病院坂の首縊りの家 (下)
角川文庫・初版 昭和53年12月20日 解説:中島河太郎
病院坂の首縊りの家 下巻
第二部 転生の章
拾 遺
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本文377P
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金田一耕助の第29長編の下巻。
昭和28年の事件から20年。警視庁を退職して探偵社を営んでいる等々力元警部のもとを金田一耕助が訪れた。生首風鈴事件は時効が成立していたのだが、耕助には新たな事件の予感がするのだった。 金田一耕助の最後の事件として、「野生時代」に昭和50年12月号から、なんと22回の長期連載となった作品。下巻では昭和48年に起こった事件と全ての事件の解決を描いている。
上巻と下巻の表紙絵は対になっています。下巻の方は、セピア調で20年の時間経過を表現して、血痕も色褪せ、短冊も千切れてなくなっています。書店で並んで平積みされていた雰囲気がぴったりでした。
単行本の表紙はこちら。
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