SAVOのFacebookページ
(英語)
SAVOの日常を知ることができます





お問い合わせはこちら
→お問い合わせ





2016年のニュース



2017年1月8日

住環境改善のためホームを改修

SAVOのホームにはこれまで天井がなく、部屋の中から屋根板が見えていました。しかしこの状態だと屋根と壁の隙間から蚊などの虫が入り、子どもたちの健康にとって問題がありました。

昨年6月と11〜12月、アメリカの方々のご支援により、天井の設置および内・外壁の塗装を行うことができ、ホームの住環境を大幅に改善することができました。


天井設置・室内壁塗装後

天井設置前
屋根と壁の間にすき間があった

塗装して真新しくなったホームの外壁


































2017年1月8日

水タンク設置により水汲みが不要に

これまで水道は引いているものの、度重なる断水によりいつも丘の下まで水を汲みに行かなければならなかったSAVOホーム。そこへ12月に水タンクを設置したことで、その負担を大きく減らせることになりました。

この水タンクは、樋により屋根を流れる雨水も集水できる上、水道が使える時は水道水も貯めることができる優れもの。設置費用を負担したのはアメリカ人の有志です。これまでスタッフや年長の子どもの大きな負担になっていた水汲み作業がなくなり、本当に助かっています。


完成後の水タンク
白い樋により屋根の水を集水する

タンク設置中の様子




















2017年1月8日

2人が小学校を、2人が高校を修了

2016年末、ホームで暮らしているマーグレット(14歳)とデイビッド(19歳)が小学校のカリキュラムを修了しました。デイビッドは周りの生徒よりだいぶ年上ながらも小学校に復帰し、努力の末小学校を終えることができました。

またホームでは暮らしていないものの、SAVOの支援を受けて高校に通っていたヴィオラとダニスも高校のカリキュラムを修了しました。

4人は現在、最終試験の結果待ち。無事合格すればそれぞれの学校を卒業します。


マーグレット

デイビッド(写真奥)




















2017年1月8日

医療プログラムを2016年7月より開始

昨年7月より、レバノン人のサミ医師とアメリカ人のハリー氏の支援により、医療プログラムを開始しました。これは、3か月に一度医師がホームを訪問し子どもの診察をするとともに、看護師がホームに常駐し、医学的な観点から子どものケアをするというものです

7月には医師による診察で5人の子どもが臍ヘルニアと診断され、9月にハリー氏の支援により4人が手術を受けました。

このプログラムにより、子どもの健康管理の質は飛躍的に向上しました。


看護師による手当の様子

2017年1月8日

ホームにパソコンとテレビを導入

昨年、日本およびアメリカの方の支援によりパソコン・プリンタとテレビをホームに導入することができました。子どもたちは多くの情報に触れることで、視野が広がると思いますし、パソコンはホームの運営に寄与しています。

ただしインターネットがまだ導入できていないことが課題です。導入には約3万円がかかります。子どもの教育のためにも、インターネット導入へのご支援をお願いします。


パソコンとプリンタ

ホームの壁に設置されたテレビ
















2016年10月23日

10月15日にユニセフ・チャリティバザーに出店しました

10月15日(土)、大阪の難波で開催された、大阪ユニセフ協会主催の「ユニセフ・チャリティバザーOCAT2016」にSAVOが出店しました。

今年はSAVOのホームで手作りした、チテンジというアフリカのカラフルな布で作ったヘアゴム、ウガンダ購入したカラフルな動物のぬいぐるみ、ウガンダ産のコーヒーや紅茶、シアバターなどを販売しました。多くの方が関心を寄せてくださり、売れ行きも上々でした。

お客様の中には毎年来て買ってくださる方もおり、嬉しく思うと共に、これからも買っていただけるよう、商品を改善し続けていかなければならないと強く思いました。

SAVOは今後も機会があれば、いろいろな場所のバザーに出店したいと考えています。
































2016年10月10日

18歳のダニエルが小学校に復帰しました

SAVOのホームで暮らす、元ストリートチルドレンのダニエルが、スポンサーからの支援を受け、今年から小学校に通い始めました。路上生活を卒業してから5年。彼は自分の年齢を気にせず、小学校で学ぶことを決意したのです。

SAVOホームで暮らす19歳のデイビッドも、今年の初めから学校に復帰しています。2人が学校で学び、近い将来自立した大人として生活できる日が来ることを願っています。




















2016年9月20日

10月15日(土)ユニセフ・チャリティバザーに参加します

今年も、大阪ユニセフ協会のご厚意により、同協会主催の「ユニセフ・チャリティバザーOCAT2016」に参加します。

今年は新しく、SAVOホームでつくったカラフルなヘアゴム等のクラフト類を販売します。JICAの青年海外協力隊に指導いただき製作したものです。ご期待ください。もちろん、毎年好評のウガンダ茶やウガンダコーヒーもありますし、天然の美容クリームとして人気が高いシアバターも販売します。

みなさまのご来場をお待ちしております!

日時:2016年10月15日(土) 10:00〜16:00
場所:大阪難波 なんばOCATビル地下1階、ポンテ広場
    (JR難波駅改札口からすぐ、地下鉄なんば駅、近鉄・阪神大阪難波駅から徒歩4分)

    地図はこちら




















2016年5月

レバノン人医師による医療プログラム開始

レバノン人のサミ医師とアメリカ人のハリーさんが5月29日にSAVOを来訪しました。サミ医師は6月より外科医になるためにアメリカに留学する予定であり、その直前の訪問となりました。2人には、SAVOの子どもやスタッフに対して健康チェックをしていただきました。

彼らは今後も継続してSAVOを支援する意向をお持ちであり、定期的に子どもの健康チェックをしたいとのことです。

















2016年5月

ダニエル、美容師に向かって奮闘中

SAVOホームで暮らしているダニエルが昨年、SAVOによ
る職業訓練の支援を受け美容技術を習得。現在は、ホー
ムまで来てくれるお客さんの髪のドレスアップを行ってい
ます。

彼は、「今は美容以外の仕事は考えていない。将来に向
けて美容のキャリアを積みたい」と語っています。現在、
自分自身の店をもつためにお金を貯めているとのこと。
将来が楽しみです。




















2016年5月

SAVOの代表モーゼスが自著を出版

SAVOの代表者、モーゼスが今年に入り、自身のこれまでの人生を綴った本『SILENT CRIES』(邦訳:静かな叫び)を出版しました。3歳の時に母親に見捨てられ、親戚の家を転々とし、ついにはストリートチルドレンになってしまう自身の少年時代、そしての活動を始めるに至った経緯や活動への思いなどが記されています。アメリカの支援者のサポートを得て出版に至りました。

現在は残念ながら英語版しかありませんが、いずれ日本語に翻訳したいと考えています。なお、モーゼスの経歴については、「創設者の経歴」に詳しく記していますので、興味のある方はご覧ください。


SILENT CRIES
There's no limit to what Love can do even if all we have
to give is so little....

『静かな叫び―我々が与えられる愛がたとえわずかであっても、愛
ができることは無限である』

アマゾンでKindle版を販売中
価格:\585



















2016年5月

JICAボランティアが来訪、クラフトづくりを指導

5月の週末に、JICA(国際協力機構)のボランティアがのホームを訪問し、絵画やブレスレットづくりをの子どもたちに教えました。昨年よりボランティアの方に絵を教えてもらうようになり、子どもたちの絵を描く技能は確実に上達しています。JICAのボランティアは今後もSAVOを訪問し、活動を手伝ってくれるとのことです。
































2016年2月

今年は15人が地域の小中学校に進学

今年はSAVOのホームから、13人が地域の小学校に(昨年と比較して5人増加)、2人が地域の中学校に通っています。子どもたちは学校で勉強できることを非常に喜んでおり、毎日元気に学校に行っています。

子ども1人が学校に行くのにかかる費用は、年間約4万円。(学費や教材費、制服代等)その資金はすべて支援者からの寄付でまかなっていますが、足らない状況が続いています。そこでSAVOでは「子ども教育サポーター」を募集しています。ご支援をよろしくお願いいたします。
















SAVOラーニングスクールも開講しており、小学校就学前児童が勉強をしています。【写真右】