に祈るべきなのか、日本であることを考慮して仏様に縋るべきなのか。
考えていても寒いだけなので、アスカはありとあらゆる神様たちにお願いすることにした。
信仰心が足りないと非難される事は承知の上で彼女は祈った。
シンジと同じクラス、シンジと同じクラス、シンジと同じクラス、神様お願いします。仏様お願いします。
掌を合わせ、一心に祈る。
彼女の白い裸身に容赦なくシャワーは降り注いだ。
冷たい。背筋が勝手に震えてくる。
しかし、アスカは耐えた。
この苦しさ、辛さが願いを届けることになるのだと。
すっかり身体が冷え切ってしまってから、もうよかろうとシャワーを止めた。
そしてそこで考える。
この後、お湯を浴び直して良いものだかどうか。
アスカはぶるんと身体を震わせて、方針を決めた。
変なことをしてせっかくの祈りが届かなくては困るではないか。
ここは自力で身体を温めることにしよう、と。
ラジオ体操第一と第二をバスルームで無言で執り行うアスカの顔は真剣そのものだった。
いささかシュールな光景であったことは否めなかったが。
そのようにして、気合を入れまくり始業式に臨んだアスカだったが、
その結果はあっけないものだった。
2年から3年への進級について、本年度は組替えを実施しない。
アスカは呆然となった。
嬉しいことは間違いないのだが、拍子抜けしたのも事実。
帰りのハンバーガーショップで思わずシンジに愚痴を零してしまったのである。
「あ〜あ、まったく、また一年おんなじ顔と一緒なわけぇ?」
「はは、僕は嬉しいけど」
もっとはっきり言えばこの物語も早々に終わりを迎えるのだが、残念ながらシンジの一言はアスカに届いていない。
口の中でもごもごと言っただけだったから。
「へ?何か言った?」
今のが愛情を示す言葉だとアスカにわかるはずもない。
彼女は反論されたと思い込み、いつものように眉を顰めて彼を睨みつける。
当然そんな表情のアスカにはっきりと繰り返せるわけもなく、いつものように俯いて彼は話を変える。
「う、ううん、あ、アスカ、何にする?」
「アンタの奢りだったら、ゴージャスセット」
「うん、飲み物は?」
「馬鹿。普通のハンバーガーセットでいいわよ。飲み物はホットティーね」
「えっ、ホット?」
今日はかなり暖かい。
サードインパクト前よりは暦に応じてそれなりに気温は下がっているが、それでも今日は20度を越えている。
もちろん、みんなこれまで通りの制服。つまり、夏服を着用している。
「悪い?」
「あ、い、いや、じゃ、買ってくるから席取っといてよ」
「はっ、仕方ないわね」
アスカは吐き捨てるように言うと、いかにも面倒くさそうな足取りで2階への階段に向う。
ところがシンジの視界から外れたと確信するや、彼女は階段を一段飛ばしで駆け上がった。
そして、じろりとフロアを一望する。
二人の素晴らしいひとときに最適な場所はどこか。
他の人間に邪魔をされたくないし、自分よりは劣るもののまあ美人と言えそうな女性のいる席の近くは絶対に選ばない。
かと言って、ビジネスマンや暇そうな野郎どもの傍には座りたくない。
周囲の会話で煩いのはたまらないし、などと考えていたらテイクアウトにする以外にはないではないか。
アスカは適当なところで妥協することにした。
幼児二人に母親一人の席の隣。
反対側は壁だ。
願わくは幼児が泣き出したり騒いだりしないことを。
そんなことを祈っていたアスカは急に表情を変えた。
シンジの接近を察知したからだ。
「遅かったじゃない。待ちくたびれたわよ」
最近は面と向って悪罵を口にできなくなってしまった。
今もシンジの斜め右の壁に貼られていたポスターに顔は向いている。
『お待たせしません、まずはスマイルをどうぞ』
ここの制服を着たアイドルが微笑んでいる。
はんっ、シンジの方が可愛いわよっ。
異性であるシンジと比べられては彼女もかなわないが、まあアスカの視点だからよしとしよう。
アスカはその青い瞳をポスターからシンジへと移す。
ふふん、やっぱり、シンジの方がいいわっ。
「ごめんね、はい」
二人分のセットが乗ったトレイがテーブルに置かれる。
「待ってましたっ」
アスカは真っ先に自分の飲み物に手を伸ばした。
「ふわぁ、気持ちいい」
手元に置いた紙コップを両手で包み込み嘆息する。
そんな彼女をシンジは怪訝な表情で見る。
自分の飲み物はオレンジジュース。
少し汗ばむような陽気なんだからこっちの方が気持ちいいに決まっているではないか。
シンジはストローをコップに突っ込みずずっと啜った。
ああ、美味しい。
一気に1/3ほど飲んだので、氷同士がぶつかって軽く音を立てる。
「もうっ、そんな音させないでよっ」
アスカは肩をすぼめると慌ててホットティーに口をつける。
「ああ、あったまるぅ」
この一連の言動にシンジの疑惑は募った。
これはどう見ても風邪ではないのか?
「アスカ、風邪じゃないの?」
「はぁ?アンタ馬鹿ぁ?このアタシが風邪なんか…ひ、ひ、ひく…へっ!くしゅん」
くしゃみ一発。
アスカはヒカリたちに憧れていた。
くしゅん。
どうすればあんなに可愛いくしゃみができるのだろうか。
自分がくしゃみをする時には“くしゅん”の前に絶対に“へっ”か“はっ”が入ってしまうのだ。
寧ろシンジの方が彼女よりおとなしめなくしゃみをしている。
これではいけないとアスカは特訓したことがある。
誰もいない時間を見計らって、テイッシュで紙縒りを作って鼻の穴に突っ込む。
ふわぅっくしょんっ!
可愛くいこうと思っていたのに、いつもより派手なくしゃみをやらかしてしまった。
もしかすると、誰もいないから余計にそうなるのかもしれない。
こんなくしゃみをシンジに聞かれれば思い切り軽蔑されるに違いない。
それは拙い。拙すぎる。
彼女は机の上に秘蔵の写真を置いた。
ケンスケから没収したシンジの写真である。
その隣にはレイが写っていたのだが…もちろんケンスケはレイ狙い…、その部分はしっかり切り取られている。
アスカの隠し持っているシンジの写真の中でこの一枚が彼女は一番好きなのだ。
物凄くうっとりするような笑顔でカメラ目線ではなく他の何かを見ている。
その視線の先にいるのが少なくともレイではないことも彼女のお気に入りの原因のひとつだ。
撮影したケンスケでさえも、その時シンジが見ていたのはアスカであることなど知らない。
もしその事実を彼女が知ったなら、照れてしまって写真を凝視することなどできなかっただろう。
ともあれ、アスカは写真のシンジに微笑みかけた。
アタシ、がんばるからねっ。
彼女は紙縒りを突っ込んだ。
ひゃっくしょんっ!
「きゃああっ!」
アスカは絶叫した。
哀れ、アスカのたからものが彼女自身の唾液塗れ。
当然、それでも写真のシンジはにこやかに。
ごめんなさいを連発しながらアスカは清掃活動に勤しんだ。
結局、その日は特訓の成果はほとんど上がらず、
帰宅したシンジに心配されただけに終った。
紙縒りの挿しすぎで両方の鼻の穴にティッシュを詰めて憤然としているアスカを見たから。
理由を尋ねたら空になったティッシュケースが飛んできたので、もちろんそれ以上の詮索はしない。
シンジにとってアスカは謎の多い、愛しい人だった。
さて、アスカのくしゃみである。
それからも折を見て繰り広げられた特訓の効果が現れていた。
彼女の血と、汗と、唾液の成果である。
最初の一言を何とかすることは結果的にできなかった。
それは“はっ”とか“ひっ”とか“へっ”といった、言わばアスカのくしゃみにおける接頭語である。
この接頭語を抑えることはどうにもならなかったのだ。
だが、彼女の血と…(略)のおかげでくしゃみ本体の音はかなり軽減することができた。
言うなれば当社比30%という大幅な削減である。
もっとも肝心の当社比なる基本のくしゃみの音自体が世間の女子よりも200%大きいということには目を瞑っていただこう。
アスカがこれだけ頑張ったのだから。
ともあれ、アスカはくしゃみをした。
「へっ!くしゅん」
詳しく解説すると、接頭語に相当する“へっ”がシンジを驚かせるくらい大きくて、
続く“くしゅん”がなんとも可愛らしい音に留まった。
特訓をはじめて以来、シンジの前で初めてのくしゃみである。
その出来栄えに彼女はまず納得し、心の中でガッツポーズ。
「アスカ、風邪だよ。やっぱり」
「そ、そんなことな…な…、ひゃっ!くしゅん」
2度目の接頭語は“ひゃっ”だった。
これらの接頭語に法則は見受けられない。
いずれにしても、くしゃみ本体の音が小さいだけに、それらの接頭語は余計に注目を浴びる。
「ほら、絶対に風邪だよ。だから温かい飲み物が欲しかったんだよ」
「うっさいわね。ほっといてよ。アタシは…」
流れ出しそうになった鼻水をアスカは慌てて啜り上げた。
これは本当に風邪かもしれない。
思い当たる節は大いにある。
真っ裸で長い時間水を浴びていたのだから。
しかし、熱は出ていない。
「ちょっと、ごめんね」
シンジが手を伸ばしてきた。
アスカのおでこにその掌が接触した。
熱が出た。
ママ、私とっても幸せ。
あの日、熱がぐっと上がってさすがの私もベッドでうんうん唸ってただけ。
だけど、ずっとシンジが世話をしてくれていたみたい。
断片的にしか記憶がないんだけどね。
それが凄く残念。
でもでも、もし意識がしっかりしてたらきっと熱が上がりっぱなしになっていたかも。
ああ、見てみたかったなぁ。
シンジがどんな顔で私の看病をしていたかを。
面倒くさそうな顔だったら、私がっくりきちゃう。
たまには病気もいいかもね。
「あなた、アスカが風邪を引いたんですって」
「なにっ!」
まるで宇宙人が侵略してきたかのような勢いでハインツが振り返った。
血相が変わっているその表情にマリアは笑みを漏らした。
「大丈夫ですよ。彼に看病してもらって嬉しそうですし」
「おお、日本の医療は大丈夫なのか?変な薬など飲んでるんじゃないか?」
「あなたったら。日本は先進国ですよ。ただ、あそこはアロパシーがほとんどだったんじゃなかったかしら」
「なんだ、そのアロパシーって言うのはっ」
噛み付かんばかりに問い返してくる夫にマリアは説明した。
アロパシーは逆症療法で例えば熱が出ているのなら解熱薬、便秘には下剤と、出ている症状と反対の効果があるものを投薬する治療法だ、と。
その説明を聞いてハインツはああなるほどそのことかと頷いた。
そして、眉を顰めて…その顰め方がアスカそっくりだといつもマリアは思っていた…質問した。
「もしかすると、日本にはホメオパシーの考え方がないのか?」
「さあ、どうでしょう。少なくとも西洋医学の分野ではアロパシーが主流だって聞いてますよ」
「わかったっ!」
聞くなり家を飛び出していったその姿にアリアは笑い転げた。
おそらくホメオパシー薬剤を山のように購入してくるのだろう。
※ホメオパシー…類似療法と呼ばれ、例えば健康な人が服用すると発熱する類の薬を極微量投与し発熱を治療する方法。(作者註)
置き場に困るだろうが、それがアスカのハインツへの感情を和らげることに繋がるのだからまあいいだろう。
このことを面白おかしく手紙に綴らねば。
その月末。
アスカからの返事が来た。
ぎこちない父への感謝の言葉と、そして物騒なことが追伸で書かれていた。
追伸
ねえ、ママ。
私、看病したいの。
うんうん苦しんでいる彼を優しくいたわってあげるの。
でも、彼ったら健康そのもの。
華奢な感じなのに全然病気とかしないのよ。
そうだ、今度シンジにホメオパシーの発熱剤をこっそり飲ましてみようかしら。
いい考えだと思わない?
<おわり>
<あとがき>
ようやく当初の目論見どおりの長さにすることが出来ました。
でも、何となく欲求不満な私です(苦笑)。
来月は何の話にしましょうか。ゴールデンウィークかそれとも?
仕事が忙しくなかなか書く時間ができません。
だけど、がんばらねば…。
2月のお話(FEBRUAR 2016)
3月のお話(MAERZ 2016)
感想などいただければ、感激の至りです。作者=ジュンへのメールはこちらへ 掲示板も設置しました。掲示板はこちら |