SAVOとは?
■概 要
SAVOはアフリカの中央部ウガンダ共和国にて、ストリートチルドレンや孤児、極度に貧しい子どもなど、支援を必要としている子どもたちや青少年に対し、安心して健康に暮らせる環境や教育、将来の自立に役立つ技能を提供する活動を行う、非営利活動団体です。
活動は、もとストリートチルドレンと孤児だった2人のウガンダ人青年が立ち上げた、ウガンダ人によるウガンダ人のための自立的な活動です。日本人がアフリカで支援活動をおこなうのではなく、アフリカ人自身の活動を日本人がサポートする体制を、SAVOではとっています。
SAVOの正式名称は’Ssuubi ly'Abato Voluntary Organization’。Ssuubi ly'Abatoとは現地のことばルガンダ語で’子どもたちに希望を’という意味です。
※ルガンダ語はウガンダの主要言語の1つ。SAVOの活動地マサカやニェンドがあるウガンダ中南部で主に使われています。
■活動理念
すべての子どもたちや子どもたちを取り巻く家族・コミュニティが、社会的・経済的状況にかかわらず、等しく教育や保健衛生サービスを受けられる社会をつくるために、私たちは活動をしています。
適切な教育や保健衛生サービスは、子どもの健康を守り、貧困や路上生活、児童労働を防ぎ、子どもたちを将来の経済的な自立へと導きます。
■私たちのミッション
・路上で生活するなど、特に保護が必要な子どもたちの保護。
・子どもたちへの教育機会の提供。
・子どもたちやそのコミュニティへの保健衛生サービスの提供。
・子どもたちへの将来の自立に役立つ技能の習得機会の提供。
(スポーツ、アートから仕事ですぐに役立つビジネスの仕方まで、多様な技能が含まれます。)
・貧しいコミュニティにおける、貧困削減や健康改善活動の実施。
・HIV/エイズ感染拡大の防止に向けた教育活動。
・地域資源を活用したコミュニティ発展の支援。
・海外からのボランティアと、ウガンダの子どもや青年、コミュニティとの文化交流。
■沿革
・2005年 ストリートチルドレンに対するカウンセリングや教育活動開始
・2009年 SAVO活動開始
・2011年 政府によりCommunity Development Groupとして認証
・2012年12月 新しいSAVOホーム「One Family Children's Home」完成
・2014年 クラウドファンディング「ストリートチルドレン支援活動の自立を助けるバイクを贈りたい」
・2017〜18年 クラウドファンディング「親から放棄され希望を失った子どもたちに、学校を卒業させたい」