金田一耕助最後の事件
病院坂の首縊りの家
角川書店<単行本> 初版 昭和53年2月28日 あとがき:横溝正史
病院坂の首縊りの家
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序詞
第一部 輪廻の章
暗中模索の章
第二部 転生の章
拾遺
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5P
117P
76P
212P
6P
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金田一耕助の第29長編。
東京麻布の病院坂。その名前の由来となった法眼病院は戦災で廃墟となっていた。隣接する空家の筈の日本家屋で執り行われた奇怪な結婚式。写真を依頼された写真師は新婦に近寄ることを許されなかった。その数日後、写真師はその場所で新郎の生首が風鈴のように天井からぶら下がっているのを発見した。 金田一耕助の最後の事件として、「野生時代」に昭和50年12月号から、なんと22回の長期連載となった作品。昭和28年の事件に始まり、昭和48年の事件で全てが解決する。連載終了から単行本化が待ちに待たれて、発売されています。
文庫本(第61巻・62巻)の表紙も凄くいいのですが、この単行本の表紙絵も私のお気に入りです。風鈴の眼もシュールでいいのですが、バックの坂の雰囲気と、血痕の付いた短冊の位置も見事です。
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